Ъ に関わる諸事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:53 UTC 版)
ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。Ъ ロシア語では語頭に立たないため、元来大文字はない。 ロシア語旧正書法(1918年まで)では、硬子音で終わる単語の語末につけていたが、独立した音を持たなくなったため語末の Ъ は廃止される。 ブルガリア語旧正書法(1945年まで)では、子音で終わる男性名詞の語尾に付けられ、名詞の性を区別できた(女性名詞はЬ。ただし、ともに発音されず、Ьも軟子音化しなかった)。 ブルガリア語・ロシア語以外の現代のスラヴ語では用いられない。なお、ウクライナ語やベラルーシ語では、ロシア語のЪに相当する直前の子音と直後の母音を分ける記号としてアポストロフィー ( ’ ) が用いられる。
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