μCOM-87, μCOM-87AD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 18:48 UTC 版)
「μCOMシリーズ」の記事における「μCOM-87, μCOM-87AD」の解説
μCOM-87(μPD7800など)、μCOM-87AD(μPD7810など)は、日本電気オリジナルの8ビット・マイクロコントローラである。μCOM-87ADはμCOM-87にA/D変換機能が追加されている。64ピン・パッケージ。レジスタ構成は、A,V,B,C,D,E,H,Lの8本を1組として2組持っていた。Vレジスタはワーキング・メモリ領域として使うアドレスの上位8ビットを格納するベクタ・レジスタとなっており、現在の78Kシリーズでは固定しているショート・アドレス空間(saddr領域)を自在に配置できた。Vレジスタを削除し、レジスタ構成を7本1組だけにしたサブセット品としてμPD7805,μPD7806もあった。μPD7807以降ではALUが16ビットに拡張され、16ビット演算用にEAレジスタが追加されている。 このシリーズのパッケージとしてQUIP(QUAD-INLINE-PACKAGE)と呼ばれる独特の物があった。1.27mmピッチでモールドから出ているリードを1本ごとに折り曲げる箇所を変えることにより、2.54mmピッチのリード4列の形状となっていた。パッケージ・ボディが小さい割りに多ピンで、ピンピッチが広く実装しやすかったのが好評だったようで、1990年代の87ADシリーズの終焉期においても生産が続いた。
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