EDEN (マッグガーデン)
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ナビゲーションに移動 検索に移動URL | http://comic.mag-garden.co.jp/eden/ |
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言語 | 日本語 |
タイプ | ウェブコミック誌 |
運営者 | マッグガーデン |
登録 | 不要 |
開始 | 2009年9月18日 |
現在 | 運営中 |
2014年1月16日には季刊刊行予定のコミックマガジン『EDEN』として、紙媒体での発行も開始された。掲載作品はウェブサイトで発表された作品の再掲載ではなく、全て新作描き下ろしである。
概要
マッグガーデンが運営する初のウェブコミック誌として、2009年9月18日に開設された[1]。当初はYahoo! JAPANのコンテンツの1つであったYahoo!コミックにて配信されていたが、現在は主に自社サイトにて配信中である。2014年1月14日にはウェブコミック誌を母体とした紙媒体版の発行も開始された[2]。なおこれ以降は基本的にウェブコミック誌の『EDEN』について記述する。紙媒体版の詳細は#コミックマガジンを参照。
掲載作品はほぼ連載作品で占められており、前述した紙媒体版にも一部作品の番外編が掲載されている。また現在はコミックエッセイ作品の掲載が特徴の1つとなっているが、掲載作品に占める割合はそれほど高くなく様々なジャンルの作品が掲載されている。ただしマッグガーデンから発行されているコミックエッセイ作品の殆どは本誌にて発表されたものである[3]。
Yahoo!コミック時代
2008年4月15日から9月30日にかけて募集[4]された漫画賞『プロダクションI.G×マッグガーデンコミック大賞』の入賞者による作品と、東映アニメーションが企画したオリジナル漫画作品を主に掲載する場として、2009年9月18日にYahoo! JAPANの電子書籍配信サイト・Yahoo!コミック内の無料マガジンコーナーにて『EDEN&ブレイドコミックアーカイブ』の名称で開設[1]。当初はウェブオリジナル漫画とノベルを配信する『EDEN』と、『月刊コミックブレイド』掲載作品[注 1]を再配信する『ブレイドコミックアーカイブ』の2つのコンテンツから成り立っていた[1]。しかし配信開始から約1年が経過した2010年10月8日にコンテンツの1つ『ブレイドコミックアーカイブ』が廃止となり、誌名自体が『EDEN』へと変更された。なおノベル作品に関しては配信開始時から連載されていた3作品以外は掲載されておらず、現在は連載されていない。
『EDEN』という誌名の由来は「Everybody Delightful Entertainment Network」の頭文字である[5]。またこの時期に、『MG×TA マッグガーデン×東映アニメーションプロジェクト』作品として連載作品の「農業ムスメ!」(神楽みのり)と「ケツ犬」(ライフスタイル角田)がアニメ化された。
1回目のリニューアル
その後2011年5月10日にマッグガーデンのウェブコミックを全て統括するウェブサイト・マッグガーデン・コミック・オンラインがオープンし、取り込まれる形でリニューアル[6]。これにより新たにマッグガーデン・コミック・オンラインにて『WEBコミック EDEN』として配信がスタートしたため、Yahoo!コミック無料マガジンコーナー『EDEN』を含め合計2箇所で配信される事となった。掲載作品は基本的に共通であり、各話の配信開始日はマッグガーデン・コミック・オンライン『WEBコミック EDEN』の方が早い。しかし2箇所共にそれぞれ片方でしか読む事の出来ない連載作品が存在するなど、Yahoo!コミック側での購読者が減らないような工夫がなされた。
この頃からキャッチフレーズとして「食べて、笑って、恋するWEBコミック誌――。」が使用されたが[7]、3回目のリニューアルの頃から使われていない。またコミックエッセイ作品の掲載が始まった。
2回目のリニューアル
さらに2011年11月1日、Yahoo!コミックがYahoo!ブックストアへとリニューアル[8]。11月11日にはYahoo!ブックストア内の無料マガジンコーナーに『スマイルEDEN』が開設され、Yahoo!コミック内『EDEN』で独占配信されていたギャグ漫画作品の「ウチとオカン。」「猫ラーメン物語 子猫のトーマス」「なんとかやってます。」とアンコール配信の再連載作品が移籍した。これによりメインの配信場所は、マッグガーデン・コミック・オンライン『WEBコミック EDEN』・Yahoo!ブックストア無料マガジンコーナー『EDEN』&『スマイルEDEN』の3箇所での配信へと移行している。3箇所になってからもそれぞれのサイトでしか読むことの出来ない連載作品が存在するが、Yahoo!ブックストアでの独占配信作品はマッグガーデンのウェブサイトでは紹介されていない。また2011年12月12日からはニワンゴが運営するウェブサイト・ニコニコ静画にて一部作品の第1話からの無料再配信が開始したが[9]、2013年6月15日配信号にて定期配信が終了した。
3回目のリニューアル
2012年6月1日にはマッグガーデン・コミック・オンラインがリニューアル。このリニューアルでは全体的に大きな変更は無かったものの、1回目のリニューアルの際に消滅して以来存在していなかった公式サイトが再開設された[10]。また「甘美男子」がマッグガーデンが運営するウェブコミック誌『WEBコミック Beat's』へ移籍した他、「ハイレグパンダ」もマッグガーデン・コミック・オンライン『WEBコミック EDEN』のラインナップから外れ、同ウェブサイトのトップページからのみ配信ページへのリンクが貼られる形態へと変更になっている(いずれの作品もYahoo!ブックストア『EDEN』では変わらず配信された)。2013年2月14日からは、ピクシブが運営するウェブサイト・pixivコミックにおいても一部作品の第1話からの再録配信が開始された[11]。このpixivコミックとはコラボレーション企画として『デビュー即連載! EDEN新人コンペ』を2013年9月2日から10月31日まで開催した。
なお、この頃から誌名である『EDEN』の由来が「enjoy delightful entertainment network」となった[12]。またコミックエッセイ作品を対象とした新人賞『MAGコミックエッセイガーデン大賞』が始まり[13]、第1回の大賞作品である「アシ妻物語」が本誌での連載を開始している[14]。
紙媒体版の発行開始
2014年1月14日には『WEBコミック EDEN』を母体とした紙媒体の季刊刊行予定コミックマガジン『EDEN』が刊行開始[2]。掲載作品は全て新作描き下ろしで、『WEBコミック EDEN』連載作品の番外編も掲載されている。紙媒体版の詳細は#コミックマガジンを参照。
なおこの刊行開始に合わせて公式サイトがリニューアルされ、誌名である『EDEN』の由来が「Emotional! Dramatic! Exciting! Narrativity!」へと再度変更された。
4回目のリニューアル
2015年12月25日、マッグガーデン・コミック・オンラインがMAGCOMIにリニューアル[15]。『EDEN』の名はレーベルという形になった。
2016年9月10日には掲載作品である「にがくてあまい」(小林ユミヲ)の実写映画が公開された[16]。2018年8月24日には掲載作品であった「珈琲いかがでしょう」(コナリミサト)が、同年9月7日には「むすんでひらいて」(水瀬マユ)が、Production I.G運営のアニメアプリ『アニメBeans』にてアニメ化された[17]。
2019年現在、『月刊コミックガーデン』連載中の村野真朱・依田温の「琥珀の夢で酔いましょう」は、MAGCOMIでの配信レーベル区分上はEDENとされている。
配信概要(現在)
メインで配信されているMAGCOMI及びYahoo!ブックストアの配信に関する概要を記載する。
MAGCOMI
会員登録不要で全ての掲載作品を無料で閲覧可能。配信方法はAdobe Flash Playerの最新バージョンがインストールされていれば、特にビューワをダウンロードする必要は無い。パソコンではWindowsユーザーのみならずMacユーザーにも対応している[18]。毎月5の倍数の日に更新され、その内『EDEN』レーベルの作品は5日と20日に更新される[注 2]。なお無料閲覧可能期間はバックナンバー1回分までであるが、第1話に関しては配信終了期間が定められていない。
また2012年6月30日からはスマートフォンでの閲覧に対応した。当初は無料アプリのactibookが必要であったが、MAGCOMIにリニューアルされてからはactibookを用いずとも購読できる形に完全移行した。タブレット端末での閲覧にも対応している。
Yahoo!ブックストア
会員登録不要で全ての掲載作品を無料で閲覧可能。配信方法はYahoo!ブックストア共用無料アプリであるYahoo!ブックストアビューアーを使用している。当初はMacユーザーに対応していなかったが、現在は対応しYahoo!コミック時代より購読可能のウェブブラウザも多い[19]。また、一部のスマートフォン・タブレット端末にも対応しパソコン以外でも購読可能である。『EDEN』は毎月第2・第4金曜日、『スマイルEDEN』は毎月第4金曜日に更新され、配信された話数には無料閲覧可能期間が設定されている。無料閲覧可能期間は配信開始日から2回後の更新日までであるが、第1話に関しては配信終了期間が定められていない。
注釈
- ^ ただし「新撰組異聞PEACE MAKER」と「魔探偵ロキ」の2作品は『月刊少年ガンガン』掲載作品である。詳細はエニックスお家騒動を参照。
- ^ 更新日が土日祝日の場合は、その前日か次の平日に更新される。
- ^ 詳細はDigital Object Readerを参照。
- ^ 前述の『プロダクションI.G×マッグガーデンコミック大賞』漫画部門に入賞した読み切り3作品を、前編・後編に分けて順次配信した。
- ^ 第1話のみ「委員会(仮)」のタイトル。
- ^ 加筆修正を加えた上で第1話から第3話までの限定再掲載。コミPo!を使用した作品。
- ^ ただし移籍後も、Yahoo!ブックストア『EDEN』では出張掲載という形で連載が続けられていた。
- ^ 加筆修正を加えた上で第1話からの再録連載。なお『アオハル』掲載時は読みきり作品。
- ^ 第37話以降は掲載日が決まり次第アナウンスするとされていたが、MAGCOMIへのリニューアルと共に連載終了となった。
- ^ 連載終了後の2015年6月22日に、コミックマガジン『EDEN』Vol.1掲載の番外編「たちばなし四姉妹」を再録配信。
- ^ 加筆修正を加えた上で第1話からの再録連載。なお『月刊コミックゲートアッシュ』連載時のタイトルは「Gajumaru」。
- ^ 2012年4月5日配信分までは『WEBコミック EDEN』にて連載し、同年6月5日配信分よりトップページへ移動。
- ^ 一部媒体では〈EDENコミックス〉(EDEN COMICS)とも表記される。
出典
- ^ a b c “マッグガーデン、Yahoo!コミックでウェブマガジン開始 - コミックナタリー”. ナタリー. ナターシャ (2009年9月18日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ a b c d “EDENが紙の作品集を創刊、青木俊直・日下直子ら21名参加 - コミックナタリー”. ナタリー. ナターシャ (2013年12月25日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ “コミックス,コミックエッセイ”. MAG Garden Online Store. マッグガーデン. 2014年2月9日閲覧。
- ^ “I.G×マッグガーデンが賞金500万円のコミック大賞 開催”. アニメ!アニメ!. イード (2008年4月15日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “マッグガーデンがWebコミック創刊 Yahoo!コミックで”. アニメ!アニメ!. イード (2009年9月18日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “EDENリニューアル&各タイトル最新話配信開始!”. EDEN編集部BLOG. マッグガーデン (2011年5月10日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “「たまゆら」ほかアニメ原作や噂の漫画が無料で読める!”. ニコニコインフォ. ニワンゴ (2011年12月13日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “EPUB採用の総合電子書籍サービス「Yahoo!ブックストア」公開”. Yahoo! JAPAN - プレスルーム. ヤフー (2011年11月2日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “ニコニコ静画にて【WEBコミックEDEN01】配信開始!”. エデン編集部BLOG. マッグガーデン (2011年12月13日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “エデン公式サイトオープン”. エデン編集部BLOG. マッグガーデン (2012年6月8日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “Twitter / EDEN_editor: 本日よりpixivコミックでもエデン作品の配信が始まりました ...”. エデン編集部 (@EDEN_editor) - Twitter. マッグガーデン (2013年2月14日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “【更新情報】エデン10月5日号公開中!!”. エデン編集部BLOG. マッグガーデン (2012年10月5日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “Twitter / EDEN_editor: 【第1回MAGコミックエッセイガーデン大賞】ただいまコミック ...”. エデン編集部 (@EDEN_editor) - Twitter. マッグガーデン (2012年9月20日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “【更新情報】エデン11月5日号公開中!!”. エデン編集部BLOG. マッグガーデン (2012年11月5日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “Twitter / MAGCOMI_: 2015年12月25日マッグガーデンの無料コミックサイト ...”. MAGCOMI マグコミ (@MAGCOMI_) - Twitter. マッグガーデン (2015年12月17日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “映画「にがくてあまい」淵上泰史や真剣佑も登場、SUはゲイのヤッさん役 - コミックナタリー”. ナタリー. ナターシャ (2016年5月3日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ “コナリミサト「珈琲いかがでしょう」タテアニメ化、原作ファンの斉藤壮馬が主演 - コミックナタリー”. ナタリー. ナターシャ (2018年8月24日). 2018年9月2日閲覧。
- ^ “マンガの読み方・動作環境”. MAGCOMI(マグコミ). マッグガーデン. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “Yahoo!ブックストア ヘルプ - 推奨環境”. Yahoo! JAPAN ヘルプセンター. ヤフー. 2014年2月9日閲覧。
- ^ “コミックマガジン『EDEN』創刊のお知らせ”. EDEN編集部ブログ. マッグガーデン (2013年10月11日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “第146回放送:『コミックマガジンEDENにおける特別漫学』”. Nちゃんねる(仮) 漫学. ライツコーポレーション (2014年1月16日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “発売カレンダー”. 株式会社マッグガーデン. マッグガーデン. 2014年2月9日閲覧。
- 1 EDEN (マッグガーデン)とは
- 2 EDEN (マッグガーデン)の概要
- 3 配信概要(過去)
- 4 コミックマガジン
- 5 単行本
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