2001-2002シーズンのNBA
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2001-2002シーズンのNBA | ||
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ロサンゼルス・レイカーズ | ||
期間 | 2001年10月30日-2002年6月12日 | |
TV 放送 | TNT, ESPN, NBA TV, TBS | |
観客動員数 | 20,173,995人 | |
サラリーキャップ | 4250万ドル | |
平均サラリー | 450万ドル | |
ドラフト | ||
レギュラーシーズン | ||
トップシード | サクラメント・キングス | |
MVP | ティム・ダンカン | |
スタッツリーダー | ||
得点 | アレン・アイバーソン | |
チーム平均得点 | 95.5得点 | |
プレーオフ | ||
イースタン 優勝 | ニュージャージー・ネッツ | |
ボストン・セルティックス | ||
ファイナル | ||
チャンピオン | ロサンゼルス・レイカーズ | |
ファイナルMVP | シャキール・オニール | |
<2000-01 |
シーズン前
ドラフト
クワミ・ブラウンが高卒選手としては初めて全体1位指名(ワシントン・ウィザーズの指名)を受けたことが話題となった。
タイソン・チャンドラー(2位)、パウ・ガソル(3位)、ジョー・ジョンソン(10位)、ザック・ランドルフ(19位)、ジェラルド・ウォーレス(25位)、トニー・パーカー(28位)、ギルバート・アリーナス(31位)、メメット・オカー(38位)ら8人のオールスターを輩出した他、エディー・カリー(4位)、ジェイソン・リチャードソン(5位)、シェーン・バティエ(6位)、サガナ・ジョップ(8位)、ウラジミール・ラドマノビッチ(12位)、リチャード・ジェファーソン(13位)、トロイ・マーフィー(14位)、スティーブン・ハンター(15位)、ジェイソン・コリンズ(18位)、ブレンダン・ヘイウッド(20位)、サミュエル・ダレンバート(26位)、ジャマール・ティンズリー(27位)、トレントン・ハッセル(30位)、ブライアン・スカラブリニ(34位)、アール・ワトソン(40位)、ボビー・シモンズ(42位)、ローレン・ウッズ(46位)、ジャロン・コリンズ(53位)などがNBA入りを果たした。
また、ドラフト外選手にはカルロス・アローヨ、チャーリー・ベル、モーリス・エバンス、アンドレス・ノシオニなどの選手がいる。
詳細は2001年のNBAドラフトを参照
主な移籍
チーム | 獲得(移籍元) | 放出(移籍先) |
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メンフィス・グリズリーズ | ジェイソン・ウィリアムス (SAC) | マイク・ビビー (SAC)
シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム (ATL) |
ワシントン・ウィザーズ | マイケル・ジョーダン (現役復帰) | |
ニュージャージー・ネッツ | ジェイソン・キッド (PHO) | ステフォン・マーブリー (PHO) |
マイアミ・ヒート | ティム・ハーダウェイ (DAL)
ダン・マーリー (PHO) | |
サンアントニオ・スパーズ | ブルース・ボウエン (MIA) | デレック・アンダーソン (POR) |
シカゴ・ブルズ | タイソン・チャンドラー (LAC・新人) | エルトン・ブランド (LAC) |
トロント・ラプターズ | アキーム・オラジュワン (HOU) | チャールズ・オークリー (CHI) |
フィラデルフィア・76ers | デリック・コールマン (CHH) | タイロン・ヒル (CLE) |
オーランド・マジック | パトリック・ユーイング (SEA) | |
デトロイト・ピストンズ | クリフォード・ロビンソン (PHO) |
- 1998年にシカゴ・ブルズから現役引退し、その後ワシントン・ウィザーズのフロント職に就いていたマイケル・ジョーダンが、不振が続くチームを救うべく2度目の現役復帰を果たす。
- 最も大きく動いたのは本拠地を移転したメンフィス・グリズリーズで、中心選手だったシャリーフ・アブドゥル=ラヒームやマイク・ビビーを放出し、ジェイソン・ウィリアムスやルーキーのパウ・ガソルを獲得。
- 前季に妻への暴行事件を起こし批判を浴びたフェニックス・サンズ所属のジェイソン・キッドはトレードに出され、ステフォン・マーブリーとの交換でニュージャージー・ネッツに移籍した。
- ヒューストン・ロケッツのフランチャイズプレイヤー、アキーム・オラジュワンが在籍18年目にしてトレードに出される。
- マイアミ・ヒートはティム・ハーダウェイを始めとする中心選手を次々と放出。
- シカゴ・ブルズは再建の柱として期待されていたエルトン・ブランドを高卒ルーキーのタイソン・チャンドラーらとの交換でロサンゼルス・クリッパーズにトレードした。
その他
- カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー市に本拠地を置くグリズリーズが、アメリカのテネシー州メンフィス市に本拠地を移し、チーム名をメンフィス・グリズリーズに改称した。
- NBAの試合内容を大きく変えるルール改正が行われる。NBA独自のルールであったイリーガルディフェンスが廃止され、ゾーンディフェンスが解禁された。
レギュラーシーズン
オールスター
- 開催日:2月10日
- 開催地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
- オールスターゲーム ウエスト 135-120 イースト MVP:コービー・ブライアント (ロサンゼルス・レイカーズ)
※MVPを受賞したコービー・ブライアントは地元フィラデルフィア出身であったにもかかわらず、前季のファイナルでレイカーズが地元チーム76ersを破っているため、会場からブーイングを受けた。
- ルーキーチャレンジ ルーキー 103-97 ソフォモア MVP:ジェイソン・リチャードソン (ゴールデンステート・ウォリアーズ)
- ダンクコンテスト優勝:ジェイソン・リチャードソン (ゴールデンステート・ウォリアーズ)
- スリーポイントコンテスト優勝:ペジャ・ストヤコヴィッチ (サクラメント・キングス)
シーズン中の移籍
- ダラス・マーベリックスとデンバー・ナゲッツの間でトレードが行われ、マーベリックスはニック・ヴァン・エクセル、リーフ・ラフレンツらを、ナゲッツはジュワン・ハワード、ティム・ハーダウェイらを獲得した。
- シカゴ・ブルズとインディアナ・ペイサーズの間でトレードが行われ、ブルズはジェイレン・ローズらを、ペイサーズはロン・アーテスト、ブラッド・ミラーらを獲得。
- ボストン・セルティックスとフェニックス・サンズの間でトレードが行われ、セルティクスはロドニー・ロジャーズらを、サンズはジョー・ジョンソンらを獲得した。
- ゴールデンステート・ウォリアーズのマーク・ジャクソンはミネソタ・ティンバーウルブズに移籍。
- フェニックス・サンズはオーランド・マジック、ロサンゼルス・クリッパーズとの三角トレードでボー・アウトローを獲得。
その他
- ダラス・マーベリックスのマーク・キューバンオーナーが、審判に向かって暴言を繰り返したとしてNBA史上最高額となる50万ドルの罰金を科せられた。
- ユタ・ジャズ所属のカール・マローンが34000得点を達成。
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