鷲崎健
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人物紹介
来歴
兵庫県神戸市東灘区御影石町出身[2]。神港学園神港高等学校卒業、大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退[1]。大学は推薦入試で合格[3]。大学時代はマスコミ研究会に所属し、後輩だった伊福部崇と知り合う。伊福部と共同しラジオネーム「ポアロ」名義で『伊集院光 深夜の馬鹿力』の「輝け! 紅白電波歌合戦」コーナーへの投稿などをする。
NEWSと言うお笑いの芸能事務所に所属し、周りがコンビ芸人ばかりであった為に自分たちもコンビ名が欲しい言うことでユニット「ポアロ」を結成。事務所が東京に移転する事になり合わせて上京する。その後、POAROとしてソルト、ライトニングスカーレットを経て、アトミックモンキーへ所属。
文化放送がBSQRを立ち上げる際、放送作家としてデビューしていた相方の伊福部が、タレントよりギャラが安く、権利に関係なく使えギターを弾ける鷲崎を自身が関わる番組に呼ぶようになった。初めて出演したのは『小野坂・伊福部のUNHAPPY』で、「CDを作る」という番組コンセプトに合わせてギター演奏を披露し、「T・G(健君のギター)」という名前で呼ばれていた。その後、『榎本温子のらじお・む〜』、『SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン』、『はぴぱら』等にゲスト出演なども行った。
2003年に『浅野真澄のスパラジ!』のアシスタントとして初めて正式にレギュラー出演を果たす。浅野1人では心許無いのとタレントを呼ぶ金が無いと言う理由であった。2004年には文化放送 A&Gゾーンの看板番組である『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』のパーソナリティに抜擢されたことで知名度が上がった。その後『アニスパ!』におけるトークの才能が評価され、他のラジオ番組のパーソナリティやアニメ関連イベントの司会業も行うようになった。
2007年には初めての冠番組『Voice of A&G Digital 鷲崎健の超ラジ!』がスタート。その後、『鷲崎健の2h』、『鷲崎健のTHE CATCH』と、リニューアルしながら2016年3月まで続いた。
2008年に、初のソロアルバム『Silly Walker』をリリースする。2010年5月12日、『SINGER SONG LIAR』をリリース。オリコンランキングでウィークリー22位、デイリーでは9位を記録。またインディーズアルバムランキングでは週間ランキングで1位を獲得した。
2010年5月24日、ダイナマイト関西の派生イベント「D関無双」に参加。サバイバル二回戦において優勝をする。最後はPOAROの相方の伊福部との一騎討ちだった。
現在は文化放送やドワンゴ提供のコンテンツ、アニメ関連イベントの司会業を中心に活躍中。また近年では自身の音楽知識を活かしアーティストとのトークも行っている。
文化放送で放送されていた『吉田照美 飛べ!サルバドール』においては、パーソナリティの吉田照美が休暇した2014年10月3日、2015年10月9日にピンチヒッターとして出演した過去があるなどアニメ関連以外の番組出演もある。
2015年2月1日、クラウドファンディングによる「鷲崎健 4thアルバム&1stワンマンライブ 実現プロジェクト」を計画、目標金額720万円という設定に対して3000万円を超える活動支援金が集まった。これを元に、2015年10月26日、4枚目のアルバム「What a Pastaful World」を発売。2015年12月19日に東京、2016年1月16日に大阪でワンマンライブを行った。また、クラウドファンディングのリターンとして、2016年2月26日に、ニコニコ生放送で限定ライブを行った。
2016年4月から、火曜日から金曜日の0時から1時までの帯番組、『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』の配信が開始[4]。2022年4月10日から2024年3月24日までは自身としては初めて担当する日曜午後ワイド番組『鷲崎健のヒマからぼたもち』を担当していた。
2022年10月19日、『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』水曜日配信中にてクラウドファンディングによる新しいアルバム制作を発表した[5]。内容的には白紙状態でこれからだとも付け加えて告知された。
人物
- 愛称は「ワッシー」、「たけちゃん」。また、榎本温子、高橋美佳子、山本麻里安、櫻井孝宏からは、「たけしくん」と呼ばれている。
- 趣味はCD収集。幅広いジャンルの楽曲を所持している。
- ポアロではオタク向けの楽曲を主に手がけているが、本人はオタクではないと否定している。
- 好物はサッポロ一番塩らーめん、手羽先、鯖。サッポロ一番塩らーめんは世界で一番美味いと思っている。手羽先は子供の頃から好きであり、子供の頃母親に「鶏肉好き三郎」と呼ばれていた。対して豆全般が苦手であり、唯一食べられないのが納豆である。
- メガネとあごひげがトレードマーク。メガネは伊達で、レンズ無しのもの。視力が弱いためメガネに度を入れたこともある(2007年8月頃、2019年2月頃)が、それ以降もレンズ無しのものを着用している。
- 学生時代はほとんど学校で喋らなかった。兄とその友達たちとの交流が多く、「ワシザキーズ」というバンドを組んでいた経験がある。
- 韓国の音楽ユニットであるKARAのファン。韓国旅行の際にCDを購入したことがきっかけ。当時は日本で活動しておらず、韓国語歌詞しかなかったKARAの曲に対し、独自に翻訳した日本語歌詞を作詞。内田稔も巻き込んでライブなどで披露していた。
- その後、『鷲崎健の超ラジ!』の企画で、内田とともにふたたび渡韓。KARAに直接インタビューを行い、対面を果たしている(鷲崎健の超ラジ!#エピソードも参照)。
- 上記の縁もあり、日韓を通じてKARAとしては初となる単独コンサート「KARA First Showcase in JAPAN 2010」では、鷲崎が司会を行った。
- 前述の日本語詞を付けた曲のうち、「Pretty Girl」は2ndアルバムの「SINGER SONG LIAR」に収録されている。
- うしろゆびさされ組、岡村靖幸、上田正樹、石田長生、RCサクセション、虹のコンキスタドールのファンでもある。特に忌野清志郎が死去した時には自身の番組で追悼コーナーを設けて放送した。
- アニメ周りでは坂本真綾、Wake Up, Girls!(特に吉岡茉祐)のファン。
- アニスパ開始の2004年(平成16年)4月をデビューと考えているため、井ノ上奈々や鹿野優以などを同期と言う。
- 痛風・高血圧持ち。
- サメ好き。FM FUKUOKAの深夜番組『ちんさや』のコーナー「さめんちゅ」を聴いて知識をつける[6]。
- 杉並区高円寺在住。
注釈
出典
- ^ a b c “鷲崎健(公式プロフィール)”. アトミックモンキー. 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
- ^ 鷲崎健. “アニカンコラム 鷲崎 健 vol.95 2011年5月号”. 2014年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
- ^ アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜第47回、この模様はラジオCDvol.5に収録されており誰でも確認することができる
- ^ “4月スタート!「超!A&G+」月~木深夜24時~25時新ワイド『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』放送決定!”. リスアニ! (2016年2月29日). 2023年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
- ^ “鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト水曜日! #1355 レポート”. 文化放送 (2022年10月20日). 2024年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月25日閲覧。
- ^ アニカンコラム 鷲崎 健 vol.71 2009年5月号 P.32
- ^ [きずなずっと]めぐる春に 阪神大震災5年 歌で悲惨さ笑い飛ばす
- ^ “【思春期が終わりません!!】超!A&G+にて4月8日(日)25:30〜放送開始!”. 文化放送. 2018年4月8日閲覧。
- ^ “鷲崎健・藤田茜のグレパラジオ”. 音泉. 2018年8月17日閲覧。
- ^ “みんな聴いてね!新番組「ワシザキスタイル*ヨシオカモード」”. 超!A&G. 文化放送 (2019年9月12日). 2019年9月13日閲覧。
- ^ “鷲崎健・藤田茜のグレパラジオP”. 音泉. 2019年10月8日閲覧。
- ^ “アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜INFINITE∞BURST”. HiBiKi Radio Station. 2016年6月13日閲覧。
- ^ “【THE CATCH】10月6日(金)から『オッド・アイのザキャッチ』がスタート!”. 文化放送. 2017年10月10日閲覧。
- ^ “番組紹介:浅沼晋太郎・鷲崎健の「思春期が終わりません」”. HiBiKi Radio Station. 2014年7月7日閲覧。
- ^ “鷲崎健・久保ユリカ 仕事で会えないからラジオはじめました。”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “俺たちを好きなのはリスナーだけかよ”. 音泉. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “【雨宮天 研究リーダーに任命!】目指せ、最高のバディ!”. 雨宮天のてくてく天ちゃん. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “ソニーが作ったロボット「poiq」と一カ月暮らしてみた”. AV WATCH. 2023年2月23日閲覧。
- ^ 宮本侑芽のぽじ×ぽじ公式の2021年5月15日のツイート、2021年7月4日閲覧。
- ^ a b washizakitakeのツイート(1163856626048106496)
固有名詞の分類
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