私の履歴書 映像・音声番組

私の履歴書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 02:31 UTC 版)

映像・音声番組

テレビ・私の履歴書→新・テレビ・私の履歴書
ジャンル 教養番組(ドキュメント&インタビュー)
原作 「私の履歴書」(日本経済新聞朝刊)
出演者 朗読:樫山文枝
語り:平光淳之助(無印)、小川真司(新)
製作
制作 テレビ東京日経映像
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間1987年4月 - 1991年3月
放送時間水曜22:00-22:30
放送分30分

特記事項:
1989年4月より「新・テレビ・私の履歴書」に改題
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日経スペシャル 私の履歴書
ジャンル 教養番組(ドキュメント&インタビュー)
原作 「私の履歴書」(日本経済新聞朝刊)
出演者 語り・朗読:長谷川博己
エンディング 加藤登紀子「大きな樹の物語」(2016年4月 - )
製作
制作 BSジャパン・日経映像
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年4月4日 -
放送時間木曜日
22:54 - 23:24(2013年4月-2014年9月)
木曜日23:00-23:30(2014年10月-2015年3月)
日曜日18:30-19:00(2015年4月-2017年3月)
原則第4土曜日22:00-22:55(2017年4月-)
放送分30分
日経スペシャル 私の履歴書
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「テレビ・私の履歴書」・「新・テレビ・私の履歴書」(地上波)

テレビ東京1987年4月から1991年3月の4年間、これを原作として『テレビ・私の履歴書』を毎週水曜日22時から30分間に全国放送された。(サントリー単独提供。1989年4月から『新・テレビ・私の履歴書』と変更。原作朗読:樫山文枝 ナレーション:平光淳之助<無印>、小川真司<新>)として放送された。これは毎週1人ずつ、1話完結の仕立で原作の朗読と当人のインタビュー、および当人へ密着した様子を描いていた。

「日経スペシャル 私の履歴書」(BS)

また、2013年4月4日から毎週木曜(2015年4月5日以後は日曜日)にBSジャパンで同様に「日経スペシャル 私の履歴書」(ナレーション・原作朗読:長谷川博己)が放送される。今回は1人の人物を新聞の原作と同じ1か月・4回のシリーズで取り上げ、原作の朗読と、当人のインタビューや密着取材で綴る。

2015年度からは、これまでの1人につき4回シリーズとしていたのを、基本2回シリーズとし、存命者に加え、過去数回、特別篇として取り上げた故人の偉業についても積極的に取り上げることになった[注釈 7]。また過去の放送からのアンコールを同年4月6日より半年間、月曜23:00-23:30に行った。

2017年3月をもって、毎週の定時放送は終了となり、同4月からは原則毎月第4土曜日22:00-22:55の月1レギュラーとして放送された。2018年以後は不定期で新作を放送している。2019年4月以後は過去のレギュラー放送の中から再放送の要望が多かった人物を取り上げて再放送する「私の履歴書・プレミアムセレクション」を日曜21:54-22:24に放送している。

取り上げた人物(スペシャル)

番組で取り上げた人物は、日本を代表する大手企業の経営者と、日本の文化人・有識者をほぼ1シリーズごと交互に登場させている。

シリーズ 主人公 原作掲載月 放送期間 アンコール放送期間[注釈 8]
第1シリーズ 稲盛和夫 2001年3月 2013/4/4-4/25
第2シリーズ 安藤忠雄 2011年3月 5/2-5/23 2015/4/6-4/27
第3シリーズ 鈴木敏文 2007年4月 5/30-6/20
第4シリーズ 小柴昌俊 2003年2月 6/27-7/18 2015/6/29-7/20
第5シリーズ 堀場雅夫 1992年4月 7/25-8/15
第6シリーズ 森喜朗 2012年12月[注釈 9] 8/22-9/12
第7シリーズ 九代目・松本幸四郎 2011年12月 9/19-10/10
第8シリーズ 渡文明 2013年4月 10/17-11/7
第9シリーズ 渡辺貞夫 1999年8月 11/14-12/5 2015/8/24-9/14
第10シリーズ 牛尾治朗 1999年10月 12/12-2014/1/2
第11シリーズ 青木功 2010年2月 2014/1/9-1/30
第12シリーズ 特別篇[注釈 10] - 2/6-2/27
第13シリーズ 福原義春 1997年10月 3/6-3/27 2015/7/27-8/17
特別番組 特別篇[注釈 11] - 3/30[注釈 12]
第14シリーズ 宮内義彦 2013年9月 4/3-4/24
第15シリーズ 森英恵 1994年2月 5/1-5/22 2015/5/4-5/25
第16シリーズ 茂木友三郎 2012年7月 5/29-6/19
第17シリーズ 六代目・桂文枝 2012年5月[注釈 13] 6/25-7/17
第18シリーズ 篠田正浩 2005年8月 7/24-8/14
第19シリーズ 明石康 2000年4月 8/21-9/11
第20シリーズ 川淵三郎 2008年2月 9/18-10/9[注釈 14] 2015/6/1-6/22
第21シリーズ 岡村正 2014年2月 10/16-11/6
第22シリーズ(1)[注釈 15] 特別篇・鬼塚喜八郎 1990年7月 11/13・11/20
第22シリーズ(2)[注釈 15] 特別篇・小倉昌男 2002年1月 11/27・12/4
第23シリーズ 特別篇[注釈 16] - 12/11・12/18
第24シリーズ 村山富市 1996年6月 12/25-2015/1/15
第25シリーズ 猪谷千春 1995年3月 2015/1/22-2/12
第26シリーズ 萩本欽一 2014年12月 2/19-3/12
第27シリーズ[注釈 17] 米沢富美子 2012年6月 3/19・3/26
特別番組 特別篇[注釈 18] - 3/23[注釈 19]
第28シリーズ[注釈 20] 大賀典雄 2003年1月 4/5[注釈 21]・4/12
第29シリーズ 土門拳 1977年12月 4/19・4/26
第30シリーズ 福田赳夫 1993年1月 5/3・5/10
第31シリーズ 佐久間良子 2012年2月 5/17・5/24
第32シリーズ 安藤百福 2001年2月 5/31・6/7
第33シリーズ 丹下健三 1983年9月 6/14・6/21
第34シリーズ 小松左京 2006年7月 6/28・7/5
第35シリーズ 仲代達矢 2005年11月 7/12・7/19
第36シリーズ 佐治敬三 1993年4月 7/26・8/2 2019/5/19・5/26
第37シリーズ 稲尾和久 2001年7月 8/9・8/16
第38シリーズ 土井たか子 1992年9月 8/23・8/30
第39シリーズ 古賀政男 1972年12月 9/6・9/14
第40シリーズ(1)[注釈 22] 石橋正二郎 1957年2月 9/20 2020/1/12
第40シリーズ(2)[注釈 22] 安井正義 1979年2月 9/27
第40シリーズ(3)[注釈 22] 島野喜三 2005年7月 10/4
第41シリーズ 山口淑子 2004年8月 10/11・10/18
第42シリーズ 坂根正弘 2014年11月 10/25・11/1 2019/4/21・4/28
第43シリーズ 野村克也 2005年6月 11/8・11/15
第44シリーズ 樫尾忠雄 1991年8月 11/22・11/29 2019/6/16・6/23
第45シリーズ(1)[注釈 23] 遠藤周作 1989年6月 12/6
第45シリーズ(2)[注釈 23] 渡辺淳一 2013年1月 12/13
第45シリーズ(3)[注釈 23] 北杜夫 2006年1月 12/20
第46シリーズ[注釈 24] 藤山一郎 1979年12月 12/27
第47シリーズ 勅使河原蒼風 1965年6月 2016/1/10・1/17
第48シリーズ 大倉敬一 2010年10月 1/24・1/31 2019/6/30・7/7
第49シリーズ 村上信夫 2001年08月 2/7・2/14
第50シリーズ 君原健二 2012年08月 2/21・2/28 2019/8/18・8/25
第51シリーズ 三代目 桂米朝 2001年11月 3/6・3/13
第52シリーズ 出光佐三 1956年7月 3/20・3/27
第53シリーズ 樋口武男 2012年3月 4/3・4/10
第54シリーズ 三浦雄一郎 2006年9月 4/17・4/24
第55シリーズ[注釈 25] 小椋佳 2016年1月 5/1-5/15
第56シリーズ 益川敏英 2009年11月 5/22・5/29 2019/9/1・9/8
第57シリーズ 横尾忠則 1995年5月 6/5・6/12
第58シリーズ 吉田義男 2008年6月 6/19・6/26
第59シリーズ 石井好子 1991年6月 7/3・7/10
第60シリーズ 井上礼之 2007年2月 7/17・7/24 2019/5/5・5/12
第61シリーズ 秋山庄太郎 1993年6月 7/31・8/7
第62シリーズ 松本紘 2015年6月 8/14・8/21
第63シリーズ 山下洋輔 2011年6月 8/28・9/4
第64シリーズ 千玄室 1986年11月 9/11・9/18 2019/9/15・9/22
第65シリーズ 釜本邦茂 2016年2月 9/25・10/2
特別番組 特別篇[注釈 26] - 10/9 2019/9/30
第66シリーズ 大山健太郎 2016年3月 10/16・10/23 2019/4/7・14
第67シリーズ 西岡常一 1989年11月 10/30・11/6
第68シリーズ 有馬稲子 2010年4月 11/13・11/20
第69シリーズ 大竹英雄 2013年7月 11/27・12/4
第70シリーズ 遠藤実 2006年6月 12/11・12/18
第71シリーズ 瀬戸内寂聴 1992年5月 12/25・2017/1/8
第72シリーズ 小原豊雲 1979年8月 1/15・1/22
第73シリーズ 朝比奈隆 1973年7月 2017/1/29・2/5
第74シリーズ 安部修仁 2016年9月 2/12・2/19 2019/6/2・6/9
第75シリーズ 大村智 2016年8月 2/26・3/5 2019/8/4・8/11
第76シリーズ[注釈 27] 似鳥昭雄 2015年4月 3/12-3/26 2019/7/14-28
第77シリーズ (1)[注釈 28] 江頭匡一 1999年5月 4/22
第77シリーズ (2)[注釈 28] 五島慶太 1956年4月 5/20
第77シリーズ (3)[注釈 28] 田辺茂一 1976年8月 6/24
第77シリーズ (4)[注釈 28] 松下幸之助 1956年8月
1976年1月
7/22
第77シリーズ (5)[注釈 28] 盛田昭夫 / 井深大 1962年12月 9/30
第77シリーズ (6)[注釈 28] 竹鶴政孝 1968年4月 10/21
第77シリーズ (7)[注釈 28] 中内功 2000年1月 11/18
第77シリーズ (8)[注釈 28] 大倉喜七郎/ 野田岩次郎 1981年6月 12/16
第77シリーズ (9)[注釈 28] 小倉昌男 2002年1月 2018/2/17
第77シリーズ (10)[注釈 28] 森泰吉郎 1991年11月 3/10
特別番組[注釈 29] 湯川れい子 2017年9月 6/29
特別番組 服部克久 2016年11月 9/28
特別番組 蜷川幸雄 2012年4月 12/21
特別番組 髙田明 2018年4月 2019/3/22
特別番組 松井忠三 2018年2月 6/28
特別番組 安斎隆 2018年6月 9/20
特別番組 横川竟 2018年9月 12/27
特別番組 鈴木幸一 2019年10月 2020/3/23
特別番組 杉本博司 2020年7月 10/9

スタッフ

  • 原作・企画協力:日本経済新聞社
  • CG:大前サトル
  • オープニングCG:井上昭浩
  • テーマソング音楽作曲:田辺玄

ラジオ

ラジオではラジオ日経の番組『モーニング・ハーモニー〜宅配・朝の情報便〜』でも取り上げられた。


注釈

  1. ^ 西部本社版では「道あり」も掲載。
  2. ^ 1986年(昭和61年)
  3. ^ 田村祥蔵「日経『私の履歴書』名言録」「文藝春秋」2007年3月号
  4. ^ 野村万蔵 - 吉田勝昭の「私の履歴書」研究 ー 私の履歴書から得られるもの”. 吉田勝昭の「私の履歴書」研究. 2023年10月26日閲覧。「生年月日」より本人と判明。同サイトはウィキペディアを参照読み込みしているが、論評記事に書かれている記述はWikipediaに書かれていないため。
  5. ^ 養親子、吉田忠裕の実父は吉田忠雄の兄吉田久松
  6. ^ 王座戦は、日本経済新聞社がスポンサーの棋戦である。
  7. ^ この場合、故人の生前出演していたテレビ版第1作の取材映像を含む、過去のテレビ東京系番組におけるインタビュー、記録映像のアーカイブや、その人物に関連した人物への撮り下ろしインタビューを放送する
  8. ^ プレミアムセレクションとして放送されたものも含む。
  9. ^ 2013年、この連載原作を基に加筆・訂正した書籍『私の履歴書 森喜朗回顧録』が日本経済新聞出版社より発刊され、番組ではこの書籍も原作に使用しており、第1話でもその書籍について触れている。
  10. ^ 「カリスマ経営者が語る"経営のターニングポイント"」と題して、2013年度に放送されたシリーズから、稲盛、鈴木、堀場、牛尾の経営者4人(登場順)のエピソードを1話完結読み切り形式のオムニバスで再構成して紹介した。
  11. ^ この回では、すでに故人となっている日本の偉人5人を「珠玉の言葉」にスポットを当て、生前のインタビューや記録映像(一部、テレビ版第1作の取材映像もあり)などを交えて特集したものである。この回は長谷川も顔出しでナビゲーターを担当した。出演人物は登場順に本田宗一郎(原作・1962年8月)、井深大(1962年12月)、杉村春子(1968年4月)、井上靖(1977年1月)、川上哲治(1974年12月)。
  12. ^ 当日は土曜日21:00 - 22:54の2時間スペシャルで放送。
  13. ^ 原作掲載当時は「桂三枝」。
  14. ^ 10月2日より23:00 - 23:30に時間枠を移動。
  15. ^ a b 第22シリーズは「すべてはニッポンの未来のために〜真の経営者魂を学ぶ〜」として、放送時にはすでに故人となっている日本を代表する企業経営者2人を、前後編の2週完結型で紹介した。
  16. ^ 第23シリーズは2回シリーズ「今こそ"改革精神"で切り開け!」と題し、2014年度に放送されたシリーズから渡と宮内の経営者2人(登場順)のエピソードを、1話完結読み切り形式のオムニバスで再構成して紹介した。
  17. ^ 存命者としては初の前後編の2回シリーズ。
  18. ^ この回では、すでに故人となっている日本の偉人5人を「人生のターニングポイント」にスポットを当て、生前のインタビューや記録映像(一部、テレビ版第1作、『人に歴史あり』などの取材映像もあり)などを交えて特集した。また、長谷川も顔出しでナビゲーターを担当した。出演人物は、登場順に松下幸之助(原作・1956年8月1976年1月)、森光子(2007年12月)、東山魁夷(1965年5-6月)、斎藤英四郎(1985年6-7月)、服部良一(1981年7-8月)。
  19. ^ 当日は日曜日21:00 - 22:54の2時間スペシャルで放送。
  20. ^ これ以後は前後編の2回シリーズを本格化。
  21. ^ この回より日曜18:30 - 19:00に放送枠を移行。
  22. ^ a b c 第40シリーズは「世界を制したニッポンの"ものづくり"」として、世界的な活躍を見せる日本企業の創業者3人を1話完結形式で紹介。
  23. ^ a b c 第45シリーズは「作家シリーズ」として、数々の名作を発表した作家に注目した、1話完結形式で紹介。
  24. ^ 第46シリーズは拡大版として、1話完結形式で紹介。
  25. ^ 第55シリーズは前編・中編・後編の3回シリーズ
  26. ^ この回では、世界には羽ばたいた3人を「人生のターニングポイント」にスポットを当て、特集したものである。出演人物は登場順に鈴木敏文(原作・2007年4月)、森英恵、(1994年2月)、青木功(2010年2月)。
  27. ^ 第76シリーズは第一話・第二話・最終話の3回シリーズ
  28. ^ a b c d e f g h i j 第77シリーズは「シリーズ・伝説の経営者」の通しテーマで、原則第4土曜夜10時~夜10時55分に放送(登場人物は毎回1話完結)
  29. ^ この回以後の新作は不定期特番扱い(1時間枠)で放映

出典



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