満洲 脚注

満洲

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脚注

参考文献

雑誌

書籍

  • 麻田雅文『満蒙 日露中の「最前線」』講談社〈講談社選書メチエ〉、2014年8月。ISBN 978-4-06-258583-5 
  • 天児慧『中国の歴史11 巨龍の胎動 毛沢東vs鄧小平』講談社、2004年5月。ISBN 9784062740616 
  • 石橋崇雄『大清帝国』講談社〈講談社選書メチエ〉、2000年1月。ISBN 4-06-258174-4 
  • 岡田英弘、神田信夫、松村潤『紫禁城の栄光』講談社〈講談社学術文庫〉、2006年5月。ISBN 4-06-159784-1 
    • 松村潤「第7章 大元伝国の璽」『紫禁城の栄光』講談社、2006年。 
  • 貴志俊彦・松重充浩・松村史紀 編『二〇世紀満洲歴史事典』吉川弘文館、2012年12月。ISBN 978-4-642-01469-4 
    • 中見立夫 著「二〇世紀における「満洲/Manchuria」とは?」、貴志・松重・松村 編『二〇世紀満洲歴史事典』吉川弘文館、2012年。 
  • 岸本美緒宮嶋博史『世界の歴史12 明清と李朝の時代』中央公論新社〈中公文庫〉、2008年9月。ISBN 978-4-12-205054-9 
    • 岸本美緒「7章 清朝の平和」『世界の歴史12 明清と李朝の時代』中央公論新社、2008年。 
  • 黄文雄『今こそ中国人に突きつける 日中戦争真実の歴史』徳間書店、2006年。 
  • 小林英夫『〈満洲〉の歴史』講談社〈講談社現代新書〉、2008年11月。ISBN 4-06-258174-4 
  • 左近幸村 編『近代東北アジアの誕生—跨境史への試み—北海道大学スラブ研究センター スラブ・ユーラシア叢書4北海道大学出版会、2008年12月。ISBN 978-4-8329-6700-7 
    • 杉山清彦「大清帝国のマンチュリア統治と帝国統合の構造」『近代東北アジアの誕生—跨境史への試み』北海道大学出版会〈スラブ・ユーラシア叢書〉、2008年。 
  • 鈴木貞美『満洲国 交錯するナショナリズム』平凡社〈平凡社新書〉、2021年2月。ISBN 978-4-582-85967-6 
  • フランク・B・ギブニー 編『ブリタニカ国際大百科事典18 ペチ-ミツク』ティビーエス・ブリタニカ、1975年5月。 
    • 三上次男「満州」『ブリタニカ国際大百科事典18』ティビーエス・ブリタニカ、1975年。 
  • 三上次男・神田信夫 編『東北アジアの民族と歴史』山川出版社〈民族の世界史3〉、1989年9月。ISBN 4-634-44030-X 
    • 河内良弘 著「第2部第I章2 契丹・女真」、三上・神田 編『東北アジアの民族と歴史』山川出版社〈民族の世界史3〉、1989年。 
    • 加藤九祚 著「第2部第III章 ロシア人の進出とシベリア原住民」、三上・神田 編『東北アジアの民族と歴史』山川出版社〈民族の世界史3〉、1989年。 

関連項目


注釈

  1. ^ 「満洲」は語源が地名ではなく、本来は民族名であり、国名でもあるところから地名に転用された語なので、「満州」と表記するのは間違いではないにせよ、正式には「満洲」としなければならない[3]
  2. ^ 現在の行政区分では、「東四盟」と呼ばれる赤峰市(旧ジョーオダ)・通遼市(旧ジェリム盟)・フルンボイル市(旧フルンボイル盟)・ヒンガン盟に相当する。
  3. ^ 北京条約はアロー戦争終結のためのイギリスフランスとの講和条約であった一方、ロシアが清と英仏との講和を斡旋したことから、ロシアの要求を受け入れて同国と結んだ条約である[11]
  4. ^ 1950年代以降の中国共産党政府による民族識別工作では、蒙古八旗や漢軍八旗の末裔たちを「蒙古族」や「漢族」に区分するのではなく、「旗人」全体をまとめて「満族」と区分した。
  5. ^ 実際に、近年の中国史の概説書の多くは「満洲」表記を用いている[31][32][33][34][35]
  6. ^ 雍正帝時代の1727年には西方でキャフタ条約を結んだ[41]。ネルチンスク条約・キャフタ条約が正式に破棄されたのは、1860年の北京条約においてであった[41]
  7. ^ 清朝崩壊後、満洲へは社会不安から流民となった漢民族の移入が急増したともいわれるが、清朝崩壊前と後では人口増加率に大きな違いはない。
  8. ^ ただし、人口増加率で見ると満洲建国前と大差はないといわれている。
  9. ^ その被害は8億ドルとも20億ドルともいわれる[56]
  10. ^ この経済圏は中国東北部、華北華東にまたがり、瀋陽市青島市大連市煙台市など黄海沿岸の渤海沿岸地域に隣接する都市も経済圏内に含まれる[63]

出典

  1. ^ 杉山(2008)p.238
  2. ^ 読むページ | 生活の中の仏教用語 | 満洲”. www.otani.ac.jp. 大谷大学. 2021年1月14日閲覧。
  3. ^ a b 小林(2008)pp.16-17
  4. ^ 中見立夫(2012)『二〇世紀満洲歴史辞典』解説p.2
  5. ^ 中見立夫(2012)『二〇世紀満洲歴史辞典』解説p.4
  6. ^ 精選版 日本国語大辞典『満州・満洲』「清初、中国を支配した満州族が旧俗称女真を廃して用い」「その居住地域をもさした」[1]
  7. ^ 大谷大学東洋史助教授の浅見直一郎によれば、満洲とは元はマンジュリという仏であり、中国ではこれに文殊師利、満殊尸利、曼殊室利などの漢字をあてた『文殊菩薩』のことであり、ヌルハチが女直(女真)人の国を建てたときの国名をマンジュ国と言い、これが当時女直人の間に広まっていたマンジュシリ(マンジュ)に対する信仰を背景にし、それに由来して命名されたものであることは間違いがない、とする。読むページ | 生活の中の仏教用語 | 満洲”. www.otani.ac.jp. 大谷大学. 2021年1月14日閲覧。。なお異説もある→(#呼称としての満洲
  8. ^ 塚瀬進『マンチュリア史研究 「満洲」六〇〇年の社会変容』吉川弘文館、2014年11月1日、ISBN 978-4-642-03837-9、1頁。
  9. ^ a b 満州』 - コトバンク
  10. ^ a b 愛琿条約』 - コトバンク
  11. ^ a b c 北京条約』 - コトバンク
  12. ^ 綿貫哲郎 2021, p. 57.
  13. ^ 松村(2006)pp.156-159
  14. ^ 松村(2006)pp.159-160
  15. ^ a b c d 岡本隆司 2017, p. 99.
  16. ^ a b c 綿貫哲郎 2021, p. 58.
  17. ^ a b 神田信夫 1992, p. 98.
  18. ^ 中見立夫 2006, pp. 17–20.
  19. ^ a b 綿貫哲郎 2021, p. 62.
  20. ^ a b 中見立夫 2006, pp. 17–22.
  21. ^ 綿貫哲郎 2021, p. 64.
  22. ^ a b 中見立夫 2006, pp. 25–26.
  23. ^ 綿貫哲郎 2021, pp. 65–68.
  24. ^ 中見立夫 2006, pp. 20–22.
  25. ^ 綿貫哲郎 2021, pp. 68–69.
  26. ^ 大蔵省印刷局(編)「敍任及辭令」『官報』第2410号、日本マイクロ写真、1920年8月13日、317頁。 
  27. ^ 海軍大臣官房(編)「第三編 海軍:第一 軍艦」『昭和5年度海軍省年報』、1924年。 
  28. ^ 神田信夫 1992, pp. 98–99.
  29. ^ 綿貫哲郎 2021, pp. 63–64.
  30. ^ 綿貫哲郎 2021, p. 67.
  31. ^ 増井経夫『大清帝国』講談社〈講談社学術文庫1526〉、2002年。 
  32. ^ 上田信『海と帝国 : 明清時代』講談社〈中国の歴史9〉、2002年。 
  33. ^ 神田信夫『明-清』山川出版社〈世界歴史大系〉、1994年。 
  34. ^ 岡本隆司 著「清」、冨谷, 至、森田, 憲司 編『概説中国史 下』昭和堂、2016年。 
  35. ^ 岡本隆司『「中国」の形成 : 現代への展望』岩波書店〈中国の歴史5〉、2020年。 
  36. ^ a b 満洲族』 - コトバンク
  37. ^ a b 河内(1989)pp.230-232
  38. ^ a b c 三上(1975)pp.819-823
  39. ^ a b 石橋(2000)pp.131-132
  40. ^ 加藤(1989)pp.454-456
  41. ^ a b c 岸本(2008)pp.345-347
  42. ^ 麻田(2008)pp.38-44
  43. ^ 麻田(2008)pp.46-50
  44. ^ 麻田(2008)pp.50-55
  45. ^ a b c 小林(2008)pp.49-51
  46. ^ 鈴木(2021)pp.116-118
  47. ^ 酒寄雅志渤海史研究と近代日本」『駿台史學』第108巻、明治大学史学地理学会、1999年12月、7頁、NAID 120001438972 
  48. ^ 小林(2008)pp.56-61
  49. ^ 小林(2008)pp.71-72
  50. ^ 鈴木(2021)pp.118-120
  51. ^ 小林(2008)pp.90-92
  52. ^ a b 小林(2008)pp.92-95
  53. ^ a b 鈴木(2021)pp.129-132
  54. ^ 鈴木(2021)pp.170-172
  55. ^ 黄(2006)p.56
  56. ^ a b c d 小林(2008)pp.248-249
  57. ^ 鈴木(2021)pp.302-304
  58. ^ 鈴木(2021)pp.307-310
  59. ^ a b 鈴木(2021)pp.310-313
  60. ^ 天児(2004)p.117
  61. ^ 鈴木(2021)pp.314-316
  62. ^ 黄(2006)p.143
  63. ^ 环渤海经济圈介绍:天然的聚宝盆” (中国語). 中国经济网 (2014年6月8日). 2015年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月2日閲覧。





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