渋井陽子
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渋井陽子のマラソン日本記録
5 km | 10 km | 15 km | 20 km | ハーフ | 25 km | 30 km | 35 km | 40 km | ゴール | |
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タイム | 16:29 | 32:58 | 49:26 | 1:06:04 | 1:09:40 | 1:22:32 | 1:39:07 | 1:55:24 | 2:12:11 | 2:19:41 |
スプリット | 16:29 | 16:29 | 16:28 | 16:38 | 16:28 | 16:35 | 16:17 | 16:47 | 7:30 |
マラソン戦績
レース日(現地時間) | レース名 | 順位 | 記録 | 備考 |
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2001年1月28日 | 第20回記念大阪国際女子マラソン | 優勝 | 2時間23分11秒 | 当時初マラソン世界最高記録・世界陸上エドモントン大会選考レース |
2001年8月12日 | 世界陸上エドモントン大会 | 4位 | 2時間26分33秒 | マラソン団体戦では日本女子が金メダル獲得 |
2002年10月13日 | シカゴマラソン | 3位 | 2時間21分22秒 | |
2004年1月25日 | 第23回大阪国際女子マラソン | 9位 | 2時間33分02秒 | アテネオリンピック代表選考レース |
2004年9月26日 | ベルリンマラソン | 優勝 | 2時間19分41秒 | 当時日本最高記録 |
2005年3月13日 | 第26回名古屋国際女子マラソン | 7位 | 2時間27分40秒 | 世界陸上ヘルシンキ大会代表選考レース |
2006年3月12日 | 第27回名古屋国際女子マラソン | 2位 | 2時間23分58秒 | ドーハアジア競技大会代表選考レース |
2007年1月28日 | 第26回大阪国際女子マラソン | 10位 | 2時間34分15秒 | 世界陸上大阪大会代表選考レース |
2007年11月18日 | 第29回東京国際女子マラソン | 7位 | 2時間34分19秒 | 北京オリンピック代表選考レース |
2008年11月16日 | 第30回東京国際女子マラソン | 4位 | 2時間25分51秒 | 世界陸上ベルリン大会代表選考レース |
2009年1月25日 | 第28回大阪国際女子マラソン | 優勝 | 2時間23分42秒 | |
2009年7月26日 | サンフランシスコマラソン | 優勝 | 2時間46分34秒 | 練習の一環として出場 |
2009年8月23日 | 世界陸上ベルリン大会 | DNS | 記録無し | 故障により欠場 |
2011年2月27日 | 東京マラソン2011 | 3位 | 2時間29分03秒 | 当初4着だったが優勝者のドーピング違反で順位繰り上げ |
2011年8月28日 | 北海道マラソン | 3位 | 2時間35分10秒 | |
2012年3月11日 | 第1回名古屋ウィメンズマラソン | 4位 | 2時間25分02秒 | ロンドンオリンピック代表選考レース |
2013年1月27日 | 第32回大阪国際女子マラソン | 8位 | 2時間32分41秒 | 世界陸上モスクワ大会代表選考レース |
2013年4月21日 | ロンドンマラソン | 17位 | 2時間37分35秒 | |
2014年2月23日 | 東京マラソン2014 | 85位 | 3時間11分05秒 | |
2015年3月8日 | 第4回名古屋ウィメンズマラソン | 13位 | 2時間31分15秒 | 世界陸上北京大会代表選考レース |
2015年11月15日 | 第1回さいたま国際マラソン | 4位 | 2時間31分06秒 | リオデジャネイロオリンピック代表選考レース |
2016年7月3日 | ゴールドコーストマラソン | 5位 | 2時間38分11秒 | |
2018年2月4日 | 第56回愛媛マラソン | -位 | 3時間43分27秒 | ゲストランナーで参加のため順位なし |
渋井のマラソンに関しては、序盤から中盤にかけてハイペースで突っ走るも、終盤の30Km以降で失速するというレースパターンが多い。特に2011年2月の東京マラソンではレース中盤で一時首位に立ちながらも、ゴールまであと残り3Kmを過ぎて後続の選手に次々と追い抜かれ3位(当初4着だったが繰り上げ)に甘んじた。
近年の優勝例である2009年1月の大阪国際女子マラソンでは、前半は控え気味にややスローペースの先頭集団に待機していた。後半に入ってから渋井自ら集団から抜け出し、独走に持ち込む作戦に出たが、結果的にこれが功を奏した格好となる。しかしながら、内定代表だった同年8月の世界陸上ベルリン大会女子マラソンは、右足の故障により出場を辞退した。
関連書籍
- 『確実に完走できる!マラソン 走りの実力に合わせて、無理なくレベルアップ! (実用BEST BOOKS)』(鈴木秀夫(監修)、日本文芸社、2006/11、土佐礼子・渋井陽子を写真モデルとして掲載、ISBN 978-4537204964)
- ^ 『確実に完走できる!マラソン』12ページ。
- ^ 全国高校女子駅伝女子大会全記録 毎日新聞社
- ^ “新谷仁美 女子1万、18年ぶり超絶日本新V!2度目の五輪代表決めた”. スポーツニッポン. (2020年12月5日) 2020年12月5日閲覧。
- ^ 当時その渋井の後方に居た小崎まりは、渋井が足を止めた場面を目撃し「ビックリした。シブちゃんどうしちゃったの?って」等とレース後語っている。35Km付近で小崎は渋井を追い越し2位に入り、原裕美子と共に世界陸上大阪大会女子マラソン代表に選出された。
- ^ 2011年当時、渋井はこの大阪国際女子マラソンで複数回優勝を果たした、歴代初めての日本人ランナーとなる(その後も同マラソンで日本選手では、赤羽有紀子・福士加代子・重友梨佐が2度の優勝を成し遂げた)。
- ^ 渋井4位に「いけてんじゃん」/マラソン 日刊スポーツ 2012年3月11日
- ^ 吉田が2位、渋井は4位/さいたま国際マラソン詳細 日刊スポーツ 2015年11月15日
- ^ 渋井 現役続行を宣言「まだやり残したことがある」 スポニチ 2015年3月22日
- ^ 【陸上】37歳渋井陽子、前人未到の「全日本」20度目のたすき 福士、小崎との「しつこいトリオ」そろい踏みは最後? 産経WEST 2016年11月28日
- ^ 愛媛マラソン ゲストランナー渋井陽子さんに聞く 愛媛新聞 2018年2月1日
- ^ ★☆陸上部顧問紹介☆★ 城西大学附属城西中学・高等学校陸上競技部
- ^ “新体制のお知らせ(2020年)”. 三井住友海上 女子陸上競技部 活動レポート (2020年4月1日). 2023年3月30日閲覧。
固有名詞の分類
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