太平洋艦隊 (ロシア海軍) 太平洋艦隊 (ロシア海軍)の概要

太平洋艦隊 (ロシア海軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 12:40 UTC 版)

太平洋艦隊
Тихоокеанский Флот
創設 1731年
所属政体 ロシア帝国
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
ソビエト連邦
ロシア
所属組織  ロシア海軍
兵種/任務/特性 艦隊
所在地 沿海地方ウラジオストク
愛称 ТОФ
上級単位 東部軍管区
主な戦歴
テンプレートを表示

太平洋艦隊は、北方艦隊に次いで、2番目に強力な艦隊である。


注釈

  1. ^ 1891年に、ニコライ皇太子臨席の下で起工式が行われ、「ニコライ皇太子名称乾ドック」と命名された[2]
  2. ^ ただ、日露戦争の頃までは浮ドックと乾ドックが各1基という規模であり、修理能力は限られていた。また、19世紀末頃にウラジオストクへの配備を想定して建造されたペトロパブロフスク級戦艦も、このドックの規模を考慮して同時期の列強の戦艦よりやや小さい船体規模とされるなどの影響もあった。
  3. ^ クリミア戦争を終結させたパリ条約 (1856年)により、オスマン帝国以外の艦艇はボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通航できず、ロシア黒海艦隊艦艇は外洋への移動が認められていなかった。
  4. ^ この「艦隊」の名称には通常の「флота」ではなく「эскадра」という言葉を使用している。「эскадра」に対応する日本語は無く日本ではこれも艦隊と呼称している。
  5. ^ 一部の艦が残っていたが中立国において抑留されていた。
  6. ^ ユーリ・トルトネフ副首相が2023年4月19日に公表し、理由は退職年齢に達ししたためと説明されている[9]

出典

  1. ^ 原輝行 1998, p. 98.
  2. ^ a b 原輝行 1998, p. 177.
  3. ^ 原輝行 1998, 巻末略年表(1).
  4. ^ Новейший корвет "Совершенный" вошел в состав Тихоокеанского флота (ロシア語). ТАСС. (2017年7月20日). http://tass.ru/armiya-i-opk/4426500 2017年11月19日閲覧。 
  5. ^ Тихоокеанцам пообещали построить шесть корветов (ロシア語). Mil.Press FLOT. (2016年5月21日). オリジナルの2017年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160706012439/http://flot.com/2016/%D0%A2%D0%B8%D1%85%D0%BE%D0%BE%D0%BA%D0%B5%D0%B0%D0%BD%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9%D0%A4%D0%BB%D0%BE%D1%8215/ 2017年11月19日閲覧。 
  6. ^ “中露が東シナ海で合同演習へ 日米牽制か”. 産経新聞ニュース. (2022年12月21日). https://www.sankei.com/article/20221221-QJUL6BKGD5JJNKOFUI5X3F5DQE/ 2023年4月22日閲覧。 
  7. ^ “ロシア精鋭部隊 5000人壊滅か「大攻勢」試み犠牲者急拡大”. 東京新聞. (2023年2月15日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/231343 2023年2月16日閲覧。 
  8. ^ 小泉悠『ロシア軍は生まれ変わるか』東洋書店ユーラシア・ブックレット
  9. ^ 読売新聞』朝刊2023年4月22日国際面記事「露太平洋艦隊司令官が退任 侵略巡る引責か」


「太平洋艦隊 (ロシア海軍)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「太平洋艦隊 (ロシア海軍)」の関連用語

太平洋艦隊 (ロシア海軍)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



太平洋艦隊 (ロシア海軍)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの太平洋艦隊 (ロシア海軍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS