大字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 00:05 UTC 版)
大字(おおあざ)は、市町村内の区画名称である字(あざ)の一種である。
注釈
- ^ 神奈川県では、1889年(明治22年)3月15日付けの神奈川県訓令甲天第13号「町村區域更定ニ付舊町村名ハ大字トシ存置ノ件」にてこの旨定められた。
- ^ 沖縄県では、大字にあたる部分はほぼ全て「字□□」となっている(平成の大合併で誕生したうるま市、宮古島市、南城市を除く)。
- ^ この場合「○○」が大字、「□□町」が小字であるというのではなく字を廃して「○○□□町」という新たな町が置かれる場合が多い。なお、「△△市○○□丁目」のような場合は「○○□丁目」が一つの町名である場合と、「○○」が町名または大字名で「□丁目」が小字である場合がある。
- ^ 町であるか字であるかを明確にしていない自治体もある。なお、地方自治法や住居表示に関する法律においては「町又は字」として町と字は区分されない。
- ^ 大字と小字の別なく字として扱われる。
- ^ 例として『長崎県告示第199号「佐世保市の区域内の字廃止(PDF)」長崎県公報 平成17年3月8日付』を挙げる。上記の告示内容は、佐世保市編入により2005年4月1日に廃止となった北松浦郡吉井町と世知原町の字名称の一覧を纏めたものである。一覧では各町内の「免」にあたる項目名を「大字」と表記しているが、吉井町では1952年に大字を廃止し、また世知原町は明治の大合併を行わず単独で自治体を形成しており、両町ともに免と小字のみで大字は設置していない。上記の事由から、長崎県内で免・郷・名・触・浦の名称を採用する他の自治体でこれらを「大字」とする事は誤った単位表記であると云える。
- ^ 甲は「大字野井」が十干に置き換えられたもの。
- ^ 乙は「大字愛津」が十干に置き換えられたもの。
出典
大字と同じ種類の言葉
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