国道5号 歴史

国道5号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 15:07 UTC 版)

歴史

  • 1873年明治6年) - 函館 - 札幌間の新道が完成。同年11月5日の太政官布告第364号により同新道は札幌本道(さっぽろほんどう)と定められた。
札幌本道は、北海道開拓に最も重要な路線として日本初の本格的な長距離馬車道として建設されたもので、国道5号の起源にあたる。函館から森まで現・国道5号、森から室蘭までは航路、室蘭から札幌まで現・国道36号のルートをとるものであった。

旧道

1972年札幌オリンピックに合わせて札幌市と小樽市を結ぶ国道5号の有料バイパス道路として計画され、1971年昭和46年)に開通した。「札樽バイパス」とも呼ばれた。のちに高規格幹線道路への改修を受け、1973年(昭和48年)に高速自動車国道へ格上げされて札樽自動車道(札幌西IC - 小樽IC)となった[4]
札幌新道開通以前のルート。

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c d e f 2022年3月31日現在

出典

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 202-10-22閲覧。
  2. ^ a b 占用制限を行う路線一覧(一般国道)” (PDF). 国土交通省北海道開発局 (2016年2月29日). 2016年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月1日閲覧。
  4. ^ 浅井建爾 2015, pp. 91–92.
  5. ^ a b c 幡本篤「札幌本道赤松並木」(PDF)『土木学会誌』Vol.93 No.1、土木学会、2008年1月、54-55頁。 
  6. ^ 赤松街道”. 七飯町. 2014年5月10日閲覧。
  7. ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、127頁。ISBN 4-534-03315-X 
  8. ^ a b 「日本の道100選」研究会 2002, pp. 20–21.
  9. ^ “新忍路トンネル17日開通 国道5号桃内―忍路間1742メートル 土砂崩れ通行止め回避へ”. 北海道新聞. (2018年3月4日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/168952 2018年3月30日閲覧。 
  10. ^ 国道5号 新しい塩谷トンネルが開通 〜新トンネルの開通により、安心・安全な通行を確保〜” (PDF). 国土交通省北海道開発局 小樽開発建設部 (2021年2月25日). 2021年3月20日閲覧。






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