ノヴォシビルスク諸島 軍事利用と北極海航路

ノヴォシビルスク諸島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 23:54 UTC 版)

軍事利用と北極海航路

北極を挟んで米ソが対峙していた冷戦時代、ソビエト連邦軍事基地を置いていた。ソ連崩壊後の1993年、ロシア連邦軍はいったん撤退した。プーチン大統領の指示により2013年9月、北方艦隊がコテリヌイ島に資材を陸揚げし、基地や飛行場を再開した。これには沖合を通る北極海航路の利用増加や資源開発に備える狙いがある。ロシア政府は同諸島を北極開発や軍事の拠点として重視している[4]

標準時

この地域は、ヤクーツク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+9時間で、夏時間はない。(以前はウラジオストク時間を使用していて、2011年3月までは標準時がUTC+10時間で夏時間がUTC+11時間、同年3月から2014年10月までは通年UTC+11時間であった)

関連項目


  1. ^ Alekseev, M.N., 1997, Paleogeography and geochronology in the Russian eastern Arctic during the second half of the Quaternary. Quaternary International. vol. 41-42, pp. 11-15.
  2. ^ Anisimov, M.A., and V.E. Tumskoy, 2002, Environmental History of the Novosibirskie Islands for the last 12 ka. 32nd International Arctic Workshop, Program and Abstracts 2002. Institute of Arctic and Alpine Research, University of Colorado at Boulder, pp 23-25.
  3. ^ Schirrmeister, L., H.-W. Hubberten, V. Rachold, and V.G. Grosse, 2005, Lost world - Late Quaternary environment of periglacial Arctic shelves and coastal lowlands in NE-Siberia. Archived 2011年7月18日, at the Wayback Machine. 2nd International Alfred Wegener Symposium Bremerhaven, October, 30 - November 2, 2005.
  4. ^ 「露、北極海の軍基地再建 20年ぶり 資源開発で船舶増加」『産経新聞』朝刊2013年9月18日


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