アリック日進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 18:47 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ALiC日進 |
本社所在地 |
日本 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸二丁目15番5号 |
設立 | 1947年9月 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2020001015679 |
事業内容 |
家庭用電気器具小売、模型ファンシー小売、 不動産賃貸 |
代表者 | 代表取締役社長 平田徹 |
資本金 | 3000万円 |
売上高 | 約5億1700万円(2010年3月期) |
従業員数 | 3人 |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 5名 |
特記事項:『帝国データバンク会社年鑑. 2012 東日本』記載のデータを基にした。 |
概要
1947年(昭和22年)9月に設立。ALiCは、Art & Living Creatorの文字から採られた。キャッチフレーズは「家電とホビーの専門店」。
かつては横浜駅西口本店の他、秋葉原店、横浜駅店(CIAL内)、鶴見西口店、川崎駅店(川崎BE内)、大船店があり、ローカルでCMも放送していたが、現在は創業地の生麦店のみを残す。生麦店も通常の電器店としての営業ではなく、古くからの常連客からの要望への対応のみを1人で行っているという状況[1]である。
ホビーショップは本店、川崎駅店のみの展開であったが、両店の閉店を受けてその機能を大船に移した。家電量販店とホビーショップの組み合わせという形では先駆者的な存在である。
営業中の店舗
- 生麦店 - 京急本線生麦駅すぐ
閉店した店舗
- 横浜駅西口本店 - 2000年閉店。その後2001年3月23日にファッションビル「コムサストア」としてリニューアル[2]、さらに後にヨドバシカメラ横浜店AV・家電総合館(後に三越横浜店跡にヨドバシ横浜として移転)を経て現在はドン・キホーテ横浜西口店。ビルの名称は現在も「ALiC日進ビル」である(後述)。
- 横浜駅店 - 1993年閉店、CIAL内。
- 鶴見西口店 - 2001年10月閉店、現在はフィットケア・デポ、以前はドン・キホーテの小型店”ピカソ”。こちらもビルの名称は現在も「ALiC日進ビル」である。
- 川崎駅店 - 2003年頃閉店、川崎BE(現在のアトレ川崎)内。
- 大船店 - 2012年3月7日閉店。現在は同社が管理する駐車場のみが営業しており、店舗建物は駐車場の管理室として使用されている。ビルの名称は現在も「ALiC日進ビル」である。
- 秋葉原店 - 萬世ビル内にあった。1996年頃閉店。現在はビッグアップル秋葉原店。
本店の特徴とテナントの変遷
日進の本店は、テレビコマーシャルで登場したり、タウンページの広告に見取図を掲載したりするなど、日進にとって象徴的存在であった。この項は当時の本店の特徴とテナントの変遷を記す。
試聴室
本店ビル3階オーディオフロア内には試聴室が設置され、メーカーによるイベントも開催されていた。
ホビーショップ
本店ビル地下1階はホビー売場となっており、鉄道模型、ラジコン、プラモデルを取り扱っていた。天井から吊り下げられ、売場を周回する線路上を模型の汽車が汽笛を鳴らしながら走り、買物客を楽しませていた。
地下1階から4階がコムサストア横浜になった後も、5階はホビー専門店「HOBBY MUSEUM ALiC」として残った[2]。同店のリニューアルオープンに際しては、これまで鉄道模型になじみのない層を取り込むべく、他のフロア同様にアパレルデザイナーが内装デザインに携わるという過去に例のない取り組みが行われた[2]。3坪の広さを誇る大規模なNゲージのレイアウトを囲むように売り場が展開され、日本形Nゲージを中心に天賞堂の16番ゲージなども扱う本格的な店舗でありPOSレジも導入された[2]が、コムサストア閉店の後2003年2月に閉店した。
それいゆ
本店ビル5階の道路側(パルナード)には日進直営のレストラン「それいゆ」があり、本店従業員の食堂としても機能していたが本店と同時に閉店。
本店ビルテナントの変遷
経営不振により横浜西口本店を閉店した後、同地はコムサストア、ヨドバシカメラを経て、現在はドン・キホーテ横浜西口店となっている。
旧本店ビルは2018年現在も日進が所有しており、ビルの名称が「ALiC日進ビル」となっている。屋上看板のうち正面はドン・キホーテだが、旧ダイエー横浜西口店側は「ALiC日進」のままになっている。
- 1 アリック日進とは
- 2 アリック日進の概要
- 3 広告展開
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