アジアシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 09:47 UTC 版)
試合中継
日本
- テレビ
- 地上波に関しては日本代表球団の試合のみを、後援者である読売新聞系列の日本テレビ(NNN/NNS系列)のほか、TBS(JNN系列)・テレビ朝日(ANN系列)が放送を担当。ただし延長は日本代表球団が決勝に進んだ場合のみ行われるが、それ以外の試合展開は行われない。2008年は地上波での放送が行われなかった。
- スカパー!などのBS放送に関しては、J SPORTSがJ SPORTS STADIUM名義で放送。使用されるテロップは普段J SPORTS制作時に使用されることが多いタイプにアレンジを加えて使用。
- ラジオ
- 決勝戦は2007年まで、ニッポン放送やTBSラジオ制作で放送されていた。韓国チームが決勝戦出場の場合、TBSラジオの中継には韓国プロ野球ジャーナリストの室井昌也がゲスト解説として出演していた。
韓国
2012年大会はスポーツ専門チャンネルのSPO TVで放送された。
1995年のアジア・パシフィックスーパーベースボール
第1回アジアシリーズから遡る事10年前の1995年に、アジアプロ野球のトーナメントが開催された実績がある。大会名は「アジア・パシフィックスーパーベースボール」。これは当時、福岡ダイエーホークスの親会社ダイエーの会長だった中内㓛がアジア進出を狙い創設。11月23・24日に福岡ドームで開催された。ただし、この大会はいわゆるダイエーによる招待制の大会で今日のアジアシリーズとは異質の大会であった。また、当時国内リーグがなかった中国の代わりにオーストラリアの選抜チームを招待していた。
参加4チームがノックアウトトーナメントで争った。参加チームは以下の通り。
- 福岡ダイエーホークス(最終結果:3位)
- 統一ライオンズ(最終結果:1位)
- ハンファ・イーグルス(最終結果:2位)
- オーストラリア選抜チーム(最終結果:4位)
試合は1回戦で台湾王者の統一が開催国のダイエーを1-0で退けて決勝戦へ進み、決勝戦でも韓国王者のハンファを3-1で下して王座を手にした。一方、ダイエーはオーストラリア選抜に辛勝で3位となった。この大会を継続して将来のアジアシリーズへ発展させる話もあったが、1回限りで終わった。
2015年の日韓親善試合
2015年2月27日に福岡ヤフオク!ドームで行われたソフトバンクとサムスンの親善試合は両チームが2014年の日韓それぞれの優勝チームであったことから非公式試合ながら一部で「実質的に2014年のアジアシリーズ」として注目された。この試合は同球場に新設されたラッキーゾーン「ホームランテラス」お披露目の試合としても注目された。初めて「ホームランテラス」にホームランを打ち込んだ選手はこの試合の崔炯宇だった[18]。試合は3-0でサムスンが勝利を収めた。
注釈
- ^ 当初は北朝鮮の国内リーグ優勝チームが参加する予定であったが、同国は野球の国際試合無期限停止中であるため却下された。
出典
- ^ a b “今秋の開催は困難に=台湾が方針転換-野球・アジアシリーズ”. 時事ドットコム. (2014年9月2日) 2014年9月3日閲覧。
- ^ “「野球振興に欠かせない」…アジアシリーズ復活へ”. スポーツニッポン (2009年11月15日). 2009年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月17日閲覧。
- ^ アジアシリーズ、今年は断念へ=日程面クリアできず時事通信
- ^ <野球>韓国・チャイニーズタイペイの勝利チームが日本と対戦?…アジアシリーズが混沌 中央日報 2010年2月23日
- ^ “「日韓チャンピオンシップ」今年も11月開催”. 読売新聞. (2010年8月23日)[リンク切れ]
- ^ “アジアシリーズが3年ぶり復活へ”. 中央日報. (2010年11月5日)
- ^ 台湾開催に協力姿勢=アジアシリーズ再開で-NPB 時事通信2010年11月5日
- ^ 「アジアS台湾で復活」韓国で報道 Archived 2010年11月6日, at the Wayback Machine. デイリースポーツ2010年11月5日
- ^ “プロ野球:チャイニーズタイペイがアジアシリーズ開催発表へ”. 毎日新聞. (2011年3月1日)[リンク切れ]
- ^ “3年ぶり復活開催 アジアシリーズの概要発表”. スポーツニッポン. (2011年3月19日). オリジナルの2011年3月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “アジアシリーズ出場を決定=プロ野球”. 時事通信. (2011年5月16日)
- ^ “プロ野球:アジアシリーズ、豪覇者が初参加 中国は不参加”. 毎日新聞. (2011年5月18日)[リンク切れ]
- ^ “〈CPBL〉IBAF願提供認證 亞職升級成國際大賽”. tsna.com. (2014年6月2日) 2014年6月2日閲覧。
- ^ “亞職大賽/11月4日北台灣開打 韓職未必參加”. NOWnews 今日新聞. (2014年6月16日) 2014年6月18日閲覧。
- ^ “アジア・シリーズがWBSC公認大会に 11月に台湾で開催”. SANSPO.COM. (2014年6月17日). オリジナルの2014年7月14日時点におけるアーカイブ。 2014年6月18日閲覧。
- ^ 『「アジアシリーズ2014」開催中止のお知らせ』(プレスリリース)日本野球機構、2014年10月7日 。
- ^ アジアシリーズ2013大会規定抜粋(日本野球機構)
- ^ 三星ライオンズとの親善試合の開催について(福岡ソフトバンクホークス)
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