かわいい魔女ジニー 登場人物・キャスト

かわいい魔女ジニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/28 06:38 UTC 版)

登場人物・キャスト

ジニー
演:バーバラ・イーデン
向井真理子(第1話のみ)/中村晃子(第2話から)/武藤礼子(第114話から)
アラビア風の魔女。壺の中に閉じ込められたまま南の島に漂着していたところ、遭難してきたトニーに解放されたことで彼を「殿」と認め、そのまま彼の住むアメリカのフロリダについてきた。基本的にいたずら好きで心配性。魔法を使えば家事一般はできるが、常にトニーの傍にいたい一心で騒動を起こすことも多い。魔女を自称するが実際には精霊であり、フィルムに写らなかったり、ある切っ掛けで実体が危うくなり、消滅の危機に陥ることもある。年齢は2,000歳。紀元前64年4月1日バビロン生まれで、幼少時に魔女になったとのこと。家族は、今も健在な両親と妹、そして黒髪の姉。子供の時にに蹴られたいやな思い出があり、現在も馬が苦手。
トニー(アンソニー・ネルソン少佐)
演:ラリー・ハグマン
声:天田俊明(第1話のみ)/小山田宗徳(第2話から)/中田浩二(第114話から)
アメリカのNASAの宇宙飛行士であり、(作中で)アメリカ初の宇宙遊泳月周回軌道の宇宙飛行を行った青年。かなり優秀な人物であり、周囲の評価も高い。ハンサムで女性にもて、また本人も異性が嫌いではないのでジニーをヤキモキさせるが、本命はジニー。独身でいるのが好みだったが、終盤の第117話にてジニーへの愛を自覚して婚約し、第124話で結婚した。宇宙飛行士の仕事に誇りを持っており、ロケット飛行機模型製作が趣味。フロリダのココビーチにある宇宙センターの近所(住所はパーム通り1020)に在住。自宅は借家で、以前はウィスコンシンに住んでいた。
ロジャー・ヒーリー少佐
演:ビル・デイリー英語版
声:愛川欽也/嶋俊介(第114話から)
トニーの友人。同じくNASAの宇宙飛行士で、同僚で彼の相棒を務めることが多い青年。女好きな上にわりと派手好き。トニーを冷淡に扱うそぶりを見せることもあるが、彼の危機には一番に駆けつけるなど、親友であることは間違いない。番組の途中でジニーの素性を知るが、以降はトニーとジニーの善き協力者となり、時には頼る者がいないジニーの相談相手も務める。一方で、彼女の魔法を利用し、豪華な生活をしようと目論むこともしばしある。住居は大型高級アパートの一室。
アルフレッド・ベローズ大佐
演:ハイデン・ローク英語版
声:千葉順二/大木民夫(第114話から)
トニーとロジャーの上司で、正式な職務は軍医(精神分析医)。トニーがジニーを拾って以来奇行が増え、非合理な現象がたびたび起きるため、彼の素行を執拗に調べている。大抵はジニーの魔法で証拠が帳消しになり、トニーの奇行の証拠をつかみ損ねる。トニー(&ロジャー)の奇行の観察記録をつけており、それを本として著述する旨を明かしている。根は善人で、上司としてトニーを擁護することもある。愛妻家。
ピーターソン閣下
演:バートン・マクレーン英語版
声:西桂太/たてかべ和也
ベローズの上司の将軍。彼にトニーの奇行を注進されて確かめに行くものの、大抵はジニーの後始末でベローズの方がおかしいことになり、大目玉を食らわせるのがお約束。そんなやり取りを繰り返しているが、ベローズは友人だと語り、彼を馬鹿にした軍医をたしなめたこともある。サミー・デイヴィスJr.の大ファン。
シェーファー司令官
演:ヴィントン・ヘイワース英語版
声:永井一郎/雨森雅司
番組後半に登場した、NASA基地の司令官。階級は大佐。厳格だが人間味のある人物。放蕩なヒッピーの娘がいる。愛犬の名はジュピター。
アマンダ・ベローズ
演:エマライン・ヘンリー英語版
声:北原文枝ほか
ベローズの妻で、料理が得意な美人。夫と共にトニーを訪ねることもある。普段は慈善活動チャリティ)に力を入れており、寄付金を集めるバザーなどに参加し、ジニーをトニーに虐げられた女性だと思い込んで保護したこともある。芸術に造詣があり、陶芸などにも興味を示すほか、トニーの婚約記念に抽象芸術オブジェを贈ったりもしている。
姉ジニー
演:バーバラ・イーデン(ジニーとダブルキャスト)
声:中村晃子(ジニーとダブルキャスト)
しばらく会っていなかったジニーの姉。「私も姉さんもジニー」ということで、主に「姉さん」と呼ばれる。ジニーとの違いは黒い髪と緑の衣装。ジニーに電話で呼び出されて以来、たびたびトニーの家に来る。バグダードの老いた大富豪に仕えているが、いい加減飽きたのでトニーを新しい殿にしようと企み、人がいい妹を騙す。殿にすると言いつつ、実質彼を支配する(トニー曰く奴隷にされる)事を望んでおり、彼を小さくして鳥かごに捕らえたこともある。
リンジンジン
ジニーの愛犬。故郷バクダードから度々ジニーに会いにくる。小型犬でかわいらしいが、衛兵にいじめられたせいで制服を嫌い噛み付く癖があり、しかも魔法で透明化する能力があるため、制服軍人の出入りが多いトニーの家では目に見えない何者かが制服を食いちぎる被害がたびたび発生し、非合理な現象を否定するベローズもこれについては存在を認めている。
ナレーター
声:金内吉男/宮内幸平

  1. ^ かわいい魔女ジニー”. テレビ東京. 2018年3月22日閲覧。
  2. ^ 厳密にはイスラム教アッラーフにより人間の前に火から作られた種族ジニーであり、正確には魔女とも言いがたいが、作中では一貫して自称も他称も魔女である。ただし、姉も自分もジニーであると、ジニーが個人を指す名称ではない点は作中で言及されている。
  3. ^ 2014年放送時のデータでは「バチェラーパーティー大騒動!」とされている。
  4. ^ 本編の日本語テロップとデータでは「あげてよかった(もらって地獄)」とされている。
  5. ^ 2014年放送時のデータでは「花の独身、力の女房連れ」とされている。
  6. ^ 『北日本新聞』 1968年1月15日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『北國新聞』1968年6月2日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ 「かわいい魔女ジニー」TVKテレビでスタート”. TVグルーヴ・ドット・コム(情報提供元:テレビ神奈川) (2001年7月31日). 2015年6月5日閲覧。






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