スラッツ【SRATS】
たいよう
名称:第3科学衛星たいよう(SRATS)
小分類:科学衛星
開発機関・会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
運用機関・会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げ年月日:1975年2月24日
運用停止年月日:1980年6月29日
打ち上げ国名・機関:日本/宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げロケット:M-3C
打ち上げ場所:鹿児島宇宙空間観測所(KSC)
国際標識番号:1975014A
たいようは、超高層大気物理学研究を主目的に太陽軟X線、太陽真空紫外放射線、紫外地球コロナ輝線などの観測を行ないました。
また、たいようによって、宇宙開発における日本で初めて国際協力が行なわれ、西ドイツとともに電離層の解明を目的とした観測も行なわれました。
1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
多面体の角柱の形をしています。重量は86kgです。
2.どんな目的に使用されたの?
超高層大気物理学研究を主目的に太陽軟X線、太陽真空紫外放射線、紫外地球コロナ輝線などの観測を行ないます。
3.宇宙でどのようなことをし、今はどうなっているの?
当時は太陽活動が最も低い時であったため、電離層プラズマ、太陽のライマン・アルファ線、太陽X線、地球大気のオゾン分布や地球コロナの観測など、大きな成果をあげました。
たいよう
(SRATS から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:48 UTC 版)
たいよう(第3号科学衛星SRATS)は東京大学宇宙航空研究所(後の文部省宇宙科学研究所)が打上げた熱圏観測衛星である。開発・製造は日本電気が担当した。名前は恒星の太陽に由来し、太陽放射線の観測装置も搭載しているが、主目的は地球の観測である。但し太陽の天文学的観測も行われた。打ち上げ前の開発名はSRATSといい、これはSolar Radiation And Thermospheric Structureの頭字語である。
- 1 たいようとは
- 2 たいようの概要
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