コピーガード
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コピーガード(英: Copy protection)とは、BDやDVDやVHSなど映像メディアや、CDやMDなどの音楽メディア、その他、パソコンソフトやゲームソフトなど各種メディアにおける無断複製を防止するため、著作権者が自ら、その著作物が複製出来なくなるように処理すること。
注釈
出典
- ^ Apple and Adobe: The Roots and Reasons Behind Today's Situation
- ^ Some Windows Apps Make GRUB 2 Unbootable
- ^ 音楽配信メモ - なんでDVDコピーは「違法」なの!(日経クリック 2003年10月号)
- ^ “平成24年通常国会 著作権法改正等について 文化庁の見解”. 文化庁. 2012年7月13日閲覧。
- ^ “リッピングソフトをアップロードしていた者を著作権法違反で初めて検挙及び、出版社従業員等を著作権法違反の幇助でも検挙”. JVA. 2015年8月19日閲覧。
- ^ ソニー、自社製プレーヤでも再生できないプロテクトでDVDを保護 Engadget Japanese 2007年4月20日
- ^ Digital Content Protection(HDCP公式サイト)
- ^ Intel: Leaked HDCP copy protection code is legit (cnet news - 2010年9月16日(英文)、2010年9月20日閲覧)
- ^ a b 不正コピー防止技術「HDCP」のマスターキー流出、Intelが調査 (ITmedia News - 2010年9月20日、同日閲覧)
- ^ a b 「HDMIやDVIの著作権保護に使われているHDCPは完全に崩壊している」と専門家が指摘 GIGAZINE 2013年2月20日
- ^ COPPが対応しているはずのドライバが、Hyper-Vが生きていると Microsoft
- ^ a b Windows 10ではSecuROMなど従来のDRM採用ゲームがサポートされないため一部の人気タイトルがプレイできないと判明 GIGAZINE 2015年8月19日
- ^ Windows 32bit UPDATEによるプロテクトエラー解決方法 SETTEC
- ^ Windows Vista 用セキュリティ更新プログラム (KB2779030)
- ^ Windows Vista 用 Internet Explorer 9 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB2761465)
- ^ JVNDB-2012-005687 Microsoft Internet Explorer 6 から 10 における任意のコードを実行される脆弱性
- ^ 記録媒体複製用の複製装置、その方法、及びそのコンピュータプログラム SETTEC
- ^ ROOT - Copy Protection Technology - ウェイバックマシン(2004年4月14日アーカイブ分)
- ^ “CD/DVD copy protection solutions”. StarForce. 2022年5月18日閲覧。
- ^ “下級生2の検証”. ベクターの作者ページ(Feldlotos). 2014年1月8日閲覧。
- ^ “君は「マニュアルプロテクト」を知っているか? 小島秀夫監督のゲーム作品に見る“認証の謎解き”:架空世界で「認証」を知る(2/2 ページ)”. ITmedia NEWS (アイティメディア). (2019年5月7日) 2022年9月12日閲覧。
- ^ Pool of Radiance - Translation Wheel ~ interactive code wheel online
- ^ JEITA - 民生用電子機器国内出荷統計 2006年・2005年比較
- ^ JEITA - 民生用電子機器国内出荷統計 2007年・2006年比較
- ^ <DVDレコーダー>普及進まず 操作の難しさなどで敬遠か 毎日新聞
- ^ 販売急落DVDレコーダー 本当に「必要なの」? J-CAST
- ^ なぜか日本よりゆるいアメリカのデジタルTVコピー規制
- ^ 任天堂が『マリオパーティDS』にて“恐ろしい海賊版対策”を施していたという噂が広まる。システムが海賊版ユーザーを罵りまくる AUTOMATON (2021年1月12日) 2021年3月22日閲覧。
CGMS-A(Copy Generation Management System - Analog)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:25 UTC 版)
「コピーガード」の記事における「CGMS-A(Copy Generation Management System - Analog)」の解説
映像信号にコピー世代・コピー可否の管理情報をのせ、これに対応するレコーダーに相応の動作をさせるというもの。これには著作者の意図に従い「コピーフリー」「コピーワンス」「コピー禁止」などの信号を選択して付加することが出来るようになっている。アナログの映像信号ではCGMS-Aとして使用される。対応レコーダーの基本動作としては、映像入力に「コピーワンス」の信号が乗っていた場合には、媒体に対し「コピー禁止」の信号を乗せて記録すると言うことである。これにより、「コピー禁止」の段階にある映像ソースをHDD・DVD・BD・D-VHSレコーダー(これらに内蔵されたVHSレコーダーを含む。通常はコピー制御対応)などで録画しようとしても、レコーダー側が自動的に停止するなどして録画することが出来ない。 ただし、あくまでレコーダー側のみの機能に依存するため、相応の動作をしないレコーダーだったり、レコーダーとの間でその信号が除去、あるいは改竄されてしまう様な事があれば、事実上無力になる弱さを持つ。アナログ記録方式の家電レコーダー(従来から存在するアナログVHS(ノーマルVHS・S-VHS・W-VHS)、8ミリビデオ、ベータマックスなど)については、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この方式のコピーガード登場以前の規格であるため原理的にこの影響を受けるものは存在しない[要出典]が、アナログ入力(S端子、RCA端子)のPC用キャプチャ・デバイス機器(例:アイ・オー・データ機器製 GV-MVPシリーズ等)や、後期の8ミリ・Hi8ビデオカメラや、デジタルビデオカメラ(miniDV)、DVデッキ、及びアナログ入力PDA用キャプチャー機器(シャープ製 MPEG-4ビデオレコーダー CE-VR1)では当該信号を検知次第、録画動作が自動停止される仕組みが採り入れられている。 日本において地上波と衛星放送のデジタル放送(ISDB)で実施されているコピー制御は、このCGMSにより制御されている。放送開始当初は、一部の有料放送を除き、CGMS-Aの内容は、「コピーフリー」だったが、2004年4月5日からは、全てのチャンネルの全ての番組が「コピーワンス」に変更された。これによって、多くの視聴者から反発の声がある(詳しくは、「B-CAS」の項目を参照)。 なお、ダビング10の施行後においても、各種対応機器でのCGMS-Aによるコピー制御の仕様には変更がなく、アナログ映像入出力に関しては従来通りコピーワンス制御が掛かる。詳細はダビング10を参照。
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