5代目 RC1/2/4型とは? わかりやすく解説

5代目 RC1/2/4型(2013年 - 2022年予定)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 01:35 UTC 版)

ホンダ・オデッセイ」の記事における「5代目 RC1/2/4型(2013年 - 2022年予定)」の解説

2013年9月26日5代目の公式ティーザーサイト開設し車両一部仕様公開した先行公開され写真では、歴代初となる両側スライドドア採用と、8人乗り設定明らかになった。11月1日から発売開始したエクステリアは、2013年4月20日の上モーターショー出展されコンセプトモデルConcept M」に似たものとなっている。3代目以来設計思想となる「超低床プラットフォーム」が大幅に刷新された。フロア骨格構造だけでなく、フロア下の燃料タンク薄型化や排気システムレイアウト工夫等によって低床化を徹底。セカンドシートのステップ位置で高さを先代モデルから60mm下げた300mmとし、全高を140-150mm上げた。これは超低床プラットフォーム採用により、全高高めてオデッセイらしい走り実現できる判断したためである。また、大開タイプのメッキフロントグリルを採用し、スポーツグレードの「ABSOLUTEアブソルート)」ではフロントメッキグリルの真下にメッキバーを3本配置しエアロバンパーやドアロアガーニッシュの下部クローム調モール配置したリアエンブレムはリアライセンスガーニッシュ上に移動し、一体成型デザインとなったインテリアは、インパネソフトパッド採用。3列目シートは3人掛けリクライニング構造3分割し、左右席と中央席でリクライニング角度変えることで、各乗員の肩に触れことなく3名が座れるように工夫された。2列目シート乗員人数によって異なり従来からの7人乗り仕様シートバックを倒すと連動シートクッション前面角度持ち上がる構造となり、内蔵式オットマン中折れ機構付シートバック・ロングスライド機構備えたプレミアムクレードルシートが採用された。新設の8人乗り仕様は、6:4分割スライドシートが採用された。なお、「G」と「ABSOLUTE」FF車は7人乗り仕様・8人乗り仕様選択が可能で、EX系は7人乗り仕様のみ、「B」のFF車及び全グレード4WD車は8人乗り仕様のみの設定である。また、EX系メーカーオプション本革シート設定が可能である。 エンジンは、次世代環境技術EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を投入し新開発K24W型を採用した。「アブソルート」は、これまでのプレミアムガソリン仕様から無鉛レギュラーガソリン仕様変更した同型エンジン直噴化することによって、出力標準の175PSから190PS(4WDは185PS)に向上した組み合わされトランスミッションCVTとなり、併せてドライブ・バイ・ワイヤCVT協調制御「G-design Shift」を採用した。「アブソルート」は7スピードモード+パドルシフト備わった。なお、燃費向上により、「B」は「平成27年度燃費基準」を、「B」を除くFF車・8人乗り仕様4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を、FF車・7人乗り仕様は「平成27年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成した足回りは、プラットフォーム刷新に伴い形式大幅に変更したアームロッド類などの剛性強化し前後ZFザックス製の振幅感応ダンパー採用した。その他、液封コンプライアンスブッシュの採用、リアダンパーマウントを入力分離式に、バネ下重量低減など改良箇所多岐にわたる装備面は、自動ブレーキによる支援衝突回避軽減を図る「低速衝突軽減ブレーキ」と前方障害物がある状況アクセルペダル踏み込んだ場合急な発進防止する誤発進抑制機能」で構成される「シティブレーキアクティブシステム」と、1列目シート用i-サイドエアバッグシステムとサイドカーテンエアバッグシステムをセットにした「あんしんパッケージ」を新たに設定したEX系は、衝突の危険がある場合回避被害軽減を図る「衝突軽減ブレーキCMBS、E-プリテンショナー付)」をメーカーオプション設定。「G・EX」・「ABSOLUTE」・「ABSOLUTEEX」にはカメラ駐車自動認識しバック縦列での駐車時にステアリング自動回転して運転操作アシストするHondaスマートパーキングアシストシステム」もメーカーオプション設定したタイプ体系標準モデル「ABSOLUTE」の2本立て構成継続した標準モデルベーシックグレードの「B」、快適装備プラスした充実グレードの「G」、上級グレードの「G・EX」の3タイプ。「アブソルート」は「G」の仕様内容ベースとした「ABSOLUTE」と、最上位モデルの「ABSOLUTEEX」の2タイプ販売面では新たなユーザー層取り入れるべく先代モデルまで続いたダブルウィッシュボーンから、高価格帯の車でありながらコンパクトカー一般的な足回り形式へと変更したことや、オデッセイのコンセプト・アイデンティティのひとつであった低い全高から、いかにもミニバンらしいスタイルへと大幅に舵を切ったため、これまで同車乗り継いできたユーザーからは結果的に敬遠され結果となり、メーカー期待反し新規ユーザー獲の得増にはほとんどつながらなかった。

※この「5代目 RC1/2/4型(2013年 - 2022年予定)」の解説は、「ホンダ・オデッセイ」の解説の一部です。
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