コンパクトカーとは?

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コンパクト-カー 5 6 [compact car]

小さなサイズ乗用車アメリカで低燃費要請が高まったとき、大型車に対してエンジン外形サイズ小さくした規格乗用車につけられた呼称


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コンパクトカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/09/13 10:18 UTC 版)

コンパクトカーの例:初代ヴィッツ

コンパクトカーとは、乗用車の形状の1つである。全長4,400mm級以上の一般的な「中型車」や「大型車」(ここでは乗用車を意味する)に対して、こう呼ばれる傾向が強い。

目次

概要・定義

日本では一般的にボディは全幅が1,700mm(5ナンバーサイズの制約があるため。ただし例外的に1,700mm超の3ナンバーサイズのものも一部存在する)程度まで、全長が4,000mm程度までの5ナンバーサイズで、形はハッチバックトールワゴンが主流である。エンジン排気量は1,000 - 1,500ccクラスが主流である。


米国では日本のコンパクトカーより二回りほど大きめ(日本の区分では2,000cc級のミドルクラス)になっている。全長は5,000mm以下、エンジンは多くが4気筒エンジンを搭載するものが多く、排気量は概ね2,400cc以下である。→en:Compact carを参照

なお米国では日本における「コンパクトカー」はサブコンパクトカーと呼ばれる。

ヨーロッパでは、AセグメントからBセグメントの下位(サブB)がおおよそ日本でいうコンパクトカーに該当する。ヨーロッパ諸国において主流となっているクラスである。

日本におけるコンパクトカーの歴史

国民車構想の発表から、各方面から自動車産業への参入が見られ、現在に続く軽自動車規格が生まれるきっかけとなる。
鈴木自動織機(現・スズキ)ロイト LP 400シトロエン・2CVなどを参考にして独力で開発した4輪車。日本初の軽自動車として認定される。
東洋一の航空機メーカーであった旧中島飛行機の技術陣が、そのノウハウを生かしたマイクロカー。優れた設計から軽自動車の傑作となる。
自動車そのものの普及(大衆化)を目指していた時代で、低廉な価格で必用十分な性能を得るため、各社とも、小型・軽量化に腐心する。また、消費者の上級・高級志向が予想以上に強く、各社とも販売開始直後に、見栄え、性能、装備の見直しを迫られる。
戦後改組された三菱重工業が乗用車市場への本格参入を目指して開発。
国民車構想に呼応し、シトロエン・2CVを目指しFF車として企画されるも、信頼性の高いFRとなり、結果として、トヨタ唯一となる空冷水平対向2気筒エンジンのみが残った。安価で信頼性の高い大衆車を具現化したが、簡素に過ぎた造りは市場からは敬遠され、その後のトヨタ車の行方を決定付けることにもつながる方針転換を迫られる。2代目からは姉妹車としてダイハツ・コンソルテも加わった。
当初は需要の多いライトバンからスタートし、ワゴンベルリーナ 2ドアスパイダー、ベルリーナ 4ドア、トラックの順にラインナップを拡充。ビニヤーレでスタイリングされたイタリアンルック。
R360クーペキャロルの上級車種として誕生。コンパーノ同様、ライトバン、ワゴン、セダントラッククーペの順に拡充が図られる。ボディーを一周する流行の「ハチマキモール」をイタリアンルックのスタイリングはベルトーネによるもので、オールアルミエンジンの採用など、全体に新味があり、当時の大衆車の中では垢抜けた存在。
ミニカの上級車、コルト 600の後継車として登場。ファストバックスタイルやハッチバックの採用など、水島製作所の威信をかけた意欲作。ランサーの登場により一旦消滅している。
2ドアのライトバンとトラックで、商用車でありながらホンダらしくDOHCエンジンを採用する。新規参入でも需要の見込める商用車として企画され、乗用車(セダン)は生産されていない。ユーザーの実状にマッチしないエンジン特性から失敗に終わっている。
日産自動車の小型車部門であるダットサン最後のエントリーモデル。従来型ダットサン 1000 / 1200(210型系)のブルーバードへの上級移行に伴い誕生。オースチン譲りの快活な動力性能や運動性、手馴れた造りと枯れた技術による高い信頼性と耐久性を誇る。
航空機技術を生かした軽量モノコックボディー、水平対向エンジンの搭載、FF方式による車室のフラットフロア化等、先進性をアピールした。同社ではスバル 360と450を大衆車と位置づけていること、同時代の他社製大衆車とは大きく異なる構成であることなどから、コンパクトカーや大衆車として認識されることは少ない。
オイルショックを経験することで、経済性や実用性の水準は一気に引き上げられ、後のニューファミリー層の台頭により、ファッション性や環境性能などの要求も高まる。
プリンス時代に開発され、合併後に日産初のFF車として時代を先取りしたスタイリングで登場。のちにチェリー F II、パルサーへとモデルチェンジされる。
日本車に「2ボックス」を定着させたパイオニア。後にCVCCエンジンで、自動車排出ガス規制にいち早く対応するなど、影響力は大きい。
欧州製コンパクトカーのパッケージング手法を導入し、合理性の追求で従来の大衆車のイメージ(上級車を縮小したような安易な構成や、高級車への未練が見え隠れするなど)を払拭した。また3気筒エンジンの採用も注目された。
  • 1980年代 - 1990年代
経済性と実用性のみならず、「走り」も重視した「ライトウェイトスポーツ」、「ボーイズレーサー」(現在の「ホットハッチ」)が登場した。
  • トヨタ・カローラII
ボーイズレーサーブームの1980年代初頭に登場。兄弟車として、ターセルコルサもあり、80年代後半のモデルではTURBO搭載グレードやリトラクタブルも設定あり。
さらなる派生車種としてAE86レビンに搭載された、1.6ツインカム16バルブエンジン(4A-G)を搭載しスポーティな走りを可能とした。
パブリカ後継となる実用性重視の廉価な車種。ターボチャージャーを搭載したモデルもあり力強い走りを実現した。
2ドアクーペも存在した。1980年代中盤にはリア部分がハッチバック形態やクーペと載せ換えできるユニークな仕様も存在したが、国内では認可がおりず、どちらかの仕様で固定となった。兄弟車として、ラングレーがあった。
初代モデルはTURBO仕様もあり、さらに国産車では現代までにおいて唯一のスーパーTURBOも存在した。なんと過給器がスーパーチャージャ+TURBOチャージャー付きという2つのシステムが搭載されていた。
初代マーチベース。限定車として一時プレミアがついた。日産パイクカーシリーズ第1弾。なんとこの年代のコンパクトカーとしては2009年現在でも未だに流通している。
初代マーチベース。日産パイクカーシリーズ第2弾。
シビックより下位モデルとして都会的センスあふれる小型車として登場。ホンダ市販車初のTURBO搭載モデルも追加発売され、さらに進化していった。
軽量ボデーに高出力エンジンを搭載し、FFレイアウトのコンパクトカーでありながら、スポーティーな走りを実現した。
既に1970年代にもハッチバックモデルとして存在していたが、VWゴルフをコピーしたFF2BOXとしてモデルチェンジし大ブレイクした。
自社の軽自動車レックスと小型車レオーネの間を埋めるべく1980年代のコンパクトカーに参戦登場。
米国GMでのOEM販売を目的に開発。国内では軽自動車ユーザーからの代替目的で販売された。
  • 1990年代 - 2000年代
バブル崩壊に伴う経済低迷により、コンパクトカーも本来の経済性と実用性本位のコンセプトに回帰した。
  • トヨタ・スターレット
1990年代に入っても低価格で人気を保った。
1992年にフルモデルチェンジ。丸みを帯びたデザインと実用性の高さでロングセラーの地位を守った。
不発だった2代目シティ以降に名前も新たに登場するが、またも不発で1代限りとなる。
ロゴベースのトールワゴンキューブファンカーゴbBといったライバルたちにシェア争いで破れ、1代限りで消滅した。
1996年登場。「自由形ワゴン」の広告コピーが象徴する多用途性で、当時のマツダの経営不振脱出の推進役となった。
シャレードの後継車として登場。トヨタ・デュエットとは兄弟車。クローム鍍金をふんだんに取り入れ、お洒落感を演出していた。
軽自動車の拡大版小型車として登場。欧州ではオペル・アジーラとしてもOEM販売された。
  • 2000年代 - 現在
主なターゲット・ユーザ層が女性と言われ、経済性と実用性に加えてファッション性も重視されている。
愛らしい丸みを帯びたデザイン。
フィットに対抗し登場。小型SUV的な車種としても注目される。シャーシはヴィッツベース。
より多機能、多用途向けに登場。ヴィッツベース。
不良ヤンキーっぽい若者向けとして登場。上記2車種と同じヴィッツベース(2代目はパッソ/ブーンベースで、兄弟車にダイハツ・クーもある)。
  • トヨタ・Willサイファ
おしゃれな若者向けとして登場。ヴィッツベース。
デュエット/ストーリアの後継モデルで、トヨタのボトムを受け持つ車両として登場。兄弟車にダイハツ・ブーンもある。
2002年に登場した2代目はボディーカラー13色+特別仕様色設定に見られるように、カラフルな色使いを特徴に打ち出していた。
2007年よりファッション性を重視した外観として3代目にフルモデルチェンジを行った。
センタータンクレイアウトなどの技術で室内空間が大幅に広がり、2002年には年間販売台数でカローラを抜く大ヒットとなった。

ヨーロッパにおけるコンパクトカーの歴史

戦後欧州ではゴッゴモビール他、様々な小型大衆車が日本国内同様に登場し消滅したが、現代において有名な車種として、初代VWビートルに始まり、同様に約40年間に渡り基本的に同じモデルが製造販売されたミニを筆頭にシトロエン・2CVフィアット・500あたりが源流。一時期は大型化へ進んだフィアット・128シトロエン・GSがあるものの、オイルショック以降モデルチェンジされ新登場したフォルクスワーゲン・ゴルフⅠにルノー 5フィアット・パンダといった小型車が開発され、当時のベストセラーとなった。この系譜を引き継いだのが後述の、輸入コンパクトカーである。

(stub)

コンパクトカーの特質

一般的に指摘されているもの[誰?]を挙げる。

利点

  • ボディサイズが小さく、狭い街路や駐車場に入れやすい。
  • 重量が1トン前後と比較的軽量であり、エンジンの排気量も手伝い燃費が良い。

欠点

  • 国内向けの一般モデルでは、ドライバーを女性前提としている車種もあり、中低速の市街地走行を前提として設計されている[要出典]。高速を出すと安定しない傾向にある。ただし欧州向け車種や、一部のスポーツモデルでは高速走行が重視されるため、この限りでない。
  • 国内向け車種では基本的に街乗り用として設計されていることから、上級小型車に比べ連続長距離高速走行では疲労が蓄積する。
  • ワンクラス上(カローラ、ティーダクラス)の車種との車両価格差があまりない。カローラ、ティーダクラスの車種が特売(特にモデル末期時の大幅な値引き)されると、価格が逆転する場合もある。
  • ボディサイズは小さめながらも、居住性重視によりFFレイアウトを生かしたロングホイールベースの車種が多い為、車体サイズの割に小回りが利かない車種も散見される。
  • 最近のコンパクトカーは安全対策上、車幅が1,695mmと小型車枠一杯のものが多い。2009年現在、小型車枠より車幅が3cm以上狭く設計されている国産コンパクトカーはトヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン(共同開発による双子車)、日産・マーチ、スズキ・ソリオの4車種(実質的には3車種)のみで、これら以外の車種は軒並み小型車枠一杯かそれに近い車幅で設計されている。これはワンクラス上のハッチバックや小型セダンと同等の数値であり、さらには一部のミディアムセダンとも同じ車幅にまで膨らんでしまったため、狭い道のすれ違いなどに響く。さらにダッシュボードの奥行きがありフロント窓との距離が遠い車種では、ボンネットが短い割に取り回しにくい車種もある[誰?]
  • リセールバリュー(下取り価格)が低い[要出典]
  • 女性向きの車という外観のデザインイメージが根強くあり、男性から敬遠されることもあった[要出典]。しかし近年ではそれを気にしない男性も増え、そういったイメージも薄れつつある。
  • 全長が短いため、万一の衝突時の安全性に不安を感じる向きもあるが、近年のモデルではボディ剛性強化、衝突安全ボディーの採用などにより、衝突安全性の改善が計られている。

現代のコンパクトカーの例

日本車

ヴィッツistパッソbBラクティスiQ
マーチキューブノート
フィット
デミオベリーサ
コルト
ブーンクー
スイフトソリオスプラッシュ

輸入車

Aクラススマートシリーズ(フォーツーKを除く)
MINI
ルポポロ
C2C3
1007、:206
カングールーテシア
パンダ:グランデ・プント
イプシロン
TB

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