ダイナミックレンジとは? わかりやすく解説

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ダイナミック‐レンジ【dynamic range】

読み方:だいなみっくれんじ

信号再現能力を表す値。識別または再現可能な最も強い信号と、最も弱い信号との比。単位dBデシベル)やbitビット)を用いる。アンプスピーカーなどの音響分野では通常音圧比で表し最大出力雑音レベルの比などをいう。またデジタルカメラ撮像素子液晶ディスプレープラズマテレビなどの表示装置においては最も明る部分と最も暗い部分信号の比を表す。Dレンジ


ダイナミック レンジ 【dynamic range】

音声最大部分最小部分の差をいう。通常単位デシベルで表す。

増幅回路では最大出力レベル残留ノイズレベルの差をいう。

PCMにおいては6.02×ビット数+1.76で求められる理論値)。

映像ではもっとも明る部分と暗い部分音声では最も大きい音と小さ音の幅をいう。

ダイナミックレンジ [dynamic range]

システム内で最も大き信号と、最も小さ信号レベル差。デジタルシステムにおいてはデータ解像度により決定され1ビットにつき約6dB。つまり16ビットシステムでは理論上96dBのダイナミックレンジが得られる

ダイナミックレンジ

最も音の小さいレベルから最も音の大きいレベルまでの幅で、一般的にデシベル(dB)で表わされる。DVDオーディオは144dBという広大なダイナミックレンジを記録可能だが、実際はアナログ回路のダイナミックレンジで制限を受ける。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 三浦孝仁)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


ダイナミックレンジ

【英】dynamic range

ダイナミックレンジとは、電子機器再現できる信号最大値と、最小値との比率のことである。

ダイナミックレンジは画像音声など複数分野において用いられる画像であれば明るさ暗さ音声であれば音量最大値および最小値の差が大きければ大きいほど、広いダイナミックレンジが得られる。ダイナミックレンジを表す単位としては主にデシベル用いられる

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ダイナミックレンジ

【英】:dynamic range

信号強度再現能力を表す数値で、最大信号レベルから雑音レベル引いたもの。デジタル信号のはビット数で表現される

説明に「ダイナミックレンジ」が含まれている用語


ダイナミックレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 22:59 UTC 版)

ダイナミックレンジ: dynamic range)とは、識別可能な信号の最小値と最大値の比率をいう。信号の情報量を表すアナログ指標のひとつ。




「ダイナミックレンジ」の続きの解説一覧

ダイナミックレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 23:14 UTC 版)

磁気センサ」の記事における「ダイナミックレンジ」の解説

SQUID光ポンピング磁力計微小磁場検出には適しているものの、ダイナミックレンジが極めて小さいため、シールドルームを必要とする。ダイナミックレンジが大き素子であれば適切なフィルタ回路電気的に雑音除去できる。

※この「ダイナミックレンジ」の解説は、「磁気センサ」の解説の一部です。
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ダイナミックレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/01 07:36 UTC 版)

アリスキャン」の記事における「ダイナミックレンジ」の解説

「ダブルスキャン」機能によりフィルム高濃度部分対し優れたSN比スキャン可能。 通常露光10倍の露光イメージ1つ画像合成し、広いダイナミックレンジを得られる。 このコンセプト同社デジタルカメラALEXAにも採用されている。

※この「ダイナミックレンジ」の解説は、「アリスキャン」の解説の一部です。
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ダイナミックレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:17 UTC 版)

マイクロフォン」の記事における「ダイナミックレンジ」の解説

マイクどれ位小さい音から大きい音まで歪みなく拾うことが出来るかをあらわしたもの。単位dB最小値最大値比率表現する

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「ダイナミック レンジ」の例文・使い方・用例・文例

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