ダイレクトサウンド3D
【英】DirectSound 3D
ダイレクトサウンド3Dとは、マイクロソフト社によって開発されたDirectXのオーディオサービスである「DirectSound」の3D APIのことである。
ダイレクトサウンド3Dは、従来より、Windows向けのマルチメディア拡張APIの中のひとつとして提供されていたDirectSoundをベースに発展させたもので、3Dの音場をリアルタイムにコントロールすることで、ポジショナル3Dオーディオ機能を実現するものである。
ダイレクトサウンド3Dを利用すると、音を聞く人に対して3D座標を定義し、再生を行う際に、位置関係と向きや、移動方向や移動速度から音の聞こえ方が計算される。これにより、定位とドップラー効果を再現し、よりリアルな再生を実現することが可能になる。また、もともと描画に用いられている3DCG(3次元グラフィックス)のAPIと同様のDirect3Dと同様の同じ座標系を使うため、画像と音響の同期化をスムーズに実現できる点が特徴である。
参照リンク
Microsoft - DirectX
- ダイレクトサウンド3Dのページへのリンク