降灰とは? わかりやすく解説

こう‐かい〔カウクワイ〕【降灰】

読み方:こうかい

噴火によって地上火山灰が降ること。また、その灰。こうはい


こう‐はい〔カウはひ〕【降灰】

読み方:こうはい

こうかい(降灰)」に同じ。


火山灰

(降灰 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 23:34 UTC 版)

火山灰(かざんばい、: volcanic ash[1])とは、火山の噴出物(火山砕屑物)の一つで、主にマグマが発泡してできる細かい破片のこと。木や紙などを燃やしてできるとは成分も性質も異なる。


  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、66頁。ISBN 4-8181-8401-2http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 
  2. ^ 下鶴大輔「成層圏に注入される火山灰『地学雑誌』98-6(1989年)pp.88-96
  3. ^ a b c d e f g h i j k 防災科学技術研究所ライブラリー. “降灰への備え”. 防災科学技術研究所. 2019年11月17日閲覧。
  4. ^ a b c 防災科学技術研究所ライブラリー. “火山灰の健康影響”. 防災科学技術研究所. 2019年11月17日閲覧。
  5. ^ 【科学の扉】「想定外」を考える/富士山噴火 襲う火山灰/交通網まひ 家屋倒壊や洪水も朝日新聞』朝刊2017年10月8日(2018年5月20日閲覧)
  6. ^ 二輪駆動車 火山灰アウト12センチで立ち往生「避難に使わないで」産経新聞』朝刊2022年5月24日(社会面)同日閲覧


「火山灰」の続きの解説一覧

降灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:30 UTC 版)

ブルー リフレクション 幻に舞う少女の剣」の記事における「降灰」の解説

『澪』開始時点から発生しているのように降り注ぐ灰。世界不安定になっていることで発生している。『帝』では「灰」と呼称されており、この灰を被った人間たちは「灰病」と呼ばれる未知の病を発症する。その正体は、世界システム世界不具合解消する為に世界初期化する為に放った物質である。

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降灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:37 UTC 版)

桜島の大正大噴火」の記事における「降灰」の解説

大正大噴火に伴う降灰は広範囲及んだ桜島ではほぼ全域わたって20センチメートル上の降灰に覆われ、厚いところでは2メートル超えた桜島東部黒神集落にある腹五社神社黒神埋没鳥居大正大噴火によって厚く積もった軽石火山灰によって埋もれた鳥居である。 噴火始まった1月冬季西風によって大隅半島方面大量の灰が降下した大隅半島のほぼ全域で降灰し、半島約半分地域では10センチ上の降灰があった。垂水市牛根地区では2メートル近く志布志市西側境界付近でも約30センチメートルの降灰があった。なお西風に乗った火山灰小笠原諸島にも多くの降灰をもたらし遠くカムチャッカ半島にまで達したとされる東京帝国大学小藤文次郎地質調査所技師佐藤伝蔵、そして地元鹿児島高等農林学校助教授であった金井眞澄現地調査結果をもとに降下火山灰等層厚線図作成している。小藤佐藤比較して金井等層厚線図分布域遥かに広いという特徴がある。これは小藤佐藤東京から火山調査赴いたステージ1短期間の降灰を記録したためであると考えられる。この推測両者等層厚線図分布域軽石降下域とよく一致していることからも裏付けられる。一方金井地元居てステージ1からステージ3にかけての降灰を観察して降下火山灰等層厚線図作成したため、小藤佐藤等層厚線図とは異なり桜島東方ばかりではなく南方鹿屋北方国分霧島方面にも主な降灰域が延びることになった。また地質学者が主に調査した考えられる河川川沿い露頭ばかりではなく農学者金井農地での降灰状況調査した考えられることも結果の差に影響していると見られる。 降灰が激しかった地域では「耕地をして一望荒涼たる砂漠化しめ」という惨状呈し当時鹿児島での主要農産物であったタバコ、麦や壊滅的な被害被った。またナタネ果樹園多く野菜類なども大きな被害受けたが、サツマイモダイコンなどは比較被害少なかった復興はまず灰に埋もれた耕地整理用水路復旧人海戦術行い火山灰厚く積もった耕地では降灰の倍程度の溝を掘り、そこに火山灰埋めて噴火前表土露出させる天地返し」と呼ばれる手法用いて耕地復興図った。 また当時大隅半島で盛んであった林業も、降灰によって枯死する樹木多く大きな打撃被った林業被害天然林よりも人工林でより激しかったとの記録残っている。

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降灰

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 12:31 UTC 版)

この単語漢字
こう
第六学年
かい
第六学年
音読み
この単語漢字
こう
第六学年
はい
第六学年
重箱読み

発音(?)

名詞

(こうかい または こうはい)

  1. 噴火の際に噴出した火山灰地表落下すること。またそのようにして落下した灰。

用法

気象庁は「こうはい」の読み用いている。



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