遺産の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 10:05 UTC 版)
世界遺産としての「萩城下町」は、3つの資産から構成されている。 萩城跡 詳細は「萩城」を参照 指月山の山麓にある平城(本丸・二の丸・三の丸)と山頂にある山城(詰丸)で構成。建物はすべて喪失したが、雄藩の城として歴史上重要であり、よく旧規模をとどめていて縄張も精巧で、城郭史上重要な遺跡とされる。1966年国の史跡に指定された。 萩城城下町 萩城三ノ丸中総門の東外を、東西に通ずる中心路である呉服町の通り(通称御成道)と、その南を東西に走る慶安橋筋の2本の東西路に直交する菊屋横丁・伊勢屋横丁・江戸屋横丁に囲まれた区域。萩藩御用達の旧家、幕末に活躍した侍屋敷等の面影が残る。1967年に国の史跡に指定。青木周弼の住宅等も含まれる。一般には「武家屋敷地区」とも称されるが、正確には堀内地区が侍屋敷地区にあたる 堀内地区 萩城三の丸のほぼ全域に相当する地域。藩の諸役所や上級藩士の侍屋敷が所在していた。1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
※この「遺産の構成」の解説は、「萩城下町」の解説の一部です。
「遺産の構成」を含む「萩城下町」の記事については、「萩城下町」の概要を参照ください。
- 遺産の構成のページへのリンク