身分証明書の提示を求められる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:22 UTC 版)
「身分証明書」の記事における「身分証明書の提示を求められる場合」の解説
日本では、主に本人確認を要求される次のような場面で提示が求められることがある。 国際空港や港湾から入出国する際のパスポート提示要求 公的書類(戸籍抄本、住民票の写し)の交付を受ける場合 婚姻届など戸籍に関する届出や、転入・転出など住民基本台帳に関する届出をする場合 固定電話の新規開設 携帯電話やPHSに関するすべての手続き 銀行預金口座や、金融商品取引口座や、商品取引口座の開設など 窓口での預金の引き出し(署名や捺印に加えて要求された場合) 金融機関において、現金で10万円以上を振り込む場合 鉄道の定期乗車券の払い戻し手続き時 サッカーくじや宝くじの高額当せん金(概ね10万円以上)を現金で受け取る場合 サラ金カードやクレジットカードを申し込む場合 一部の郵便物の受け取り時不在時に配達され、保管されている小包、書留などを、郵便局で受け取る場合 本人限定受取郵便を配達時、もしくは郵便局で受け取る場合 遺失物が発見された場合の受け取り レンタルビデオ店における初回借り出しの際の入会手続き・会員証の更新や再発行の手続き 会員制ネットカフェの入会手続き・会員証の更新や再発行の手続き 総合スーパーなどで発行しているポイントカードの入会、再発行の手続き 古物の売却 就業する場合 中央省庁や在日米軍施設、原子力発電所、研究所など、保安体制が厳しい場所に入場する場合(入場許可証が別に必要になる場合もある)※成田国際空港における確認は2015年3月限りで廃止された 国家資格取得者の名簿登載の申請時等 資格試験等の受験申請時や、試験当日の試験場内(TOEICなど)において 資格試験等の合格証明書の再発行申請時等 警備会社に入社するときや警備業に係る資格取得時 警備業者になろうとするとき 運転免許証を取得する場合(指定自動車教習所入校時など、取得予定者本人の本籍地が記載された住民票の写し、及び規定サイズの顔写真も併せて必要) 警察官による職務質問において提示を要請された場合 行政機関や企業に対して、個人情報の開示を請求する場合 タレントの握手会などイベント会場にて、入場資格者として入場券及び商品レシートと共に(taspoは不可) 年齢(生年月日)の確認(提供が可能とされる年齢に達していないと思われる場合(その逆もある))居酒屋等の飲食店で夜間の集団入店に際して(多くの場合taspoは無効) タバコやアルコール飲料の購入時(違反すると提供者が「未成年者飲酒禁止法」「未成年者喫煙禁止法」の幇助罪に問われる) レンタルビデオ店におけるアダルトビデオの借り出し サッカーくじの購入 ホストクラブ、メンズキャバクラの利用(風営法の規制と本人確認を兼ねるため、ほとんどの場合、見た目の若さに関係なく提示を求められる) ディスコへの入場時(風営法で規制されているため) 小児用乗車カードの購入(本人確認を兼ねるため、原則提示を求められる)、小児用乗車券の使用(主に自動改札機で通れない場合)
※この「身分証明書の提示を求められる場合」の解説は、「身分証明書」の解説の一部です。
「身分証明書の提示を求められる場合」を含む「身分証明書」の記事については、「身分証明書」の概要を参照ください。
- 身分証明書の提示を求められる場合のページへのリンク