石川テレビ放送本社送信所
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「金沢観音堂テレビジョン放送所」の記事における「石川テレビ放送本社送信所」の解説
リモコンキーID放送種別コールサイン物理チャンネル空中線電力ERP偏波面放送対象地域放送区域内世帯数なし ※ ITC石川テレビ放送(アナログ) JOIH-TV 37ch 映像10kW/音声2.5kW 映像83kW/音声21kW 水平偏波 石川県 不明 6 MRO北陸放送(デジタル) JOMR-DTV 14ch 1kW 9.1kW 32万8139世帯 8 ITC石川テレビ放送(デジタル) JOIH-DTV 16ch 所在地:金沢市観音堂町チ18番地(石川テレビ放送本社内、写真右側) 石川テレビ放送送信鉄塔は以前、本社演奏所旧館に隣接して設置されていたが、老朽化とデジタルテレビ放送対応のため、1999年に新鉄塔に置き換えられ、送信局舎も新設された。デジタル放送開始前、「北陸地上デジタル放送研究開発支援センター」が実験局として、デジタルテレビの実験電波を発射していた。その後、北陸放送と共同利用という形になった。また、旧アナログ放送を記念して、新送信塔の前に旧送信塔の双ループアンテナの一部が、記念碑として置かれている。 2018年1月10日、落雷による火災のため、送信設備に不具合が生じ、両局共に停波。加賀地区の約38万世帯が見られなくなった。原因は、鉄塔への落雷によって、鉄塔内部で火災が発生し、アンテナに電波を送る同軸ケーブルが損傷したため。この日は冬型の気圧配置が強まっており、朝から雷を伴いながら雪やみぞれが降っていた。なお、当日は雷注意報が発表されていた。 10日18時40分頃にまず石川テレビが停波、その後19時ごろに北陸放送も停波した。 同日19時35分頃、石川テレビ敷地内の電波塔から火花が出ていると通報があり、金沢市消防局が消火に当たる。 一方、羽咋市以北の能登地区では光ケーブルを使用した別ルートで放送を行っていたことから、大きな影響は無かった。 北陸放送・石川テレビは10日深夜から11日未明までに、出力を大幅に下げた状態で放送を再開。 火災は11日早朝に鎮火。10時20分すぎに代替空中線(仮アンテナ)を設置したことで鉄塔の復旧作業が完了し、大部分の世帯での視聴は可能となったものの、悪天候などのため被害状況の調査や確認に時間がかかっていることから、全面的な再開には当面時間を要した。総務省放送技術課によれば、改正放送法が施行された2011年以降で、主要な放送局の長時間停波は初めて。なお代替空中線による空中線出力は、北陸放送・石川テレビ共々、仮復旧当初は本来の1kWではなく、50Wであったが、12日には90Wに増力され、18日早朝にようやく事故前と同じ出力である1kWに増力された。 2018年8月1日、送信機を交換の上石川テレビ・北陸放送ともに完全復旧。 北陸放送・石川テレビはそれぞれ自社の公式サイトやTwitterを通じて、その後の経過を告知している。
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