相互承認とは? わかりやすく解説

相互承認

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 17:34 UTC 版)

AEO制度」の記事における「相互承認」の解説

AEO制度究極目標は、各国の制度の相互承認により、ある事業者受けた認定世界中どこでも等しく認められるようにすることである。すなわち、認定した国は異なっても、出発地 (コンテナへの積込地) から仕向先 (コンテナからの取卸地) までの間で関与する事業者がすべて安全であると見なされているのであればサプライチェーン全体として安全が担保されていると判断できる、という考え方である。2019年時点74の相互承認があり、日本11国・地域と相互承認をしているが、アメリカおよびEUと相互承認をしているのは日本だけとなっている。また、中国は「一つの中国原則掲げているが、日本韓国オーストラリア中国だけでなく台湾とも相互承認している (独自の関税徴収有して税関置いているという意味では香港台湾の間に違いはなく、中国の1地域たる香港との間については日・韓豪だけでなく中国自身AEOの相互承認を行っている。このように一つの中国原則AEO相互承認は直接相反するものではない。ただし、日本台湾との相互承認については中国への配慮から「日本台湾交流協会台湾日本関係協会との間の実務取り決め」という形を採っている)。 相互承認承認年月承認承認年月承認承認年月承認承認年月承認2007年6月 ニュージーランド - アメリカ合衆国 2013年7月 中国 - 韓国 2015年12月 韓国 - 台湾 2018年3月 ペルー - ウルグアイ 2008年5月 日本 - ニュージーランド 2013年10月 中国 - 香港 2016年3月 香港 - マレーシア 2018年4月 コスタリカ - メキシコ 2008年6月 カナダ - アメリカ合衆国 2013年9月 香港 - インド 2016年5月 カナダ - メキシコ 2018年4月 ボリビア - ウルグアイ 2008年6月 ヨルダン - アメリカ合衆国 2013年12月 イスラエル - 台湾 2016年7月 オーストラリア - ニュージーランド 2018年5月 オーストラリア - シンガポール 2009年6月 日本 - アメリカ合衆国 2014年2月 香港 - 韓国 2016年8月 香港 - 日本 2018年6月 香港 - ニュージーランド 2009年9月 欧州連合 - ノルウェー 2014年3月 韓国 - メキシコ 2016年12月 ブラジル - ウルグアイ 2018年9月 ペルー - アメリカ合衆国 2010年6月 カナダ - 日本 2014年6月 日本 - マレーシア 2016年12月 韓国 - タイ王国 2018年9月 オーストラリア - 台湾 2010年6月 カナダ - 韓国 2014年6月 韓国 - トルコ 2017年1月 スイス - 中国 2018年10月 中国 - 日本 2010年6月 カナダ - シンガポール 2014年6月 香港 - シンガポール 2017年7月 オーストラリア - カナダ 2018年11月 日本 - 台湾 2010年6月 欧州連合 - 日本 2014年6月 イスラエル - アメリカ合衆国 2017年7月 オーストラリア - 韓国 2018年12月 インド - 台湾 2010年6月 韓国 - シンガポール 2014年10月 メキシコ - アメリカ合衆国 2017年7月 韓国 - アラブ首長国連邦 2019年4月 カザフスタン - 韓国 2010年6月 韓国 - アメリカ合衆国 2014年9月 中国 - 欧州連合 2017年7月 カナダ - イスラエル 2019年4月 ベラルーシ - 中国 2011年1月 スイス - 欧州連合 2014年12月 シンガポール - アメリカ合衆国 2017年7月 オーストラリア - 香港 2019年4月 中国 - カザフスタン 2011年5月 日本 - 韓国 2015年3月 イスラエル - 韓国 2017年10月 韓国 - マレーシア 2019年4月 中国 - モンゴル2011年6月 韓国 - ニュージーランド 2015年4月 ドミニカ共和国 - 韓国 2017年9月 中国 - イスラエル 2019年4月 中国 - ウルグアイ 2011年6月 日本 - シンガポール 2015年6月 香港 - タイ王国 2017年9月 オーストラリア - 中国 2019年6月 シンガポール - ニュージーランド 2012年5月 欧州連合 - アメリカ合衆国 2015年10月 インド - 韓国 2017年9月 中国 - ニュージーランド 2019年6月 オーストラリア - 日本 2012年6月 中国 - シンガポール 2015年9月 スイス - ノルウェー 2017年12月 韓国 - ウルグアイ 2012年9月 台湾 - アメリカ合衆国 2015年12月 ドミニカ共和国 - アメリカ合衆国 2017年12月 韓国 - ペルー

※この「相互承認」の解説は、「AEO制度」の解説の一部です。
「相互承認」を含む「AEO制度」の記事については、「AEO制度」の概要を参照ください。

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