特番からレギュラーへ
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「オジサンズ11」の記事における「特番からレギュラーへ」の解説
2007年3月3日、13:30 - 14:55(サタデーバリューフィーバー枠)でプレビュー版が放送され、系列局の読売テレビでも同年4月29日、鹿児島読売テレビでは9月22日に遅れて放送された。その後10月15日より月曜22時台でレギュラー化された(初回は30分拡大)。在京放送局の元メインアナウンサーら11人、通称オジサンズが集まり、今のニュースやテレビについて議論や取材を行うのが当初の主な内容であった。 単発時とほぼ同じだが、レギュラー放送に昇格したため、視聴者からネタを募集していた。また、それと同時に出演者の中から派遣してほしいリポーターのリクエストも募集していた。 出演者が独自取材しプレゼンする「ジャーナル・アイ」が番組の基本形態。そのときの「ジャーナル・アイ」担当者はMC席と言われるテーブルのような簡易台のある位置まで自動的に席ごと移動(円状に着席しているので回転)する形式である。 レギュラー出演者の羽鳥慎一(日本テレビアナウンサー)が、朝起きられずに悩んでいる女性の家を訪問して、わざわざたたき起こす企画も行われる。 同じくレギュラー出演者の徳光和夫が、かつて『ウルトラクイズ』で国内予選敗退組がくやしさを徳光にピコハンでぶつける企画が復活。第1回では新橋のサラリーマンたちの社会への不満を、第4回ではキャバクラ嬢の不満をぶつけられた。徳光が同情するような不満なら、ゴールデンピコハンで叩かれる。 テロップフォントや効果音、提供クレジットなどは、『世界一受けたい授業』とほぼ同じものを使用している。この番組のスタッフは、一部『世界一受けたい授業』『世界の果てまでイッテQ!』にも携わっている。 企画によっては相当体を張った過激な企画も行われる。第2回では、生島ヒロシが逆浸透膜濾過機で濾過した自分の尿を飲んだり、辻よしなりが番組のためにプチ整形を行った。 『テレビ三面記事 ウィークエンダー』のジングルが時折使われる。流れるのは主に席の移動開始〜終了の時。 毎週、今「旬」なお笑い芸人を1組または1人を呼びネタを披露させ、出演者達のリアクションを見せるコーナーがある。 ジャーナル・アイの内容によっては週またぎ方式を取る事がある。これは、編集に莫大な時間を費やしていることや編成上、延長放送が出来ないことや後続の番組の遅延が出来ないための措置である。 この番組の視聴率は第1回は10%でギリギリ2桁ではあったが、2回目以降はほとんどが1桁台であった。 11月になってから、ロケよりスタジオトークに費やす時間が増え、ジャーナル・アイも初回に比べると数は少なめになっている。また取り上げるネタの鮮度により優先順位が変わるため前週予告していた内容が半分以上差し替えられることもある。そのため次回予告は流れなくなった。 2008年1月14日はオジサンVS新成人100人と題して討論形式になった(収録は1月9日)。かつてTBS系で放送していた『ここがヘンだよ日本人』とフォーマットが類似している。 2008年1月28日(福留功男66回目の誕生日)は、「タイムリミットーク」という、お題と制限時間をルーレットで設定して制限時間内にしゃべりきり、その内容を観客に判定してもらうゲームを行った。 2008年1月からは逆に、羽鳥に対して他のオジサンズの面々が食事で接待してフリーへ勧誘(番組終了後に実際に羽鳥はフリーに転身した)する「オジミシュラン」等のロケ企画も多くなり、さらに「ジャーナル・アイ」も廃され、ひな段上にオジサンズが着席してトークやVTRの鑑賞をする形となった。「オジミシュラン」の中では、徳光がTBS局内に嫌がる羽鳥を無理矢理入れたり、テリーが流れでニッポン放送局内に入れるだけでなく『テリー伊藤のってけラジオ』に出演させる等、羽鳥が他局に足を踏み入れることが多々あった。小倉の接待では、利きワインを間違えて、普段は『ぐるぐるナインティナイン』で芸能人の自腹を見届けている羽鳥アナが、他番組ながら逆に自腹の餌食となった。
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