2回目以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 07:20 UTC 版)
ズブリンは有人探査を継続的に行う事を前提に、また万が一の安全対策としてハブと2機目の地球帰還船 (ERV2) をほぼ同時期に打ち上げるものとしている。たとえハブの着陸地点が数百kmずれても、ハブに搭載されている地上車でERVまで辿り着くことが出来るが、もし1,000km以上ずれていた場合はERV2をハブの近くに着陸させる。ハブが無事ERVの近くに着陸した場合、ERV2は800kmほど離れた地点に着陸する。 ハブとERV2の打ち上げから26か月後にはハブ2とERV3が打ち上げられ、ハブ2はERV2の近くに着陸する。こうして26か月ごとにハブとERVが送り込まれ、隣り合った地域の調査が進められていく。ハブとERVのセットは、最終的に1組あたり20億ドル(初期案当時の試算)で打ち上げられるようになるという。 恒久的基地を築くのに適した場所が決まると、それ以降のハブとERVはそこに着陸する。ハブ同士を気密式のチューブで繋げば仮設の基地になる。ズブリンの著書では現地資源を用いた建物や都市の建設、火星大気の改造にまで言及されている。
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