民主党代表(みんしゅとうだいひょう)(DPJ President)
民主党の代表選挙規則に基づき、党所属の国会議員(または全国の党員)による選挙の結果、原則2年の任期で民主党の代表として選出される。ただし、前代表の任期途中における辞任の場合、新代表の任期は前代表の残りの任期となる。
民主党の党内組織は、代表の下に、選挙対策や党内運営の責任者となる幹事長をはじめ、政策立案や国会に提出する法案を決定する政調会長、国会の審議日程を調整するなど他党と協力して国会運営を担当する国会対策委員長などの役員を置いている。
また、民主党が政権を獲得したときにスムーズに政権移行ができるように「次の内閣」を組織していて、民主党代表は「次の首相」を兼ねる。「次の内閣」の“大臣”は、それぞれ担当省庁の政策を勉強し、政権獲得時にはそのまま大臣に格上げすることが予定されている。
民主党は17日、総選挙における敗北の責任を取って任期途中で辞任した岡田克也・前代表の後継となる新代表選出のための両院議員総会を開いた。国会議員192人による無記名投票の結果、2票差で菅直人・候補を破った前原誠司・候補が新代表に選出された。
(2005.09.20掲載)
民主党代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 15:32 UTC 版)
民主党代表(みんしゅとうだいひょう)は、かつて日本に存在した旧民主党(1996年9月28日 - 1998年4月27日)、新民主党(1998年4月27日 - 2016年3月27日)の最高責任者であり、党首に相当する役職。旧民主党と法令上同じ組織である民進党や旧国民民主党の代表についても記述するほか、代表代行・副代表についても触れる。
- ^ 『代表選挙改革案を常任幹事会が了承』(プレスリリース)民主党、1999年7月21日 。
- ^ a b c 『民主党規約』(プレスリリース)民主党、2011年6月22日 。
- ^ a b c d e 『党規約・代表選挙規則改正案のポイント』(PDF)(プレスリリース)民主党、2012年1月16日 。
- ^ a b c d e 『民進党規約』(プレスリリース)民進党、2016年3月27日 。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『国民民主党規約』(プレスリリース)国民民主党、2018年5月7日 。
- ^ a b 『両院議員総会で主要新役員を承認』(プレスリリース)民主党、2014年9月16日 。
- ^ a b c d 『組織・規約・選挙に関する合意事項案』(PDF)(プレスリリース)民進党、2018年4月26日 。
- ^ 『「挙党一致をより強固にするために」 小沢代表が辞意を表明 緊急会見で』(プレスリリース)民主党、2009年5月11日 。2009年8月12日閲覧。
- ^ 衆院選、全議席が確定 自民は284に日本経済新聞 2017年10月23日
- ^ 前原氏、民進代表を辞任 後任31日に選出 特別国会に向け新体制スポニチアネックス 2017年10月30日
- ^ 『統一後骨格人事案固まる/13日から新体制へ』(プレスリリース)民主党、1998年4月7日 。
- ^ a b 『院内役員会がスタート』(プレスリリース)民主党、1999年1月19日 。
- ^ 『新機構、新役員を発表 政務役員会に「ネクスト・キャビネット」機能』(プレスリリース)民主党、1999年10月1日 。
- ^ 『鳩山代表・菅幹事長新体制発足=代表選出大会で鳩山代表を正式に選出・新人事を発表』(プレスリリース)民主党、2000年9月9日 。
- ^ 江田五月オフィシャルブログ「民主党役員・NC名簿 2000/09/09」より(2000年9月9日閲覧)
- ^ 『新役員体制・ネクストキャビネットが発足』(プレスリリース)民主党、2001年9月8日 。
- ^ 『【両院議員総会】新鳩山執行部の主要人事を承認』(プレスリリース)民主党、2002年10月1日 。
- ^ 『菅直人代表が就任 新役員体制が発足』(プレスリリース)民主党、2002年12月13日 。
- ^ 『新役員、第2次菅『次の内閣』閣僚の顔ぶれ』(プレスリリース)民主党、2003年12月11日 。
- ^ 『【両院議員総会】新執行部、『次の内閣』閣僚を承認』(プレスリリース)民主党、2004年5月20日 。
- ^ 『新役員体制の顔ぶれを発表』(プレスリリース)民主党、2004年9月11日 。
- ^ 『民主党メールマガジン DP-MAIL 号外 2005年9月20日』(プレスリリース)民主党国民運動委員会、2005年9月20日 。
- ^ 『両院議員総会を開催、前執行部の再任など人事を承認』(プレスリリース)民主党、2006年4月11日 。
- ^ 『両院議員総会を開催し新役員を選任』(プレスリリース)民主党、2006年9月26日 。
- ^ 『新役員決まる 両院議員総会で』(プレスリリース)民主党、2007年8月31日 。
- ^ 『「挙党態勢で必ず政権交代」 鳩山代表が新執行部を発表』(プレスリリース)民主党、2009年5月17日 。
- ^ 『小沢代表代行、岡田幹事長らの役員人事を承認 両院議員総会で』(プレスリリース)民主党、2009年5月19日 。
- ^ 『鳩山政権の顔ぶれ ―内閣・国会・党役員―』(プレスリリース)民主党、2009年9月18日 。
- ^ 『菅直人新政権の顔ぶれ―閣僚・党役員―』(プレスリリース)民主党、2010年6月8日 。
- ^ 『菅第2次改造内閣の顔ぶれ 閣僚・党役員』(プレスリリース)民主党、2011年1月14日 。
- ^ 『党役員人事を発表 会見で輿石幹事長』(プレスリリース)民主党、2011年9月5日 。
- ^ 『第557回常任幹事会を開催』(プレスリリース)民主党、2012年7月9日 。
- ^ 『第544回常任幹事会を開催』(プレスリリース)民主党、2012年1月24日 。
- ^ 『両院議員総会を開催 野田代表、一体改革法案成立への強い思いを表明』(プレスリリース)民主党、2012年8月8日 。
- ^ 党機関(党役員・党務委員長・党幹事長室・国対役員・民主党・新緑風会常任役員) - ウェブアーカイブ(archive.is、2012年12月19日)
- ^ a b 『海江田新執行部初の役員会、常任幹事会を開催』(プレスリリース)民主党、2012年12月28日 。
- ^ a b 『参院選挙の総括、新役員人事を了承 両院議員懇談会・両院議員総会』(プレスリリース)民主党、2013年9月4日 。
- ^ 『両院議員総会で大畠章宏新幹事長を選任』(プレスリリース)民主党、2013年7月26日 。
- ^ 『第611回常任幹事会を開催』(プレスリリース)民主党、2014年4月22日 。
- ^ a b c d e f 党機関(党役員・党務委員長・党幹事長室・国対役員・民主党・新緑風会常任役員) - ウェブアーカイブ(archive.is、2014年9月21日)
- ^ a b c 『新たな党役員・「次の内閣」の顔ぶれ』(プレスリリース)民主党、2014年9月19日 。
- ^ a b 『両院議員総会での了承受け、新体制がスタート』(プレスリリース)民主党、2015年1月22日 。
- ^ 『党機関(党役員・党務委員長・党幹事長室・国対役員・民主党・新緑風会常任役員)』(プレスリリース)民主党、2016年2月16日 。
- ^ “民主副代表に大畠前幹事長 新人事を発表”. 日本経済新聞. 共同通信. (2015年12月14日)
- ^ 『民進党第1回常任幹事会を開催』(プレスリリース)民進党、2016年3月30日 。
- ^ 『野田佳彦幹事長記者会見2017年4月17日(月)』(プレスリリース)民進党、2017年4月17日 。
- ^ 『第15回常任幹事会を開催』(プレスリリース)民進党、2016年9月26日 。
- ^ 『民進党役員一覧』(PDF)(プレスリリース)民進党、2017年9月19日 。
- ^ 『両院議員総会を開催、増子幹事長ら新役員を承認』(プレスリリース)民進党、2017年11月8日 。
- ^ 『役員人事を了承 両院議員総会』(プレスリリース)国民民主党、2018年5月8日 。
- ^ 『【両院総会】玉木新代表提案の役員人事を承認 幹事長に平野前総務会長』(プレスリリース)国民民主党、2018年9月11日 。
- 1 民主党代表とは
- 2 民主党代表の概要
- 3 概要
- 4 代表の一覧
- 5 代表代行・副代表
- 6 脚注
民主党代表 (1998-2016)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 03:39 UTC 版)
「民主党代表」の記事における「民主党代表 (1998-2016)」の解説
代代表代表選就任日退任日備考期1 菅直人 無 1998年4月27日1999年1月18日 第18回参院選を指揮し、自民党参議院過半数割れで橋本内閣を退陣に追い込む。参院で首班指名される。 1 地 1999年1月18日1999年9月25日 第14回統一地方選を指揮。代表選で鳩山に敗れ退任。 2 2 鳩山由紀夫 地地 1999年9月25日2000年9月9日 第42回衆院選を指揮し議席を伸ばす。 3 無 2000年9月9日2002年9月23日 第19回参院選を指揮し議席を伸ばす。 4 般地 2002年9月23日2002年12月10日 代表選後の幹事長人事や自由党との合併構想(民由合併)の表明により党内の求心力を失ったため、再選直後の辞任。 5 3 菅直人 議 2002年12月10日2004年5月18日 第15回統一地方選を指揮。自由党を吸収する形で民由合併。第43回衆院選ではマニフェスト選挙を打ち出し躍進。自身の年金未納問題による責任を取り辞任。 4 岡田克也 無 2004年5月18日2004年9月13日 民主党七奉行として初の代表。就任直後の第20回参院選で議席大幅増。 無 2004年9月13日2005年9月17日 郵政解散に伴う第44回衆院選で敗北し、責任を取り辞任。 6 5 前原誠司 議 2005年9月17日2006年4月7日 七奉行として2人目の代表。堀江メール問題による党内混乱の責任を取って辞任。 6 小沢一郎 議 2006年4月7日2006年9月12日 他党(自由党)党首の経験者として初の代表。 無 2006年9月12日2008年9月21日 第16回統一地方選、第21回参院選を指揮し後者で大勝、後の政権交代の布石となる。 7 無 2008年9月21日2009年5月16日 自身の献金問題のけじめのためと、次期総選挙に向けて挙党一致をより強固にするためとして辞任。 8 7 鳩山由紀夫 議 2009年5月16日2010年6月4日 小沢前代表を選挙担当の代表代行とし、第45回衆院選で圧勝し、民主党代表として初の首相となる。選挙後小沢代行を幹事長に転任させる。普天間基地移設をめぐる党内外の求心力の低下や自身の「政治とカネ」問題のけじめのため小沢幹事長と共に辞任。 8 菅直人 議 2010年6月4日2010年9月14日 第22回参院選を指揮し敗北。 般 2010年9月14日2011年8月26日 東日本大震災直後の第17回統一地方選を指揮。不信任案に同調する構えの党内反主流派に退陣の言質を与え可決回避。震災復興と福島第一原発事故の収束が一区切りとして辞任。 9 9 野田佳彦 議議 2011年8月29日2012年9月21日 七奉行として3人目の代表、初の首相。 般 2012年9月21日2012年12月25日 近いうち解散に伴う第46回衆院選で敗北し、責任を取り辞任。 10 10 海江田万里 議 2012年12月25日2014年12月15日 非七奉行・非トロイカとして初の代表。他党(市民リーグ)党首の経験者として2人目の代表。第23回参院選、第47回衆院選を指揮し後者で議席を伸ばす。しかし自身が、議席を失ったため辞任。 11 岡田克也 般議 2015年1月18日2016年3月27日 海江田前代表の辞任後、暫定代表を務め、首相指名選挙では代表代行として投票された。その後の代表選に出馬し当選。民主党(旧民主党含む)創設者以外の代表再登板は初めて。民進党結党により民主党としては最後の代表となった。 11
※この「民主党代表 (1998-2016)」の解説は、「民主党代表」の解説の一部です。
「民主党代表 (1998-2016)」を含む「民主党代表」の記事については、「民主党代表」の概要を参照ください。
「民主党代表」の例文・使い方・用例・文例
- 民主党代表のページへのリンク