書経とは? わかりやすく解説

しょきょう〔シヨキヤウ〕【書経】

読み方:しょきょう

中国経書五経の一。20巻58編。孔子の編といわれる。尭(ぎょう)・舜(しゅん)から周までの政論政教集めたもの。もと「書」「尚書」。宋代から「書経」とよばれる。秦の焚書(ふんしょ)で散逸前漢伏生(ふくしょう)の口伝今文(きんぶん)尚書」と、孔子旧宅で壁中から発見された「古文尚書」との二系統があったが、現在「古文」とされている「書経」は東晋賾(ばいさく)の偽作


しょきょう 【書経】

儒教尊重され五経のなかの一書孔子編伝える。堯舜から秦の穆公に至るまでの古代政治における君臣言行模範とすべきものを集めたもの。二〇巻、五八編(三三編は今文尚書、二五編は古文尚書)。成立年代一定せず古文魏・晋時代偽作との説もある。初め「書」、漢代に「尚書」、宋代になり朱子が「書経」と名づけた。儒教政治理想述べる。(上古の書で尚ぶべき典籍なので尚書という)

書経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 05:22 UTC 版)

書経』(しょきょう)は、中国古代の歴史書で、伝説の聖人であるから王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒・戦いに臨んでの檄文などが記載されている[1]。『尚書』または単に『』とも呼ばれ、儒教の重要な経典である五経の一つでもある[1]




「書経」の続きの解説一覧

書経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/29 01:57 UTC 版)

「伝」の記事における「書経」の解説

尚書大伝 - 秦の博士伏生編纂。 偽孔伝(孔安国伝) - 漢の武帝ごろの孔子の子孫である孔安国清代考証学によって偽古文尚書とともに偽書であることが証明された。 書集伝 - 南宋の蔡沈が編纂

※この「書経」の解説は、「伝」の解説の一部です。
「書経」を含む「伝」の記事については、「伝」の概要を参照ください。

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