今文尚書とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 今文尚書の意味・解説 

きんぶん‐しょうしょ〔‐シヤウシヨ〕【今文尚書】

読み方:きんぶんしょうしょ

今文書かれた「書経」。秦の焚書(ふんしょ)のとき、博士伏生壁の中隠して残した29編を、漢代隷書書きなおしたもの。


書経

(今文尚書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 04:28 UTC 版)

書経』(しょきょう)は、中国古代の歴史書で、伝説の聖人であるから王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒・戦いに臨んでの檄文などが記載されている[1]。『尚書』または単に『』とも呼ばれ、儒教の重要な経典である五経の一つでもある[1]




「書経」の続きの解説一覧

今文尚書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:39 UTC 版)

書経」の記事における「今文尚書」の解説

漢代になると儒教復興し経書一つである『書経』も再び重視されるようになった。そのきっかけとなったのは、秦の博士であった伏生伏勝)が、壁中に隠されていた29篇の『書経』発見したことである。この『書経』は、漢代通行字体である隷書体今文)で書かれていたため、「今文尚書」と呼称される。伏生一派による『書経』解釈示した書として『尚書大伝』があり、その一部が現在に伝わっている。 「今文尚書」は、斉において伏生から欧陽生(中国語版)(字は和伯)・張生に伝えられ欧陽生から兒寛、張生から夏侯都尉伝えられた。以後博士の間で伝授され宣帝時には欧陽高(中国語版)・夏侯勝大夏侯)・夏侯建(中国語版)(小夏侯)の三家が学官として立てられた。

※この「今文尚書」の解説は、「書経」の解説の一部です。
「今文尚書」を含む「書経」の記事については、「書経」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「今文尚書」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「今文尚書」の関連用語

今文尚書のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



今文尚書のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの書経 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの書経 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS