形態的要件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:09 UTC 版)
城下町 主に中世に築かれた、士族や領主の城を媒体として発達した都市。日本やドイツ等に多く見られる。 日本の例:弘前、盛岡、奥州、一関、仙台、会津若松、佐倉、川越、江戸、小田原、松本、静岡、名古屋、犬山、清州、小牧、岡崎、豊橋、西尾、岐阜、金沢、福井、彦根、姫路、和歌山、岡山、福山、広島、萩、高知、北九州(小倉)、朝倉、中津、大分、佐伯、熊本、八代、延岡、都城、鹿児島 日本国外の例:ミュンヘン、カールスルーエ、フライブルク、ハイデルベルク、エディンバラ、トレド、北京 門前町・寺内町 門前町または寺内町と呼ばれ、神社や寺院などの宗教施設を媒体として発達した都市。宗教都市とも呼ばれ、特定の宗教の聖地となっている所もある。都市の経済が、訪問客の滞在費で成り立つ場合も少なくない。 日本の例:鹿嶋、日光、成田、諏訪、一宮、津島、豊川、富士宮、身延、長野、伊勢、永平寺、大阪、京都、天理、高野山、琴平、金光、出雲、太宰府、宗像、英彦山、宇佐、高千穂、宮崎、霧島、普天間 日本国外の例:メッカ、バチカン、ルルド、エルサレム、ソルトレイクシティ、ケルン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ 宿場町 旅人を泊めるために、街道沿いに作られた宿場として発展した都市 日本の例:水沢(奥州市)、福島、三島、塩尻、関(亀山市)、中津川、大曲(大仙市)、行橋 港町 港を媒体にして発達した都市。水産都市として漁港が発展するケースも多い。 日本の例:苫小牧、小樽、函館、青森、秋田、酒田、新潟、横浜、沼津、清水、半田、津、敦賀、舞鶴、神戸、高松、尾道、呉、福岡、北九州、佐世保、長崎、別府、宮崎、鹿児島 水産都市の例:釧路、八戸、石巻、塩竈、小名浜(いわき市)、境港、浜田、松浦、壱岐など 日本国外の例:マルセイユ、リオデジャネイロ、バルセロナ、ジェノヴァ、ヴェネツィア、ムンバイ、シアトル、ベルゲン、仁川、高雄 古代政庁の町 古代の官衙・政庁から発達した都市。観光都市となっている所が多い。なかでも、首都が置かれた事のある都市は古都とも呼ばれる。 日本の例:京都、奈良、大津、鎌倉、長岡京、平泉、首里 日本国外の例:アテネ(ただし、ギリシャの首都である)、ローマ(ただし、こちらも現在イタリアの首都である)、慶州、西安、トレド、コルドバ、イスタンブール(コンスタンティノポリス)、アレクサンドリア、クスコ
※この「形態的要件」の解説は、「都市」の解説の一部です。
「形態的要件」を含む「都市」の記事については、「都市」の概要を参照ください。
- 形態的要件のページへのリンク