強迫性障害の症状を強迫症状といいます。強迫症状は、「強迫観念」と「強迫行為」があり、このふたつが存在して初めて強迫障害と診断されます。
強迫観念とは、きわめて強い不安感や恐怖感のことです。対象物がない不安や、「手が汚れているのではないかと気になって仕方がない」「家の鍵を閉めたか気になって仕方がない」などある特定の対象物に対する不安や恐怖です。強迫行為とは、強迫観念を打ち消すために繰り返し行う行為です。たとえば「手を一日に何十回・何百回も洗う」「会社に行く途中に何度も自宅に戻って施錠の確認をする」などです。普通のひとでも不安感はありますが、この疾患では強迫観念・行為によって日常生活に支障がでてしまいます。「施錠の確認で何度も家に帰っていたら会社に行けなかった」などです。
さらにこの疾患の特徴は、自分の行動が不合理だという自覚が患者自身にあることです。そのため「自分はおかしい」「周囲から変だと思われてしまう」という恐怖から、行動範囲が非常にせまくなってしまうことがあります。
治療には、抗不安薬や抗うつ剤を用いた薬物療法や行動療法などの精神療法が有効とされています。
健康用語辞典 |
強迫性障害
読み方:きょうはくせいしょうがい
別名:強迫神経症
【英】:OCD,Obsessive-Compulsive Disorder
別名:強迫神経症
【英】:OCD,Obsessive-Compulsive Disorder
PDQ®がん用語辞書 |
強迫性障害
【仮名】きょうはくせいしょうがい
【原文】obsessive-compulsive disorder
ある考えや思考、イメージが勝手に繰り返しあらわれたり、特定の行動を何度も繰り返さなければ気がすまないと感じたりする、不安障害の一種。例えば、いつも病原菌を気にして、何度も繰り返し手を洗うなど。強迫性障害があると、日常の活動に支障をきたすこともある。
【原文】obsessive-compulsive disorder
ある考えや思考、イメージが勝手に繰り返しあらわれたり、特定の行動を何度も繰り返さなければ気がすまないと感じたりする、不安障害の一種。例えば、いつも病原菌を気にして、何度も繰り返し手を洗うなど。強迫性障害があると、日常の活動に支障をきたすこともある。
ウィキペディア |
強迫性障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/11 15:09 UTC 版)
強迫性障害(きょうはくせいしょうがい、英: Obsessive-Compulsive Disorder, OCD)は、精神疾患のひとつ。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- ^ スタンレー・ラックマン 『強迫観念の治療 認知行動療法:科学と実践』 作田勉訳、世論時報社、2007年2月、「はじめに」など。 ISBN 9784915340604 。
- ^ ギャビン・アンドリュースほか 『不安障害の認知療法(3) 強迫性障害とPTSD』 古川壽明訳、星和書店、2005年4月、44頁より。 ISBN 4-7911-0569-9
- ^ ジェフリー・M・シュウォーツ 『不安でたまらない人たちへ』 吉田利子訳、草思社、1998年、194頁。
- ^ スタンレー・ラックマン 『強迫観念の治療 認知行動療法:科学と実践』 作田勉訳、世論時報社、2007年2月。5、42-43、83、122頁。 ISBN 9784915340604 。
- ^ http://ajp.psychiatryonline.org/cgi/content/full/162/11/2191-a
- ^ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19142108
- ^ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19586234
[続きの解説]
「強迫性障害」の続きの解説一覧
強迫性障害と同じ種類の言葉
強迫性障害に関連した本
- 実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35 田村 浩二 文芸社
- 強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版) 講談社
- 図解決定版 強迫性障害を乗りこえる!最新治療と正しい知識 上島 国利 日東書院本社
強迫性障害に関係した商品
- 【送料無料】実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35楽天ブックス
- 【送料無料】強迫性障害を自宅で治そう!楽天ブックス
- 【送料無料】 強迫性障害治療ハンドブック / 原田誠一 【単行本】HMV ローソンホットステーション R
強迫性障害のページへのリンク