奥羽プロレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/07 13:53 UTC 版)
東北地方を拠点とするプロレス団体。作中に登場するレスラーは全員覆面をしており、また東北地方に縁のあるキャラクターや日本の妖怪をモチーフにしたギミックレスラーが多い。 サンダーカムイ 奥羽プロレスの社長兼レスラーで、覆面レスラー。まだ若いがやり手で、マスコミをも利用した様々な仕掛けを繰り出す。 必殺技は、源義経の八艘飛びの如く、ロープを足場にして自在に飛び回る空中殺法「カムイ・ローリング・サンダー」。 レイラを迎えて「みちのくに覆面KOトーナメント」試合を開催。「カレーラ・コントラ・カレーラ (覆面剥ぎと引退を賭けた試合)」を挑むが、その際に「レイラを勝たせる」という台本(ブック)を決める。 ナマハゲッター壱号・弐号(ナマハゲッターいちごう・にごう) 奥羽プロレスのギミックレスラーのコンビ。ナマハゲのコスプレをしており、包丁を投げつけてくる。弐号は女性で、2人は夫婦でもある。 ヒマツリ仮面(ヒマツリかめん) 奥羽プロレスのレスラー。ひょっとこのお面を被っており、その口から火炎を吐く他、拳に炎を纏わせる「火炎(ファイヤー)ナックルパート」や全身に炎を纏い背後からスリーパーホールドを極める「バーニング・スリーパー」という技を使うなど、火を使った攻撃が得意。 一家が心中を図ったが、自分1人が生き残った天涯孤独の身。自身も瀕死の状態に陥るが、奥羽プロレスのレスラー達に救われる。それ以来奥羽プロレスを家族と思い生きてきた。 虚空僧侶(こくうそうりょ) 奥羽プロレスのレスラー。背中に竜虎の刺青をしている。「みちのくに覆面KOトーナメント」の1回戦第1試合でレイラと対戦する。 幼い頃から人里離れた寺で武道の修練を積んできたが、15歳の時に山を下りてから町で荒れた生活を送り、遂にはヤクザに殺されそうになったところをカムイに助けられる。それを機に奥羽プロレスに入団し、背中の刺青を隠しながらレスラーとして活躍してきた。 九尾狐(きゅうびきつね) 奥羽プロレスのレスラー。狐の面をつけたギミックレスラーで、女性ファンが多い。 ザ・土偶(ザ・どぐう) 奥羽プロレスのレスラー。土偶を模した面と服を身につけており、小柄だが筋骨隆々とした体型をしている。膂力を活かしたパワーファイトを得意とし、背後から相手の首に組み付いて後方に回転して投げる「邪馬台落とし」、体を回転させながら相手を連打し、倒れることすら許さない「縄文式泥縄潰し」といった技を使う。奥羽プロレスのポリスマンとも噂される。 ゆきおんな 奥羽プロレスのレスラー。顔の下半分と右目の部分が露出した般若の面をつけた女性レスラー。体の柔軟さと可動範囲の広い関節を利した、しなやかで強靭な動きを見せ、また両手の握力も強い。その正体は、血翔飛鳥(けっしょうひちょう)の異名を持つ、当時アイドルレスラーだった闘田零美(とうだ れみ)。 キングベンケイ 奥羽プロレスのレスラー。武蔵坊弁慶を模したコスプレをしており、左目の下に傷がある。正体は、カムイとともに奥羽プロレス旗揚げ当時からの古参レスラーである浅木太(あさぎ ふとし)。
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