いちごう

デジタル大辞泉

いち‐ごう〔‐ガフ〕【一合】

読み方：いちごう

［名］

１

㋐尺貫法の容量の単位。「—枡(ます)」

㋑尺貫法の地積の単位。「一坪—」

２ 山の麓から頂上までの道のりの10分の1。「—目」→合(ごう)

３ 剣道などで、互いに刀を一度打ち合わせること。「最初の—で相手の実力を知る」

［副］（打消しの語を伴って）少し。いささか。

「自分において—も非道の沙汰は致さねども」〈浄・八百屋お七〉

いち‐ごう〔‐ゴフ〕【一業】

読み方：いちごう

仏語。一つの行為。

いち‐ごう〔‐ガウ〕【一^×毫】

読み方：いちごう

１ 1本の細い毛すじ。転じて、わずか。寸毫。「—の油断も許されない」

２ 尺度の単位。→毫

航空軍事用語辞典++

【1号】(いちごう)

1. 一般名詞として
   何らかの機械、装置、システムの開発計画において理論検証のために試作される最初の実験機、および実用化が可能と判断されて生産が開始されてから最初に製作された1機。
   規格化された大量生産品の場合は1号機を特定して記録する事が困難なため存在しない概念だが、生産ライン確立後に最初に生産された一連の“初期ロット”がほぼ同じ意味で使われる。
   技術史上の記念碑や史料としての価値が高いが、開発計画における失策、発見、欠陥が如実に反映されるため実際の運用上は“欠陥品”の同義語でもある。
   
   
2. 海上自衛隊における艦型の呼び名。
   海自では小型艦船の一部について、命名基準を「種別に番号を付したもの」としているため、複数の艦種が存在しうる。
   
   現在運用中の艦艇では、以下の2種類がある。
   
   • 輸送艇1号
   • エアクッション艇1号

隠語大辞典

いちごう

1. モルヒネ。麻薬取引の符諜。〔覚〕

分類 覚／犯罪

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いちごう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:59 UTC 版)

同音異義語

いちごう

• 【一合】1.容量の単位。一升の10分の1。2.土地の面積の単位。一坪の10分の1。3.山の麓から頂上までの道のりの10分の1。4.戦闘や剣道で、互いに刀を一度打ち合わせること。5.いささか。少し。
• 【一業】ひとつの行い。
• 【一毫】1.一本の細い毛筋。2.語義1から生じて、ごくわずか。