大阪バガブーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:49 UTC 版)
パ・リーグ所属。5年前に優勝した経験があるが、ここ数年は成績が低迷し、リカオンズと最下位争いを繰り広げている。今シーズンは監督に知将と呼ばれる城丘克郎を迎え、チームの建て直しを図る。 デニス・ジョンソン 声 - 楠大典 背番号99。左翼手。右投左打。元陸上選手。 ドレッドヘアーの黒人で、右目周りに刺青を入れているのが特徴。城丘監督がバガブーズ監督に就任するにあたって引き入れた選手。陸上選手として目立った活躍はなかったものの、全米陸上大会の100メートルに出場した際、序盤30メートルまでは世界一として城丘の目に止まり、塁間(27.432メートル)世界最速の俊足としてスカウトされる。それまでの野球経験が皆無ながら、その俊足を活かすために外野守備とバントの技術を一通り教え込まれている。一方、素人ゆえに守備においては目を切ることができない、打撃ではバントしかできないなどの欠点を最終的に渡久地に見抜かれる。 塁間27.432メートルを2.60秒で駆け抜ける(塁間2.60秒は盗塁時の大きくリードをとった位置から走った場合で、セーフティバントの場合は3.60秒程かかる)とし、城丘より球速の遅い渡久地では盗塁やホームスチールを絶対に阻止できないと豪語される。ホームスチールのよって最初に渡久地に失点を与えた人物となるも、しかし、渡久地による城丘のブラフの見破りや、敬遠球位置の策、また上記の欠点によってその後はことごとく破られる。最終的にペナントレースを睨んだ渡久地によって筋肉の消耗という生理問題を突かれて正面からの彼との勝負に敗れる。 その後、次戦のブルーマーズとの試合で、彼らの策謀により足を壊されてしまいシーズン途中退場となってしまう。 アニメでは一人称が「ミー」になりスタートダッシュ時やファインプレー時に「ファイヤー」と叫ぶ演出が付け加えられている。 木ノ内(きのうち) 声 - 加瀬康之 背番号13。中堅手。右投左打。 ベテラン選手、昨シーズン打撃不振のため一軍生き残りを賭けてバント練習を磨き、その成果で一軍生き残りを果たした。 深山(みやま) 声 - 園部好徳 背番号5。二塁手。右投右打。鈍足。 北野(きたの) 声 - 徳本恭敏 背番号57。遊撃手。右投右打。スキンヘッドで関西弁。 三島(みしま) 声 - 逢坂力 背番号4。捕手。右投左打。渡久地の術中に嵌り、満塁のチャンスをことごとく潰してチームに悪い流れを呼んでしまう。 朝倉(あさくら) 声 - 森訓久 背番号8。右翼手。右打ち。普段は5番を打ち、フィンガーズ河中のフォークボールをホームランしたこともある強打者。 磯辺 優三(いそべ ゆうぞう) 背番号17。投手。右投げ。 中継ぎエース。スライダーとシュートにキレがあるが、胡桃沢によると、シュートを投げる際に右肘が上がる癖がある。 「疑惑のオールスター戦編」では中継ぎ投手部門でファン投票3位を獲得。そして、名前が「磯部」に変更されている。 城丘 克郎(しろおか かつろう) 声 - 小川真司 バガブーズ監督。63歳。城丘高志の実兄。 今季からバガブーズ監督に就任したベテラン監督。学生時代からスター選手として世間の注目を集めた上、プロ入り後もギガンツのエースピッチャーとして長きに渡り君臨、通算321勝という成績を残す。選手引退後も、マリナーズ、スワッターズで監督を務めて両チームを優勝に導き、その采配の見事さから知将と呼ばれる。 バガブーズ監督就任に当たって秘策としてジョンソンを加入させリーグ勝利を目指す。時にブラフも利用しながらジョンソンの有効性を利用しようとしたが、ことごとく渡久地に策を破られ、真の狙いはジョンソンではなく自分の頭脳を破ることとまでみなされる。最終的にはその次戦でブルーマーズにジョンソンを潰されてしまったため、当初の注目ほどの活躍はできず、シーズンを終えることとなる。
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