博物館島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 博物館島の意味・解説 

はくぶつかん‐とう〔ハクブツクワンタウ〕【博物館島】


ムゼウムスインゼル

(博物館島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/10 18:59 UTC 版)

ムゼウムスインゼルドイツ語: Museumsinsel)は、ドイツの首都ベルリンの観光スポット。南北に流れるシュプレー川の中州にて、ブランデンブルク門から東に伸びるウンター・デン・リンデン街を境とする北半分の地区を指す。ベルリン美術館(Staatliche Museen zu Berlin)を構成する博物館美術館が集まっている事より「博物館島」と呼ばれる。ユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されている(ID896)。


  1. ^ THE HUMBOLDT FORUM WILL OPEN IN PHASES BEGINNING IN SEPTEMBER 2020” (英語). Humboldt Forum. 2019年7月3日閲覧。


「ムゼウムスインゼル」の続きの解説一覧

博物館島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 09:36 UTC 版)

ベルリン美術館」の記事における「博物館島」の解説

ベルリン美術館発祥の地は、世界遺産登録されている「博物館島」(ムゼウムスインゼル、独:Museumsinsel)である。「博物館島」は、ベルリン中心部シュプレー川中洲の北半分占め旧博物館新博物館、旧ナショナルギャラリーボーデ博物館ペルガモン博物館の5館がある。19世紀当時、この島にはプロイセン王国ベルリン王宮があり、周辺にはベルリン大聖堂ベルリン市庁舎などがあるベルリン中心地であった1830年時のプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の命によって旧博物館開設され以来1世紀をかけて整備されたものである。以下に開館年次順に各館の概要略述する。 旧博物館(Altes Museum) 19世紀ドイツ代表する建築家カルル・フリードリッヒ・シンケル設計によるギリシャ神殿風の堂々たる建築で、1830年開館した第二次世界大戦被害を受け、修復後、再開館したのは1966年である。1階古代美術コレクション展示2階は「博物館島」の再編工事完了するまでは臨時展示になっている新博物館(Neues Museum) 1859年開館した。この建物第二次世界大戦空襲によって「博物館島」の中でももっとも甚大な被害を受け、大戦以後長らく廃墟となったまま休館していた。修復工事完了後、2009年10月16日再開館し、エジプト部門先史初期歴史博物館部門展示が行われている。 旧国立美術館(Alte Nationalgalerie) 銀行家美術品収集であったヨハン・ハインリヒ・ヴァーゲナーのコレクション遺贈を受け、1876年開館したのである第二次世界大戦による被害修復後、1950年再開された。東西ベルリン統一後1992年よりリニューアル工事のため再度休館2001年からは19世紀絵画展示館として再スタートしたボーデ博物館(ボーデ美術館Bodemuseum) 1904年開館したドームのある建物。博物館島の北端位置し建物外壁直接川に面している。当初カイザーフリードリヒ博物館称したが、1956年にヴィルヘルム・フォン・ボーデ(1845-1929)の功績記念してボーデ博物館改称したボーデ20世紀初期ベルリン美術館の総館長務めた人物で、優れた運営手腕学問的知識により、コレクション拡大努めたリニューアル工事進められ2006年彫刻コレクション古代末期ビザンティン部門貨幣部門美術館として全面再開したペルガモン博物館(Pergamonmuseum) 「博物館島」の中ではもっとも新しく1930年、「旧博物館」の開館から百周年の年に開館したヘレニズム彫刻代表作である「ペルガモン大祭壇」、バビロニアの「イシュタール門」をはじめ、発掘され古代建造物そのまま館内再構築されている。

※この「博物館島」の解説は、「ベルリン美術館」の解説の一部です。
「博物館島」を含む「ベルリン美術館」の記事については、「ベルリン美術館」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「博物館島」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「博物館島」の関連用語

博物館島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



博物館島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのムゼウムスインゼル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのベルリン美術館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS