半規管とは? わかりやすく解説

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はんき‐かん〔‐クワン〕【半規管】

読み方:はんきかん

脊椎動物内耳にある平衡感覚器一部半円(半規)をなし、円口類は1〜2個もつが、そのほかでは3個あるので、三半規管という。


半規管

同義/類義語:重力受容器
英訳・(英)同義/類義語:ductus semicirculares, semicircular canals

ヒト組織内耳にあり、重力回転運動変化感知する器官
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個体の器官や組織など:  動脈血  化学受容器  十二指腸  半規管  半透膜  卵割腔  卵巣

三半規管

(半規管 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 05:12 UTC 版)

三半規管(さんはんきかん、Semicircular canals)は平衡感覚(回転加速度)を司る器官であり、内耳前庭につながっている、半円形をしたチューブ状の3つの半規管の総称である。名前はその形状と数に由来する。




「三半規管」の続きの解説一覧

半規管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 16:33 UTC 版)

内耳」の記事における「半規管」の解説

詳細は「三半規管」を参照 半円周状の管で、一側の内耳3つある。骨迷路を骨半規管 (semicircular canal)、膜迷路を膜半規管 (semicircular duct) と呼び区別するが、医学書などでは膜半規管を単に半規管ということがある。3つの半規管それぞれの名称は前半規管、外側半規管(平半規管)、後半規管である(骨迷路膜迷路区別する日本語名はない)。前半規管、外側半規管(平半規管)、後半規管それぞれ角加速度感受するそれぞれの半規管含む面は互いに垂直である。 それぞれの膜半規管の両端前庭卵形嚢につながる。両端のうち一方膨隆しており、この部分膨大部 (ampulla) と呼ばれるこの内がわに角加速度感受する装置があり、膨大部稜という。 膨大部稜のしくみは概ね次のとおりである。膨大部の壁に有毛細胞ならんでいる。有毛細胞の毛は半規管の内がわを向いていてゼラチン状物質(クプラという)に覆われている。頭に角加速度生じると半規管にも角加速度生じるが、慣性の法則により内リンパとどまろうとするので相対的に逆向き流れ生じる。その結果有毛細胞の毛が刺激され、その刺激神経から脳に伝えられ角加速度感じるようになっている例えば、頭部が右に回り始めると当然、半規管も右に回り始める。しかし、内リンパその場とどまろうとするので、半規管からみると内リンパ左回り流れ始めるようにみえる。その流れ有毛細胞の毛を刺激し角加速度感じのである前述のとおり、3つの半規管は互いに垂直である。このため、どの方向角加速度でも感受することができる。

※この「半規管」の解説は、「内耳」の解説の一部です。
「半規管」を含む「内耳」の記事については、「内耳」の概要を参照ください。

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