初競り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 04:19 UTC 版)
北海道の農産物の流通場所である札幌市中央卸売市場で行われる初競りでは、小売店・百貨店・一般企業などが価格を競合する。 近年、2玉入1箱で100万円以上の値を出し、夕張市の財政破綻後も、高額値を叩き出す。初セリ時の落札者上位10名には、落札者の証として、夕張市農協より時計付きのパネルが贈呈される。
※この「初競り」の解説は、「夕張メロン」の解説の一部です。
「初競り」を含む「夕張メロン」の記事については、「夕張メロン」の概要を参照ください。
初競り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 09:17 UTC 版)
2012年以降、毎年1月5日に築地市場→豊洲市場で行われる初競りにおいてクロマグロを最高値で落札しており(2018年、2021年は除く)、報道などでも取り上げられている。過去最高値は、2019年の3億3,360万円(278キロ、1キロあたり120万円)。 2012年は国産クロマグロの「初競り」で史上最高(当時)の5,649万円(1キロあたり21万円)で競り落とした。 2013年の初競りでは青森・大間産クロマグロ(大間まぐろ)を、史上最高(当時)の1億5540万円(1キロあたり70万円)で競り落とした。 2014年の初競りでは、過去2年間に競り合った相手が最高値入札に加わらなかったため、喜代村が最高値で競り落としたものの736万円(1キロあたり3万2000円)での落札となった。なお、この年はキロあたりで最高値となるクロマグロ(168キロ672万円、1キロあたり4万円)も喜代村が競り落としている。 2015年はこれまでで最も安い451万円(180.4キロ、1キロあたり2万5000円)で競り落とし、4年連続で初競りを制した。 2016年は1,400万円(200キロ、1キロあたり7万円)で競り落とし、5年連続で初競りを制した。 2017年は7,420万円(212キロ、1キロあたり35万円)で競り落とし、元気寿司と築地すし好との三つ巴の競り合いを制した。1キロ単価は前年の5倍となり、2013年以来の高値となった。 2018年は都内の仲卸業者「やま幸」が3645万円(405キロ、1キロあたり9万円)で築地市場で行われた最後のクロマグロの初競りを制し、喜代村は初競り7連覇を逃したものの、1キロあたり16万円の、キロ単価が最も高いマグロを落札した。 2019年は史上最高値となる3億3,360万円(278キロ、1キロあたり120万円)で競り落とし、豊洲市場で初めて行われたクロマグロの初競りを制した。寿司に換算すると1貫平均2万4千円程になる高値だったが、中トロ1貫321円など通常の価格で振る舞った。 2020年は前年に次ぐ高値の1億9320万円(276キロ、1キロあたり70万円)で競り落とし、令和となって最初の初競りを制した。 2021年は新型コロナウイルスの影響を理由に落札を断念し、年始恒例のマグロ解体ショーも行わなかった。一番マグロは仲卸の「やま幸」が2084万円で落札した。 この年を持ち、木村清社長は、一番マグロへの競りに参加しないことを表明している。 2022年は、前出の通り一番マグロの競りに参加せず、二番目に高値で取引された「二番マグロ」(大間産・173キロ)を、1,038万円で落札している。
※この「初競り」の解説は、「喜代村」の解説の一部です。
「初競り」を含む「喜代村」の記事については、「喜代村」の概要を参照ください。
「初競り」の例文・使い方・用例・文例
- 1月5日朝,東京・築(つき)地(じ)市(し)場(じょう)での今年の初競りで,1匹の大型クロマグロが3249万円で落札された。
- これは1999年に記録が残されるようになって以来最高値となる初競りのマグロ1匹の落札価格だった。
- 最近の中国でのクロマグロ人気が需要を高め,価格を昨年の初競りのマグロの最高落札値からほぼ倍増させる要因となったと言われている。
- この落札価格は,昨年の初競りで222キロのマグロについた記録的な価格1億5540万円をはるかに下回った。
- 5年ぶりに築地の初競りで最高落札価格が1000万円以下となった。
- 近年の築地の初競りで高騰し続ける価格は懸(け)念(ねん)を引き起こしてきた。
- マグロ,アジ,サバが昨年の初競りより低い値で売られ,一方でブリは高値がついた。
- 合計2010本のマグロが今年の初競りにかけられた。
- 2013年,初競りでのマグロ1本の落札価格は過去最高値に達した。
- 青森県大(おお)間(ま)産で重さ200キロのクロマグロ1匹が,昨年の初競りでマグロ1匹についた最高値の3倍となる1400万円で落札された。
- 2013年の初競りで,同社はマグロ1匹を初競り史上最高値となる1億5540万円で落札した。
- 今年の初競りは築地市場で行われる最後の初競りとなった。
- 今年の初競りでは,スルメイカやブリ,アジが高値で売れた。
- 初競りのページへのリンク