兵科徽章
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輸送科の兵科徽章は、全体が金色の金属でできたバッジである。船の舵輪の上に重ねられた盾の中に、レールがあり、その上に翼のある車輪が描かれた意匠である。徽章の縦の長さは1 in (25 mm) である。 1919年に、「直径1 inのリムに囲まれたレールの上に、翼とフランジのある車輪」が輸送科の徽章として定められ、1920年6月4日に陸軍再編成法により陸軍の鉄道以外によるすべての輸送は需品総監の下に置かれた。現在の形の輸送科は、1942年の陸軍再編成の結果として1942年7月31日に組織され、それ以後正式な兵科の1つとして機能することになった。現在の輸送科徽章は、第一次世界大戦の輸送部隊のそれをもとにして盾と船の舵輪を加たものである。レールの上にある翼のある車輪は鉄道輸送を、船の舵は水上輸送を表しており、盾はアメリカ合衆国のハイウェイの標識と同じ形であり、陸上輸送を表している。
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兵科徽章
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士官が身につける武器科徽章は、炎を上げる古典的な爆弾を表した金属製のバッジであり、金色で高さは25 mm(1 in)ある。この意匠は英語では「シェル・アンド・フレイム (Shell & Flame) 」と呼ばれる。この徽章のデザインの起源はアメリカ独立前の1832年に遡り、アメリカ陸軍の兵科徽章の中で最も古いものと考えられている。元はイギリス陸軍で使用されていたものを武器科の前身となった武器省 (Ordnance Department) の制服のボタンとして1832年に採用したのが始まりである。砲兵科でも、1834年に交差した大砲をかたどった徽章が制定されるまでは同じ徽章を使っていた。 シェル・アンド・フレイムの意匠は、現在ではアメリカ陸軍とイギリス陸軍にとどまらず、イスラエル陸軍武器科 (Ordnance Corps (Israel)) や日本の陸上自衛隊武器科の徽章などのシンボルの一部としても採用されている。
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兵科徽章
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需品科の兵科徽章は、鷲、車輪、鍵及び剣が描かれた、金色の金属とエナメル製のバッジである。徽章の縦の長さは3/4 in (19 mm) である。車輪のスポークは金色で13本あり、ハブは白色、軸は赤色、外縁部は青色で13個の金色の星がはめ込まれている。その車輪に翼を広げた金色の鷲がとまっており、車輪の中央付近で斜めに交差する金色の剣(左上から右下向き)と鍵(右上から左下向き)が重ねられている。 需品部の徽章は、1895年に承認され、1912年に一時的に需品科が設立された際にはそのデザインは変更されずそのまま受け継がれた。第一次世界大戦の後、鷲の頭を1枚の翼の上に重ねるそれまでのデザインは、鷲の頭を翼に重ねずに翼の上方に置くように変更された。荷車の車輪は輸送を象徴し、独立戦争時代の最初の植民地と部隊の起源を象徴する。剣は軍隊を示す。鍵は需品管理を表し、需品部による軍事補給の統制を象徴する。鷲はアメリカ合衆国を象徴し、赤、白、青は同国のナショナル・カラーである。
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