兵器としての鉄騎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 06:37 UTC 版)
半導体消失以後の「アジアの大国」が製造した二足歩行戦車。Vertical Tank(VT)とも。 データサイド後の戦争は人口拡大に不可欠な農地を巡る争いとなり、土地への被害を避ける為文明崩壊前の市街地や鉱山地域を戦場とする局地戦が中心となった。そして、それらの障害物や高低差の多い複雑な地形に適応した局地陸戦兵器として鉄騎が開発された。 特徴である油圧・電動併用駆動式の二足歩行システムは高い不整地走破性を有するだけでなく、屈伸で車高や角度を変更する事で入り組んだ地形でも柔軟な火砲運用を可能とし、局地戦において旧来の兵器に対し高い優位性を有している。 半導体に頼らない(電子装備関連は真空管を使用)旧来の兵器とともに活用され、第三次大戦におけるユーラシア大陸への侵攻に大きく貢献している。その後、アジアの大国以外の各国でも鉄騎が作られるようになった。 通常の戦車同様に対物並びに歩兵に驚異的な性能を誇る。ただし、歩兵による上部ハッチからの直接攻撃や、対物ライフル、対戦車ロケット、地雷、IEDなど対鉄騎以外にも逆に脅威となるものも存在するため、歩兵に対して「絶対的」に強いというわけでもない。 また、歩行時の地形対応や姿勢制御を脚関節の角度表示とスリットからの視覚情報のみで行わなければならない為、操縦士の育成が極めて難しいという問題点もある。
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