公的資金注入~完済とは? わかりやすく解説

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公的資金注入~完済

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:15 UTC 版)

千葉興業銀行」の記事における「公的資金注入~完済」の解説

バブル経済期業容の拡大追求した千葉興銀は、バブル崩壊後特定業種対す大口融資等が不良債権化し98年3月期、翌99年3月期連続赤字計上自己資本比率も4.56%までに低下したため、1999年9月親密であった富士銀行100億円、安田火災海上安田生命などの芙蓉グループ各社さらに、県内企業個人対象とする合計350億円の第三者割当増資実施した増資引き受け機に富士銀とのATM無料開放実施された。 2000年1月金融監督庁検査入ったことを機に千葉興銀不良債権自己査定しなおした結果不良債権処理額は当初予定の2倍となる825億円まで増加、さらに自己資本比率も0.45%に低下し金融監督庁から早期是正措置を取るように求められた。このため同年8月富士銀安田生命安田火災海上への約280億円の第三者割当増資実施した。これによって富士銀関連会社とされた。また額面超過部分プレミアム減資433億円の実施によって繰越損失解消図ったこの方策によって自己資本比率は4%台に回復したものの、さらなる財務基盤安定化のため公的資金の注入が必要と判断同年9月末に6002500万円公的資金の注入を受け、自己資本比率も9.95%とまでに上昇したその後富士銀およびその後継であるみずほ銀の支援収益基盤従来法人融資中心から、個人中小企業対象へと切り替えるなどし事業再生進めた2013年7月4日付で、預金保険機構公的資金全額返済承認した

※この「公的資金注入~完済」の解説は、「千葉興業銀行」の解説の一部です。
「公的資金注入~完済」を含む「千葉興業銀行」の記事については、「千葉興業銀行」の概要を参照ください。

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