一乗谷朝倉氏遺跡とは? わかりやすく解説

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一乗谷朝倉氏遺跡

名称: 一乗谷朝倉氏遺跡
ふりがな いちじょうだにあさくらしいせき
種別 特別史跡
種別2:
都道府県 福井県
市区町村 福井市城戸ノ内町安波賀町東新町西新町
管理団体 福井市(昭5・10・4)
指定年月日 1930.07.08(昭和5.07.08)
指定基準 史2,史3,史6,史7,史8
特別指定年月日 昭和46.07.29
追加指定年月日 昭和46.07.29
解説文: 一乘谷城山ノ南北麓ニ在リ今二箇所ニ其阯ヲ留ム一ハ三方腰石土壘ヲ繞ラシ外方ニ濠阯ヲ存ス又園池石組ヨク殘存シテ舊規ヲ見ルヘク正面唐門アリ一ハ西南一町餘ノ山麓ニアリ諏訪トス義景ノ妻ノ別邸阯ト傳ヘラル園池瀧ノ石組アリ上ノ園阯ト共ニ古園形態ヲ留ム
朝倉氏舘阯ノ東方高所南陽寺阯アリ義景ガ足利義昭ノ爲メニ觀櫻ノ宴ヲ催セシ處ト傳ヘラル舊時庭園一部ヲ存セリ
S46-01-021一乗谷朝倉氏遺跡.txt: 一乗谷の地は、東西に山が迫り、その山あい北流する一乗谷川沿って帯状に狭い平地の連らなるところで、ここは文明3年(1471)、敏景が黒丸城より居を移してより5代103年間の戦国大名の雄朝倉氏拠点として著名である。
 これまで朝倉館、諏訪館、南陽寺、朝倉敏景墓、城跡上・下城戸跡が指定されているが、さらに館跡家臣居館跡御所跡、寺跡神社跡、跡等と平地東西に迫る山の部分追加指定し、これに史跡西山光寺跡合わせ戦国大名拠点形態総合的に保存しようとするものである。なお、これを機会あわせて特別史跡とするものである
S39-06-015一乗谷朝倉氏遺跡(史跡.txt: 一乗谷に拠地を構えた北陸の雄朝倉氏は、天正元年織田信長にほろぼされたが、かつては将軍足利義昭もここに庇護求めた南北長い山[[間]あい]に一乗谷川北流し帯状平地が続く。このような地形は、防備しやすく、中世豪族の拠地として好んで選ばれたのであって、その典型的な例が本史跡である。
 一乗谷川右岸の[[館]やかた]跡は、すでに史跡および名勝指定されているが、これに[[城戸]きど]跡および城跡追加指定し、拠地の総合的な保存行なおうとするものである
 城戸は館の北(下城戸)と南(上城戸)にあり、谷を東西横断する防壘である。この両城戸の間は、約1.5キロメートル一乗谷中枢部で城戸の内といわれている。いま一部取り払われているが、旧観をとどめ、下城戸で巨石石垣が[[喰違]くいちがい]を構成しているのは偉観である。
 城は館の東背部にそびえる一乗城山標高435メートル)の頂上部築かれ山城で、本丸等の四郭が尾根上にあり、また千畳敷観音屋敷調練場等の[[郭]くるわ]が配されている。
史跡名勝記念物のほかの用語一覧
天然記念物:  龍谷寺のモリオカシダレ  龍野のカタシボ竹林
特別史跡:  キトラ古墳  一乗谷朝倉氏遺跡  三内丸山遺跡  中尊寺境内  五稜郭跡

一乗谷朝倉氏遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 16:56 UTC 版)

一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだに あさくらし いせき)は、福井県福井市城戸ノ内町にある戦国時代遺跡日本の城)。戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡。一乗谷城(山城)と山麓の城下町(朝倉氏および家臣の居館)からなる。




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