ラージャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/10 02:40 UTC 版)
ラージャン
- 豆板醤の一種。
- モンスターハンターシリーズに登場する架空のモンスター。牙獣種 (モンスターハンターシリーズ)#ラージャンを参照。
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ラージャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:46 UTC 版)
「牙獣種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「ラージャン」の解説
別称:金獅子(きんじし) 登場作品(通常個体):MH2/MHP2/MHP2G/MH4/MH4G/MHX/MHXX/MHWI/MHR/MHRS/MHF/MHXR 登場作品(特殊個体):MHP2G/MH4/MH4G/MHX/MHXX/MHWI/MHXR 作品中の分類:尖爪目堅歯亜目ラージャン科 全長:約1008センチメートル/全高:約649センチメートル/脚裏のサイズ:約149センチメートル テーマ曲:黄金の鬣 巨大な猿のような体躯と、山羊の角のような捩れた二本の角が横からつき出た頭部を持つモンスター。金獅子と呼ばれる由来は、激昂時に毛が逆立ち金色を帯びるためである。「超攻撃的生物」と呼ばれており、その力は唯一古龍に匹敵すると伝えられている。実際にも古龍種に匹敵する戦闘能力と危険性を持ち、ラージャンが出没した地域一帯はモンスターが逃げ出す(MH4では逃げ出さなくなった)。視界に入ってきた者には人であれモンスターであれ徹底的に攻撃をしかける。そのため、姿を見て生き延びた者は極めて稀である。かつては情報が少なく、生態は非常に謎が多かった。「黒い身体だった」「金色の身体だった」「輝く翼で空を飛んでいた(これは激昂し金色の体毛が逆立った状態で大跳躍したことで、金色の体毛が翼のように見えたというのが実態だった)」等、目撃情報が一定せず錯綜していたため、一時期は分類不能な生物として古龍種を担当する研究者が調査を行っていたが、MHP2の頃には情報が整理され、攻撃的な特徴を持つ牙獣種という位置付けになっている。以上の理由から、未熟な下位ハンターに狩猟させるのは危険なので、上位からの狩猟が許可されている。 MHP2Gでは、「激昂したラージャン」と呼ばれる常に怒り状態の極めて凶暴な特殊個体が存在する。この個体は、さらに一段階上の怒り状態が存在し、全身が電撃に包まれ、驚異的な破壊力を発揮し、攻撃の範囲・射程が広くなる。尻尾がすでに破壊されているため、怒り状態を解除することもできないが、前述表記の通り、常時怒り状態なためにフットワークで動いた後、バックジャンプをする傾向にある。なお、激昂したラージャンはMHP2Gでは動きが通常種よりもやや鈍くなるという弱点もあったが、MH4ではスピードも強化される。MH4Gでは旅団のG級クエストにも登場する。 MH4では怪力を生かした拘束攻撃や、地中の巨大な岩石や瓦礫をくり抜いて投げつける攻撃などが追加された。時間経過で形態が変化し、前腕が「闘気硬化」によって格段に堅くなり、より攻撃的になるが、代わりに後ろ足の肉質が軟化する。MH4Gでは狂竜化個体や極限状態のラージャンが登場する。G級個体はローリングアタックが強化され、2~3回もの連続攻撃を繰り出してくる。極限状態は下半身が硬化するため、闘気硬化状態であるとほとんど隙が無くなる。この個体固有の攻撃として岩石投げの岩がグラビモス並の巨大な物になっている。イベントクエストでしか単体の通常個体と戦うことが出来ない。 変種は属性攻撃がほとんど通用せず、肉質も大幅に硬化しているなど防御面に大幅な強化がかかっている。特異個体は目が青く、常に怒り状態で、黄金の毛は下半身に届く程長い。さらにその怒りを超えて帯のような金色のオーラがラージャン自身を取り巻く激昂状態を秘めている(見た目とともに特殊個体の激昂状態とはまた異なる)。攻撃力が凄まじく上昇しているのに加え、ローリングアタックや連続で殴りかかる攻撃は追尾性能が大幅に向上し、龍風圧で怯んだハンターを殴打する高速のラリアット攻撃や叩きつけ時に前後に衝撃波が発生する空中回転攻撃、口から吐くビーム状ブレスは波動を纏って攻撃範囲がさらに広がり、上空に飛び上がってから急降下して地面に拳を叩きつける攻撃は剣士にとって大きな脅威となる。なお、バックジャンプにも放電が付加し、連続の連打攻撃は途中で一度バックジャンプしてから再び殴りかかってくる性質があるため、既存の「股下に潜る」という戦法が取りづらくなっている。激個体は常に怒り状態となっているが、激昂状態は持たない。周囲に大きく放電する雷弾ブレスや巨大な衝撃波を伴う気光ブレスを吐き、これらの技が特異個体にそのまま流用されている。 また、ラージャンの特異個体の中でも特に激昂時に異質で強力な赤いオーラを放つラージャン「赤き金獅子」が存在する。この特殊な個体は通常時には既に金色のオーラを纏った激昂状態であることからも分かるように、特異個体ではない通常の個体と比べて三段階上の怒り状態を持つ。特徴的なこととして、絶命まで転倒はおろか怯みすら一切せず、尻尾は切断不可能、状態異常や罠も通用しないほか、激昂時の赤いオーラはガンナーの拡散弾を無力化してしまう。用いる全ての技が攻撃力、攻撃範囲、追尾性能、攻撃速度のいずれも大幅に強化され、頭上に作り出した巨大な光球で周囲を光の海と化して超広範囲を吹き飛ばす一撃必殺の攻撃を使用する。この赤き金獅子はラージャン変種特異個体のクエストを受注したときに低確率で出現し、これを討伐すると、討伐の証として[金獅子の王牙]というアイテムが入手できるが、その希少さ故に、加工方法が確立されておらず、値段もつけられていない。赤き金獅子は史上最高ランクであるハンターランク999のクエストとして期間限定で配信されており、これに勝利すると金獅子の王牙が入手できるほかに、特設の公式ページにハンターネーム・使用した武器・クリアタイムが載るという一大イベントとなっていた。MHFの運営チームの記録によれば、約27万回の挑戦のうち、その成功率はわずか6%弱であったが、運営チーム曰く「予想を上回った」とのこと。MHFのG級クエストでは通常の気光ブレスの代わりに、自身の体格に匹敵するほどの超巨大な気光弾を充填し、放電とともに前方へ発射する大技を得た。この気光弾は凄まじい威力を誇り、着弾すると超広範囲にドーム状の気光を放って周囲を吹き飛ばす。なお、G級クエストでは前述の赤き金獅子は通常出現しないが、特別なイベントクエストでのみランダムではなく正規に登場することがある。特に赤き金獅子が2頭同時に登場するクエストでは、2頭が高速回転しながらフィールドを駆け巡ったあとに衝突を起こし、フィールドのほぼ全域を吹き飛ばす大技を行うほか、1頭が討伐されると残った1頭が憤激し、黒い雷を纏ったさらなる段階「赤き鬼神」へと変貌する性質を持つ。赤き鬼神と化したラージャンは高速回転からのパンチで後方へ複数の地面隆起を発生させたり、上空へ飛び上がってから繰り出す急降下正拳突きを2連続で放つなど行動パターンがより苛烈になる。
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