マッラ国
マッラ国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:21 UTC 版)
「マッラ国」も参照 ガンジス川の北岸に位置した国家。 マッラ国(末羅国)はクシナガラ(現在のカシア)とパーヴァーを拠点とした2勢力(クシナガラ・マッラ族、パーヴァー・マッラ族)によって形成された。ヴァッジ国と同じくガナ・サンガ国の1つと言われているが、マッラ国についての記録は非常に乏しい。 パーヴァー・マッラ族は新しく作った集会堂の最初の使用者として釈迦を招請したと伝えられる。また、クシナガラは釈迦が涅槃を決意した土地であり、釈迦の弟子アーナンダが派遣されていた。 リッチャヴィ族のヴァッジ国と対立していたが、マガダ国が膨張を始めるとヴァッジ国と同盟を結んでマガダ国に対抗したという説もあるが、最終的にマガダ国によって征服された。
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