ミズナラとは? わかりやすく解説

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みず‐なら〔みづ‐〕【水×楢】

読み方:みずなら

ブナ科落葉高木山地多く、高さ30メートルにも達し樹枝黒褐色裂け目がある。大きく倒卵形で縁にぎざぎざがあり、柄はほとんどない5月ごろ、雌花と尾状の雄花とをつける。実はどんぐり。材は建築器具用。おおなら

水楢の画像
撮影おくやまひさし

水楢

読み方:ミズナラ(mizunara)

ブナ科落葉高木


ミズナラ

別名:
【英】:Quercus crispula
(ブナ科)


北海道本州四国九州、さらにサハリン南千島朝鮮などに分布しますが、代表的な日本での産地北海道です。この類の木材は、広葉樹材としては日本のみでなく、欧米諸国においても代表的なものです。フランスルーブル博物館展示品家具なかにはヨーロッパ産の同類木材使われているものがあります最近日本においてもミズナラ製の家具対す需要高まってきています。これは、たぶん住宅様式欧風化と本物指向伴って、ミズナラのもつ木材味わい見直されるようになったからでしょう歴史的にミズナラの類がヨーロッパでは高級用材として珍重され北海道からそのための厚板として古くから輸出されています。木材少な日本から海外へ輸出されたものとして珍しい例です。

木材
心材褐色で、淡色辺材からはっきり区別出来ます年輪の境に沿って大きな道管環状並んでいるため、年輪がはっきりとしています。
このような組織のため、成長がよいと木材比重高くなり、硬くなります逆に成長が悪いと、軽軟になります放射組織幅広く、高いので、とくに柾目面では、帯状模様(とらふ)はっきりとあらわれ家具材用いたときの大きな魅力となってます。気乾比重の値は6.45~0.68 (平均値)~0.90 で重硬です。心材保存性中庸で、加工難しい方です。

用途
洋風家具器具床板運動具、洋酒造船木炭合板単板車両などがありますウィスキーは、日本はもちろんイギリスアメリカでもこの類の木材作られており、日本酒スギとの間の関係のように欠かかせないものです。


ミズナラ

ミズナラ
科名 ブナ科
別名: -
生薬名: -
漢字表記 水楢
原産 日本
用途 山林自生する落葉高木。材には水分多く燃えにくいのでミズナラの名がありますコナラ属の中で一番の有用材で、果実渋抜き食用されます
学名: Quercus mongolica Fisch.
   var. grosseserrata Rehd. et Wils.

水楢

読み方:ミズナラ(mizunara)

ブナ科落葉高木園芸植物薬用植物

学名 Quercus mongolica var.grosseserrata


ミズナラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 15:28 UTC 版)

ミズナラ(水楢[10]学名: Quercus crispulaは、ブナ科コナラ属落葉高木




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