ビワ

デジタル大辞泉

び‐わ〔‐ハ〕【^×枇^×杷】

読み方：びわ

バラ科の常緑高木。四国・九州の一部に自生し、高さ約10メートル。葉は大形の長楕円形で、表面はつやがあり、裏面に灰褐色の毛が密生。秋から冬、黄色がかった白い花を密につける。夏、倒卵形の実が黄橙色に熟し、食用とされる。《季 実＝夏 花＝冬》「—黄なり空はあやめの花曇り／素堂」「磯の香に峙(そばだ)つ山も—のころ／秋桜子」

ビワの花／撮影・広瀬雅敏

ビワの実／撮影・広瀬雅敏

枇杷の葉を模した紋所「三つ枇杷の葉」

び‐わ〔‐ハ〕【^×琵^×琶】

読み方：びわ

東洋の弦楽器。木製の扁平(へんぺい)な茄子(なす)形の胴に、4、5本の弦を張ったもの。日本のものはふつう4〜5個の柱(じゅう)をつけ、撥(ばち)で奏する。起源はペルシアとされ、中央アジア・中国・朝鮮半島を経て、奈良時代に日本に伝来。雅楽に用いられ（楽琵琶）、のち盲僧琵琶・平家琵琶・薩摩(さつま)琵琶・筑前琵琶などが生まれた。

難読語辞典

枇杷

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

バラ科の常緑喬木、実は食用

歴史民俗用語辞典

琵琶

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

楽器の一。雅楽・平曲・近世琵琶の三種がある。

短編小説作品名辞典

ビワ

作者前田美代子

収載図書風になるまで
出版社石風社
刊行年月2005.8

薬用植物一覧

ビワ

科名： バラ科 別名： - 生薬名： ビワヨウ（枇杷葉） 漢字表記： 枇杷 原産： 東アジア；温帯 用途： 江戸時代には、ビワの葉を主とした枇杷葉湯を夏の清涼飲料としました。また、あせもができやすい時期には、葉を浴湯料としました。 学名： Eriobotrya japonica Lindl.

植物名辞典

枇杷

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

バラ科の常緑小高木、園芸植物、薬用植物

学名 Eriobotrya japonica

比波

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

バラ科の常緑小高木、園芸植物、薬用植物

学名 Eriobotrya japonica

季語・季題辞典

枇杷

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

バラ科の常緑樹。その実は球形もしくは細長く、黄色で甘く美味

季節 夏

分類 植物

地名辞典

美和

読み方：ビワ（ｂｉｗａ）

所在 北海道網走郡美幌町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

ビワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/10 02:47 UTC 版)

ビワ（枇杷、学名: Rhaphiolepis bibas; シノニム: Eriobotrya japonica）は、バラ科の常緑高木、および食用となるその実。

Weblio日本語例文用例辞書

「ビワ」の例文・使い方・用例・文例

• クビワトカゲ類
• クビワヘビを含むナミヘビ科の爬虫類の属
• クビワミフウズラ
• ビワハゴロモ：ビワハゴロモ
• クビワレミング
• 以下を含むケシ目のビワモドキ亜綱双子葉植物：ケッパー、クレオメ、ギョボクとポラニシア属
• ビワモドキ亜綱の中の双子葉植物の大きな目
• 強靭な葉、あるいは平たい葉のような茎のある、主に熱帯の低木、樹木、およびよじ登る植物：ビワモドキ属およびヒバーティア属
• ビワという弦楽器
• １月19日，滋賀県にある琵琶湖博物館が琵琶湖で黄色いビワコオオナマズを捕獲したと発表した。
• ビワコオオナマズは通常，青みがかった黒色だ。
• １月11日の早朝，ある漁民が漁網の中に黄色いビワコオオナマズを発見した。
• ビワコオオナマズは国内最大のナマズだ。
• 同博物館によると，この黄色いビワコオオナマズは捕獲されたとき，少し傷を負った。