ハープシコード【harpsichord】
ハープシコード [harpsicord]
チェンバロ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 19:29 UTC 版)
チェンバロ(独: Cembalo, 伊: clavicembalo)は、弦をプレクトラムで弾いて発音する鍵盤楽器である。英語ではハープシコード (harpsichord)、フランス語ではクラヴサン (clavecin) という。
注釈
- ^ 通常チェンバロのスケールの比較にはc2(二点ハ)のキーの弦の長さを用いる。
- ^ Pascal Joseph Taskin (1723 – 1793)、18世紀フランスを代表するチェンバロ製作者の一人。
- ^ (英: lute stop, 仏: nasale, 独: Nazard, Spinet, Cornet) 英語でリュート・ストップと呼ばれるが、他の言語ではリュートの名はバフ・ストップに対して用いられるので、混乱を避けるために現在では英語でもナザール・ストップという名称が用いられることがある。1537年のライプツィヒのミュラーのチェンバロで最初に見られ、ドイツ、イギリス、フランドルで普及した。
- ^ (英: buff stop, 仏: jeu de luth, 独: Lautenzug, 伊: liuto) リュート・ストップ、ハープ・ストップなどとも呼ばれるので、リュート・ストップ(ナザール)と混同しないよう注意が必要である。中間で分割され、高音と低音で音色を対比させることができるものもある。
- ^ (仏: peau de buffle)パスカル・タスカンが1768年に発明したとされ、18世紀後期のフランスの楽器に見られる。
- ^ ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿にある二台のミートケのチェンバロの一つ、一段鍵盤のチェンバロで通称「白のミートケ」。もう一台は黒いケースの二段鍵盤のチェンバロで「黒のミートケ」と呼ばれている。
出典
- ^ a b c d e f g E. M. Ripin, H. Schott, J. Koster, D. Wraight, B. K. de Pascual, G. G. O’BRIEN, A. Huber, W. Dowd, C. Mould, L. Whitehead, M. Elste, "Harpsichord," The New Grove Dictionary of Music and Musicians, 2nd ed., London, Macmillan, 2001.
- ^ Robert Brook, "A Paean to The Italian Harpsichord," Early Music America, Vol. 17, No. 1; Spring 2011.
- ^ avec l'aimable autorisation de Marco Brighenti, facteur d'instruments à Parme [1]
- ^ Denzil Wraight - Italian Keyboard Instruments, "COMPASSES OF ITALIAN STRING KEYBOARD INSTRUMENTS".
- ^ E. M. Ripin, D. Wraight, D. Martin, "Virginal," The New Grove Dictionary of Music and Musicians, 2nd ed., London, Macmillan, 2001.
- ^ E. M. Ripin, L. Whitehead, "Spinet," The New Grove Dictionary of Music and Musicians, 2nd ed., London, Macmillan, 2001.
- ^ The Ultimate Encyclopaedia of Musical Instruments, ISBN 1-85868-185-5, p. 138.
- ^ Hubbard 1967, 77
- ^ MIM Berlin, catalog number 5614.
- ^ J. A. Richard, "The Pleyel Harpsichord," The English Harpsichord Magazine, Vol. 2, No. 5, 1979.
- ^ THE SOUNDS OF EUROPEAN REVIVAL HARPSICHORDS
- ^ Hubbard 1967, 20
- ^ Denzil Wraight - Italian Keyboard Instruments, "PITCH IN ITALIAN STRING KEYBOARD INSTRUMENTS".
- ^ Kottick 2003, 156
- ^ fr:Clavecin Taskin de 1769
- ^ Thomas McGeary, "Early English Harpsichord Building A Reassessment," The English Harpsichord Magazine, Vol. 1, No. 1, 1973.。
- ^ 歴史的チェンバロとモダン・チェンバロの相違点はCarey Beebe Harpsichords, "What sort of harpsichord is that?"を参照
- ^ Bertold Hummel list of works: Op. 15, Divertimento capriccioso for harpsichord and chamber orchestra.
- ^ カプリコーンによるシュニトケ室内楽曲集=CDA66885解説書に、「(チェンバロは)シュニトケの大オーケストラ・スコアにてしばしば遭遇する楽器」との記述あり。
- ^ 光井安子「邦人作曲家によるチェンバロ作品と調査」『岩手大学教育学部付属教育実践研究指導センター研究紀要』第7号、1997年。
- ^ Rolling Stones at Scaruffi.com's "History of Rock Music"
- ^ Out of Time review by Rolling Stone
ハープ・シコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 09:32 UTC 版)
「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」の記事における「ハープ・シコード」の解説
グローリア大帝国の戦闘元帥。グローリアの長き歴史の中で最強の精霊武闘術使いと謳われたグローリアが誇る伝説の英雄。その実力はクラーリィと同等かそれ以上とされる。グローリア単独の大侵攻で従軍し北の都へ攻め込むも、ケストラーの圧倒的な力の前に敗れ戦死してしまう。
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ハープ・シコード
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「ハーメルンのバイオリン弾きの登場人物」の記事における「ハープ・シコード」の解説
グローリアー帝国最強の近衛師団長。グロッケンが認めるほどの最強の妖術使いと言われている。クラーリィと似た性格だが、クラーリィよりもクールで寡黙。グロッケンと違い、クラーリィの実力も認めている。名前の由来は、撥弦楽器または鍵盤楽器の一種チェンバロの英名「ハープ・シコード」から。
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