通奏低音とは? わかりやすく解説

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つうそう‐ていおん【通奏低音】

読み方:つうそうていおん

《(イタリア)basso continuo/(ドイツ)Generalbaß》バロック音楽演奏で、チェンバロなどの奏者低音旋律和音を示す数字基づいて即興的に和音補いながら伴奏部を弾くこと。また、その低音部。数字付き低音バッソコンティヌオゲネラルバス

常に底流としてある、考え主張のたとえ。「平和へ願いがこの本のとなっている」


通奏低音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 17:16 UTC 版)

通奏低音(つうそうていおん)とは、主にバロック音楽において行われる伴奏の形態。一般に楽譜上では低音部の旋律のみが示され、奏者はそれに適切な和音を付けて演奏する。イタリア語のバッソ・コンティヌオ (Basso continuo) の訳語で、伴奏楽器が間断なく演奏し続けるということからこの名がある。略してコンティヌオと呼ぶことも多い。ドイツ語でゲネラルバス (Generalbass) とも呼ばれる。


  1. ^ 音楽の友社 A.バートン編 / 角倉一朗訳 「バロック音楽 歴史的背景と演奏習慣」 第二章 記譜法、楽器法の項目
  2. ^ 通奏低音”. コトバンク. デジタル大辞泉. 2018年12月19日閲覧。
  3. ^ 鈴木秀美. “通奏低音弾きの言葉では…”. アルテス電子版. 2018年12月19日閲覧。
  4. ^ 比喩的に使われた「通奏低音」というコトバは、たいていは誤用です”. クラングレーデ コンサート事務局ブログ. 2016年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月19日閲覧。
  5. ^ 吉松隆. “バロック音楽についての雑感”. 月刊クラシック音楽探偵事務所. 2018年12月19日閲覧。


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