ディンギル帝国軍
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「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の記事における「ディンギル帝国軍」の解説
都市衛星ウルク ディンギル星を脱出した後のディンギル人達の拠点。ワープシステムを備えており、距離の制限があるものの惑星規模の物体すらワープさせることができる。 ヤマトの強行着陸により戦場となり、最後はヤマトを道連れにする形で自爆させられる。 移動要塞母艦 ルガール・ド・ザールの補給基地となる大型機動要塞。冥王星会戦において、ヤマトの波動カートリッジ弾による長距離砲撃によって大破・炎上する。 巨大戦艦ガルンボルスト ルガール・ド・ザールの乗艦で、太陽系制圧艦隊の旗艦。冥王星会戦において敗北した際、ただ1隻でウルクまで逃走する。 後に同型艦が多数登場するが、ヤマトの波動砲により全滅する。 水雷艇 ハイパー放射ミサイルを搭載した水雷艇で、水雷母艦によって運用される。地球艦隊との戦闘における要を担っている。 ハイパー放射ミサイル ディンギル帝国が使用するミサイルで、それ自体の破壊力はもとより、放射性物質の放出により乗組員へ直接ダメージを与えるという特性を持つ。 ミサイルでありながら命中率は劣悪で、目標殲滅には複数発もの発射が必要となる。だが当初、地球側は有効な防御手段を持たなかったため、このミサイルによる攻撃により艦隊が壊滅する。しかし、中盤で真田が対抗装備「対ハイパー放射ミサイル艦首ビーム砲」を完成させたため、完全に無力な兵器に成り下がる。
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ディンギル帝国軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 19:39 UTC 版)
徹底的な弱肉強食思想の下、敵対者は完全に殲滅することを信条とする。「敵に対する敬意や情けをかける」といった地球流の発想はなく、逆に地球側が味方の救助作業を行っている隙を突いて攻撃を仕掛けるなど、敵の習慣を巧みに利用した作戦を展開する。 最大の武器は、水雷戦隊の発射するハイパー放射ミサイルで、真田志郎が「対ハイパー放射ミサイル艦首ビーム砲」を発明するまで無敵とも言える兵器であった。他の特徴的な兵器にニュートリノビームがある。 所有艦艇は反波動粒子体をエネルギーとしている。地球への侵攻時、アクエリアスにエネルギー吸収プラントを建設し、アクエリアスの水から反波動粒子体を取り出していた。後にヤマトは地球への接近するアクエリアスの水柱を断つため、このエネルギー吸収プラントからトリチウムを積み込む。 メカデザインとしては、主武装のガトリング型ビーム砲と、前から見ると矢印(←)状の独特なフィンの形状に特徴が見られる。このフィンは航空機尾翼用に限られるものではなく、艦艇の横や、ガトリング砲の横など、大きさも様々なものが取り付けられている。 また陸戦や白兵戦闘においても精強である。陸戦のために、メカホース(馬形ロボット)による騎兵軍団がある。都市衛星ウルクにおけるヤマトとの白兵戦においては、ルガール自らこの騎兵軍団を率い、ヤマトに突撃を敢行した。この戦いで、突入してきたヤマトクルーたちに大打撃を与えて島大介を戦死させている。
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